世界の5人に1人にCOVID-19重症化リスク
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英・London School of Hygiene and Tropical MedicineのAndrew Clark氏らは、世界疾病負担研究(GBD)2017および国連世界人口推計2020年版のデータを用いて新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の重症化危険因子となる基礎疾患(心血管疾患、慢性腎臓病、糖尿病、慢性呼吸器疾患など)の有病率を解析。世界全体ではこれらの基礎疾患を1つ以上有する人は17億人(22.4%)で、COVID-19重症化リスクを保有する割合は5人に1人に上るとの推計結果をLancet Glob Health(2020年6月15日オンライン版)に発表した。