未治療mCRPCへアパルタミド追加でOS改善せず
- がん
- 腎・泌尿器
- 薬剤情報
- 臨床医学
- 学会レポート
- がん
- がん全般
- 前立腺がん
- 化学療法
- 抗悪性腫瘍薬
- 泌尿器科
- 第Ⅲ相試験
- 米国臨床腫瘍学会
- 転移性去勢抵抗性前立腺がん
転移性去勢抵抗性前立腺がん(mCRPC)に対する第二世代抗アンドロゲン薬アビラテロン+prednisone併用(AAP)療法への非ステロイド性アンドロゲン受容体拮抗薬アパルタミドの上乗せは、アンドロゲン受容体阻害とリガンド抑制の相加作用による有効性が期待されている。米・Memorial Sloan Kettering Cancer CenterのDana E. Rathkopf氏は、化学療法未治療のmCRPCに対するAAP療法へのアパルタミド上乗せの効果を検証する第Ⅲ相ランダム化比較試験ACISの全生存期間(OS)の最終解析結果を米国臨床腫瘍学会泌尿器癌シンポジウム2021(ASCO-GU 2021、2月11~13日、ウェブ開催)で発表。アパルタミド上乗せにより、画像診断に基づく無増悪生存期間(rPFS)は有意に延長したものの、OSの延長は認められなかったと報告した。