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【特別企画:Round Table Discussion】SGLT2阻害薬の特徴を生かした2型糖尿病の治療戦略

2015.09.30

SGLT2阻害薬の特徴を生かした2型糖尿病の治療戦略

司会
江藤 一弘 氏 帝京大学 内科学講座 教授
出席者(発言順)
Vincent C. Woo 氏 Section of Endocrinology and Metabolism University of Manitoba
麻生 好正 氏 獨協医科大学 内科学(内分泌・代謝)主任教授
植木 浩二郎 氏 東京大学大学院医学系研究科 分子糖尿病科学講座 特任教授
陣内 秀昭 氏 医療法人社団陣内会 陣内病院 院長

 ナトリウム/グルコース共輸送体(SGLT)2阻害薬は,腎臓の近位尿細管に存在するSGLT2を阻害し,グルコースを尿糖として排出するというユニークな作用機序を持つ経口血糖降下薬である。同薬はインスリン非依存性の血糖降下作用に加え,尿糖増加に伴うカロリーロスにより体重減少が認められることから,肥満を伴う非高齢2型糖尿病患者を中心に有用性が期待されている。しかしながら,SGLT2阻害薬が薬物療法の主要な選択肢として広く普及している欧米とは対照的に,わが国では依然として限られた患者での使用にとどまっている。そこで本座談会では,カナダ糖尿病学会(CDA)診療ガイドライン専門家委員会の委員を務めるVincent C. Woo氏をお招きし,日本の糖尿病専門医の先生方とともに,SGLT2阻害薬の国内外での位置付けやその有用性,適正使用のポイントなどについて話し合っていただいた。座長は帝京大学内科学講座教授の江藤一弘氏が務めた。

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