膝痛患者の37%に慢性広範囲疼痛

 スウェーデン・Halmstad UniversityのCharlotte Sylwander氏らは、同国の膝痛を有する患者における圧痛閾値(PPT)と慢性広範囲疼痛(CWP)、変形性膝関節症(膝OA)、肥満の関係を検討した結果を欧州リウマチ学会(EULAR 2020、6月3日からウェブ開催)で発表。膝痛患者のCWP有症率は37%と一般集団よりも高く、PPTが低いとさらに有症率が高くなることが示された。