【ジェラルド・ジェンタ】第25回ジュネーブ時計グランプリで「レディース」部門賞を受賞



2025年11月13日、ジュネーブで開催された第25回ジュネーブ時計グランプリの授賞式において、「ジェンティッシマ ウルサン ファイアーオパール」が「レディース」部門の栄誉ある賞を受賞。



あらゆるディテールにおいて温もりとエネルギーを放つ「ウルサン ファイアーオパール」。

「ジェンティッシマ ウルサン」コレクションにおいて4作目となる本モデルは、デザインと創造性でウォッチメイキングの伝統の枠を押し広げるジェラルド・ジェンタ・ラボが直々に手掛けたもの。美学と構造の面において、ジェンタ氏のレガシーが一目で感じられるでしょう。このリミテッドエディションのウォッチのイエローゴールド製のケースの周りには、個別にネジ止めされた宝石ファイアーオパールが並びます。このタイムピースはクリエイティブな無限の可能性を提供するコレクションであり、独自性やエレガンスを求める人々の出発点となるというメゾンの哲学に沿っています。

デザインと個性の差別化が最優先されたこの「ジェンティッシマ」コレクションの最新作は、美の追求に対する絶え間ない努力の結晶であり、ジェンタ氏の直感的かつクリエイティブな才能と美しい宝石に対する慧眼にオマージュを捧げたもの。ファイアーオパールは、メキシコ全土の火山の地下深くから産出され、溶岩の中に水が閉じ込められることで独特なイエローやオレンジ、またはレッドの色素が生まれます。この複雑な宝石は、地質学者を何世紀もの間、困惑させてきた特殊な化学組成からなるもの。この石の魅惑的なオレンジの色調や創造性や自信を高めるシンボルとしてのその意味合いが、ジェラルド・ジェンタのアーティスティック・ディレクター マチュー・エジにインスピレーションをもたらしました。「このクリエーションを通じて、『ジェンティッシマ ウルサン』のクリエイティブコンセプトの境界を押し広げ、稀少な宝石をまとったアイテム提供すると共に、有機的な色や美しい宝石、そして美に対するジェンタ氏の情熱に敬意を表した」とエジは説明しています。



受け継がれる「ウルサン」のデザインのレガシー

「ウルサン」の物語は、1994年にジェンタ一家がバカンスに訪れたコルシカ島からはじまります。フランス語でウニを意味する「ウルサン」。その姿に魅了されたジェラルドはいつものように、その場で直感的に最初のデザインのスケッチを描き下ろしました。棘のある球状の外観は、ビーズで飾られた丸いケースのウォッチの形となり、本コレクションのすべてのバリエーションにおいて、ウォッチに特有の魅力を与えています。

そして30年後、「ウルサン」は、メゾン ジェラルド・ジェンタにとって奥深さに満ちた新章を切り拓きます。コレクションの4作目は、ジェンタ氏ならではのユニークな美的感覚とシンボルとしての意味を持つパワフルな宝石への魅力をさらに探求。

アステカ時代から現代にいたるまで、「ジョワ・ドゥ・ヴィーヴル(生きる喜び)」、幸福、創造性の高まりを象徴するファイアーオパール。これらの宝石の純粋な美しさを超えて、その意味は、ウォッチデザインへのジェンタ氏の直感的かつパーソナルなアプローチと共鳴します。

コレクションの中で最も華やかなモデルであり、ファイアーオパールの暖かな色調を反映するオレンジのカーネリアン製のダイアルを配した「ジェンティッシマ ウルサン ファイアーオパール」。それを構成する曲線のすべてが、自信とエレガンス、そして内なる力強いエネルギーを物語ります。

ジェラルドの妻 エヴリン・ジェンタにとって、「ウルサン」は今日にいたるまで、お気に入りのデザインの1つ。「『ウルサン』は、ジェラルドが最も誇りに思っていた数少ないクリエーションの1つ。実際、彼はそれをほとんど売りたがらず、親しい友人や顧客のためだけにごく少量しか製作しなかった。新作『ウルサン ファイアーオパール』を見ると、ジェラルドのことを沢山想い出す。彼がどれほどウォッチを宝石で飾ることを愛し、それをさまざまな光源を当てて眺めるのを楽しんでいたかを。宝石が光捉える多様な姿は、彼にとって無限とも言える魅力の源であり、美の定義そのものだった」と彼女は語ります。






鮮やかな美学を通してジェンタを表現

このウォッチのデザインは、ジェラルドのレガシーを鮮やかなデザインを通して継承すると共に、人々の視線を捉える遊び心と一目で分かる情熱的な輝きを放ちます。

オリジナルのデザイナーの直感的でクリエイティブなアプローチを受け継ぎ、感覚的にデザインされた新作「ウルサン ファイアーオパール」。これは、卓越したデザインをタイムレスなエレガンスや洗練性と組み合せることの難しさを知る人々の心を掴むでしょう。

この石は、芸術家や音楽家、そして創造性への刺激を求める人々と歴史的に結び付いており、予期せぬものをアートへと昇華させることを象徴しています。ジェンタ氏ならではのデザイン原則は、現代的なひねりを加えられながらもいたるところに見出すことができます。ダイアルはオレンジのカーネリアン製で、ジェンタ氏のシグネチャーのフォルムであるファセットカットを施したクリスタルも、ケースのわずかに八角形を帯びた内側の縁にあしらわれています。

