PSMA標的療法でmCRPCのOS・rPFS延長
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- 米国臨床腫瘍学会
- 転移性去勢抵抗性前立腺がん
転移性去勢抵抗性前立腺がん(mCRPC)に対しては第二世代抗アンドロゲン薬をはじめ新たな治療薬の開発が進められているが、予後は依然不良である。近年、前立腺特異的膜抗原(PSMA)を標的とした検討が好成績を示しており、臨床応用が期待される。米国臨床腫瘍学会(ASCO 2021、6月4〜8日、ウェブ開催)で米・Memorial Sloan Kettering Cancer CenterのMichael J. Morris氏は、標準治療を対照に既治療mCRPCに対するPSMA標的療法(177Lu-PSMA-617)上乗せの有効性と安全性を検討した非盲検第Ⅲ相ランダム化比較試験VISIONの結果を発表。予後の改善と良好な忍容性が示されたと報告した。