mRNAワクチン3回目接種がオミクロンに「著効」
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新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)オミクロン株に対するワクチンの有効性に関する新たなデータが明らかになった。米・Massachusetts General HospitalのWilfredo F. Garcia-Beltran氏らは、米国の医療従事者および地域住民239人から得られた血清検体を用いてオミクロン株、デルタ株、野生株に対する各種ワクチンの有効性について検討。オミクロン株に対しては、mRNAワクチンの2回目接種完了から3カ月以内の人でも中和抗体価は極めて低かったが、3回目のブースター接種を完了している人では2回目接種完了者と比べて19~27倍高いことが示された。同氏らは「オミクロン株に対するmRNAワクチンのブースター接種の必要性を裏付ける結果」としている。詳細はCell(2021年12月23日オンライン版)に発表された。