ネクサバール® 手足症候群マネジメント〔PR〕
2017.01.16
司 会 | 南 博信 先生 | 神戸大学医学部附属病院 腫瘍・血液内科 教授 |
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出席者 (発言順) |
安井 豊 先生 | 武蔵野赤十字病院 消化器科 |
西澤 綾 先生 | 防衛医科大学校病院 皮膚科 講師 | |
鈴木 章史 先生 | 伊藤病院 外科 | |
塩谷 純子 先生 | 伊藤病院 診療技術部 薬剤室 | |
松丸 亜紀 先生 | 市立函館病院 看護局 |
マルチキナーゼ阻害薬ネクサバールは、本邦では2008年に「根治切除不能又は転移性の腎細胞癌」の効能・効果により承認を受け、その後「切除不能な肝細胞癌」、「根治切除不能な甲状腺癌」に適応を拡大している。主な副作用として手足症候群(HFS)、脱毛、下痢、発疹・皮膚落屑などが報告されているが、特にHFSのためにネクサバールの投与中止を余儀なくされる患者は、今なお約20%に上ることから、その予防およびマネジメントは治療の継続、さらには転帰改善のため極めて重要な課題となっている。
そこで本座談会では、外科医、オンコロジー専門医、皮膚科専門医、ならびに第一線で副作用対策にあたられる看護師および薬剤師の先生方にお集まりいただき、HFSのマネジメントに関するエビデンスや各施設の臨床実践、さらにチーム医療としての取り組みをご紹介いただいた。