骨粗鬆症における一次骨折予防の要点
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骨粗鬆症における骨折の危険因子の1つとして既存骨折が挙げられる。一度骨折をすると短期間で連鎖的に骨折しやすくなるため、一次骨折をいかに予防するかが肝要とされている。札幌琴似整形外科(札幌市)骨粗鬆症センター長の髙田潤一氏は第34回日本臨床整形外科学会(10月4~29日、ウェブ開催)で、骨粗鬆症の一次骨折予防に対する薬剤選択をテーマに講演。一次骨折予防においてエビデンスが確立している治療薬の1つである抗RANKL抗体デノスマブの逐次療法や、ビスホスホネート(BP)製剤休薬後の経過観察における骨代謝マーカーの評価などについて解説した。