HER2標的のCAR-T療法、治験開始

 信州大学小児医学教室教授の中沢洋三氏、同大学遺伝子・細胞治療研究開発センター教授の柳生茂希氏らの研究グループは、HER2陽性の再発・進行骨・軟部肉腫と婦人科悪性腫瘍患者を対象としたキメラ抗原受容体遺伝子改変自家T細胞(CAR-T)療法の医師主導治験第2弾を開始すると発表した。試験期間は3年を予定している。