術後ペムブロ、腎がん全摘後のDFS改善

 局所腎細胞がんの標準治療は腎摘出術だが、約半数が術後に再発し、再発抑制に有効な術後補助療法は確立していない。二重盲検第Ⅲ相ランダム化比較試験KEYNOTE-564では、腎細胞がんの術後療法におけるペムブロリズマブの有効性と安全性をプラセボを対照に検討。米・Dana-Farber Cancer InstituteのToni K. Choueiri氏は、無病生存(DFS)の有意な延長が示されたとする同試験の中間解析結果を、米国臨床腫瘍学会(ASCO 2021、6月4〜8日、ウェブ開催)で報告した。