直径約36 mmのイエローゴールド 3N製ケースには、ガラスブラスト仕上げが施され、同じくイエローゴールド 3N製のピンで個別に1つずつケースにネジ止めされた137個のファイアーオパールの輝きとコントラストをなします。

「ラ・ファブリク・デュ・タン」のマスターウォッチメーカー ミシェル・ナバスとエンリコ・バルバシーニは、「デザインを引き立たせるため、ディテールにいたるまで細心の注意を払ってこの製品を作り上げた。自動巻き『ゼニス エリート』ムーブメントのために、18Kイエローゴールド製の専用ローターを設計した」と語ります。

Technical Specifications
「ジェンティッシマ ウルサン 36 ファイアーオパール」
EECE01A1



ケース
素材          イエローゴールド 3N、イエローゴールド 3N製のピンで個別に
            ネジ止めされた137個の宝石ファイアーオパールケース
外形寸法        36,5 mm
厚さ          9,64 mm
直径          25,6 mm
防水          30 m

ダイアル、針
ダイアル        5分ごとのマーカーにイエローゴールド 3N 製のドットを
            あしらったオレンジのカーネリアン
針           イエローゴールド 3N

ムーブメント
キャリバー       GG-005 - 再設計されたローターを装備した「ゼニス エリート」
パワーリザーブ、    50時間 - 4Hz       
振動数
直径          25,6 mm
厚さ          3,65 mm
部品数         126

ストラップ
素材          ブラックアリゲーターレザー
ラグ幅         17,5 mm

発売時期        2025年5月

PHOTO CREDIT:LOUIS VUITTON

ジェラルド・ジェンタについて
メゾン「ジェラルド・ジェンタ」の礎となっているのは、直感と熟練技の革新的な対話であり、そこでは技術が想像力を支え、芸術性は慣習の枠を超えて解き放たれています。その核心にあるのは、クリエイティブな創意工夫へのコミットメントであり、大胆なアイディアがタイムレスなウォッチメイキングのステートメントへと生まれ変わります。メゾンは、大胆不敵な実験と絶え間ない再発明を通じて、独自のエレガンスを提唱します。それは、意外性と洗練性を兼ね備えた手首上のアートを目指すという美のビジョンです。

仕様指示や妥協とは無縁の、制約のないものづくりを目指す強い情熱に突き動かされてデザインに取組んだジェラルド・ジェンタ氏によって、1969年にスイスのジュネーブで設立されたメゾン。この独立性のおかげでジェンタ氏は、独創的なデザインと完璧なバランスを保ったフォルムと機能への愛で特徴付けられる、自らの先見性あるデザイン言語を完全に表現することができたと言えるでしょう。

メゾンは、2023年、「ラ・ファブリク・デュ・タン ルイ・ヴィトン」の支援とマチュー・エジのアーティスティック・ディレクションの下で復活を遂げ、その最もアイコニックなクリエーションの1つである「ジェンティッシマ ウルサン」を再解釈することで、再びスポットライトを浴びました。このリエディション版は、ジェンタ氏のオリジナルビジョンの豊かさと洗練を反映しています。どの作品も、印象的なコントラスト、予想外のテクスチャー、さりげない8角形などあらゆるデザインに組み込まれた隠れた幾何学模様があしらわれています。

ジェラルド・ジェンタは、ブランドのアヴァンギャルドなヘリテージを守りながら現代性を取入れたコレクションを通じて、ウォッチメイキングの限界を押し広げ続けます。あらゆるディテールに意図があり、あらゆるデザインが表現力を持つという哲学の具現化に取組むメゾンは、時をキャンバスに変え、トレンドやとりわけ時自体を超越した、ウェアラブルなアートを生み出します。

「ラ・ファブリク・デュ・タン ルイ・ヴィトン」について
「ラ・ファブリク・デュ・タン ルイ・ヴィトン」は、先見の明を持つ2人のマスター・ウォッチメーカー、ミシェル・ナバスとエンリコ・バルバシーニによって創設されました。スイスのジュネーブ州メイランにあるこのアトリエでは、デザイナー、エンジニア、職人たちが一堂に会し、卓越性の探求というルイ・ヴィトンの使命を20年以上に渡り守り続けています。ジェラルド・ジェンタやダニエル・ロートも傘下に持つこのヒューマンスケールのマニュファクチュールは、卓越した技巧と革新的なノウハウを融合させ、常に新しい大胆さをクリエーションにもたらすことで、比類なきウォッチを生み出しています。つまり「ラ・ファブリク・デュ・タン ルイ・ヴィトン」は、時計作りにおける主要な機能的および美的構成要素を網羅し、3つのメゾンの時計製造を統合しているのです。専門分野は「ラ・ファブリク・デ・ボワティエ」、「ラ・ファブリク・デ・カドラン」、「ラ・ファブリク・デ・ムーブマン」に分かれ、伝統的な技術と最先端のテクノロジーを融合することで、「ジュネーブ・シール」を取得した作品を含む卓越した仕上げのウォッチが生み出されています。

Contacts
ブランドやこれまでに発表されたコレクションについての情報は、公式サイトgeraldgenta.com、または公式インスタグラムアカウント @geraldgentaofficialをご参照ください。

さらに詳細な情報、インタビュー、画像のリクエストについてはpress@geraldgenta.comまでご連絡ください。

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