腎移植を受けた医師が語る「患者の声が持つ力」

「自分自身の疾患をめぐる経験、医療と医療スタッフに対して今後期待することを、患者さん自身の言葉で存分に語っていただく場を設けたい」−。第65回日本腎臓学会総会長を務める神戸大学大学院腎臓内科学教授の西慎一氏肝入りの総会長特別企画「慢性腎臓病(CKD)患者さんの声に耳を傾けてみよう」では、生体腎移植を受けた経験を持つ腎臓内科医で佐久総合病院(長野県)腎臓内科副部長の村上穣氏が登壇。自身の疾患をめぐるさまざまな葛藤から見いだした患者の声が持つ力と、これからの医療および臨床研究が目指すべき患者の力を生かした医療者との協働について述べた。