集中治療医療体制の強靭化に向け提言
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新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミックの発生により、わが国の集中治療医療体制の長所と短所が明らかとなった。諸外国に比べCOVID-19重症患者の救命率が高いものの(関連記事「アルファ株、ECMO施行例が若年化傾向」)、集中治療室(ICU)の病床数は少なく、欧米ほど重症者数が多くないにもかかわらず病床が逼迫、医療崩壊と報道される地域も発生する事態に至った。こうした現状を踏まえ、日本集中治療医学会は9月13日、脆弱さが浮き彫りとなった集中治療医療体制の強靭化に向けた提言を発表。有事の際に非ICU高度急性期病床を速やかにICU病床として運用するための事前計画の策定や、「集中治療科」を新たに標榜科として認め、集中治療科医の育成強化などについての方策を示した。