難治化しやすいめまい、クリニックでの対応法

 耳鼻咽喉科クリニックにおいて、めまいは他の耳鼻科疾患と比べ診察時間が長くなる傾向があり、難治性めまいへの対応に難渋する場合も少なくない。船曳耳鼻咽喉科・めまいクリニック(神戸市)院長の船曳和雄氏は、第123回日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会(5月25~28日)で難治性となりうる良性発作性頭位めまい症(BPPV)、前庭性発作症(Vestibular Paroxysmia;VP)、頸性めまいの3疾患について、クリニックで行う診療法を解説した。