ジェラルド・チャールズがウォッチズ・アンド・ワンダーズ ジュネーブ2026で新作、「マスターリンク パーペチュアルカレンダー」を発表
ジェラルドチャールズは、 自社製の驚異的なパーペチュアルカレンダーを搭載した「マスターリンク」を発表します。

ウォッチズ・アンド・ワンダーズ ジュネーブ 2026において、ジェラルド・チャールズ・ジェンタによって創設された独立系スイスウォッチメゾン、ジェラルドチャールズは、現行モデルのなかで最も複雑なタイムピースであり、時計業界で世界初の試みとなるモデルを発表します。

彫刻的でハイテク、かつ極めてモダンな「マスターリンク パーペチュアルカレンダー」は、完全自社開発により誕生。詩のようなコンプリケーションのコレクションを拡充し続ける、若く野心的なメゾンにとって新たな幕開けを告げるモデルとなっています。

400年にわたるスイス時計製造の歴史において、自社製で、アシンメトリー構造、かつ3つのカウンター表示を備えた自動巻きパーペチュアルカレンダーキャリバーが発表されたのは、これが初めてです。




<シェイプケースにパーペチュアルカレンダー、そして時計製造における新たな先駆け>

25年以上前にジェンタ氏によって確立されたジェラルドチャールズの「妥協なき」時計製造哲学に基づき、「マスターリンク パーペチュアルカレンダー」は時計製造における新たな先駆けとなるモデルです。400年にわたるスイス時計製造の歴史において、自社製でアシンメトリー構造を持ち、3つのカウンター表示を備えた自動巻きパーペチュアルカレンダーキャリバーが発表されたのは、これが初めてです。

さらに、その複雑な形状と高度なエンジニアリングが求められるにもかかわらず、本モデルは100メートルの防水性能を実現しています。すなわち、パーペチュアルカレンダーでありながら、泳ぐことさえ可能なタイムピースです。

3つのカウンターには、曜日、日付、月、ムーンフェイズ、そしてうるう年表示が配されており、これらは月ごとの日数の違いや、うるう年も考慮して100年以上にわたり正確に作動するよう機械的にプログラムされています。その駆動を担うのが、ゴールデンマイクロローターによる自動巻き機構を備えたキャリバー GCA11000で、約50時間のパワーリザーブを実現しています。さらにこの新キャリバーは、今後のジェラルドチャールズにおける時計製造の革新を支える基盤ともなるものです。


<ムーブメントの形成>

マスターリンク パーペチュアルカレンダーは、複数の複雑なアイデアやコンセプトを見事に統合しています。その出発点となったのは、タイムピースの鼓動であるムーブメントです。シェイプウォッチの場合、ムーブメントはしばしば丸型であるため、ケース内に無駄な空間が生まれ、その部分は丸型のシースルーバックで隠されることが一般的です。

ケースとムーブメントは完全な共生関係を築き、デザインと超薄型機械工学が美しいシンフォニーを奏でています。マスターリンク パーペチュアルカレンダーは、時計製造における最も称賛されるコンプリケーションの一つを、彫刻的かつ極めて現代的に再解釈したタイムピースとなっています。

本モデルは合計505個の部品で構成されており、GCA11000ムーブメントに306個、ケースに33個、ダイアルに15個、ブレスレットに151個が使用されています。直径40mmのケースと3連ブレスレットはいずれもグレード5チタン製で、軽量かつ高性能な素材です。厚さは10mm、重量はわずか97グラム。これにより、タイムピースは人間工学的で汎用性に優れ、卓越した品質、革新性、そして技術的価値を兼ね備えています。

発売時には2種類のバリエーションが用意されます。1つ目は、2層構造のフュメダイアルを採用し、印象的な縦方向のカットアウト「グリル」デザインを施しています。仕上げにはスモークルテニウムを用い、ダイアルの外周に向かって濃いトーンへとグラデーションがかかっています。




2つ目はオープンワークダイアルで、薄いサファイアクリスタル層の下に配置され、これが時字を固定する役割も果たしています。視認性を高め、整然とした印象を与えるため、カレンダー表示や分目盛りの背後にはスモーク調に色付けされた部分が追加されています。
「その結果、ケースとムーブメントは完全な共生関係を築き、デザインと機械工学が美しいシンフォニーを奏でています。」

このオープンワークバージョンでは、ムーブメントのベースプレート、ブリッジ、カム、レバーの魅力的な構造を堪能できます。それぞれには、ペルラージュ、アングラージュ、直線および曲線のジュネーブ・ストライプなど、伝統的な仕上げ技法が精緻に施されています。二層ダイアルのバージョンにも同様の装飾が施されており、見えない部分も見える部分と同じくらい重要であるというジェラルドチャールズの品質理念を体現しています。





マスターリンク パーペチュアルカレンダーでは、ジェラルドチャールズが開発し、昨年発表された装飾技法「ダークブラスト(R)」が復活しています。ベゼルやブレスレットの中央リンクに施されるこの技法は、サンドブラストの進化版であり、専門的な処理工程によって実現されますが、その詳細は厳重に秘匿されています。表面を暗くし耐傷性を高めるだけでなく、素材自体を硬くする一方で、手触りは柔らかくベルベットのようで、まるでラバーのような感触を生み出します。

これは、ケースやリューズに施された様々な仕上げのひとつに過ぎません。ケースの側面は縦方向にブラッシュ仕上げが施され、丸みを帯びポリッシュされたラグとのコントラストが際立ちます。同じポリッシュ仕上げはベゼル下やケース縁、ラグとラグの間にまで施され、流れるような、ほとんど液体のような動感を生み出し、ケースやベゼルの重厚で堂々とした佇まいと対比を成しています。リューズは操作性を考慮してローレット加工が施され、先端は鏡面仕上げのピラミッド型となっています。これらの仕上げが一体となり、タイムピースの建築的でスポーティな魅力を一層引き立てています。

その印象はブレスレットのデザインにも続きます。中央リンクにはダークブラスト(R)仕上げが施され、一方で外側のリンクは上面がポリッシュ仕上げ、側面に沿って縦方向にブラッシュ仕上げが施されています。さらに、ポリッシュされた柔らかな曲線の面取りが加えられ、3種類の異なる仕上げを組み合わせた高度なコンセプトのブレスレットが完成しました。この複雑な仕上げの組み合わせには、専用の工具が必要とされました。また、薄型・軽量・テーパー形状により、ブレスレットはスポーティかつ人間工学的な装着感を保っています。

<読みやすいパーペチュアルカレンダー>

マスターリンクのケースは建築的な傑作である一方、そのアシンメトリーな形状は、特に防水性の確保において、デザイナーやエンジニアにとって常に多くの課題をもたらします。しかし、パーペチュアルカレンダーの表示配置においては、この形状がむしろ利点となりました。

6時位置のくぼみは「スマイル」と親しみを込めて呼ばれており、情報量の多い日付およびムーンフェイズ表示のための追加スペースを生み出しています。メゾンのデザインおよびエンジニアリングチームはこれを最大限に活かし、視認性を高めるとともにダイアル全体のバランスを整える、大型表示の実現につなげました。

このアプローチにより、マスターリンク パーペチュアルカレンダーは、視覚的に煩雑で判読しづらかった従来のパーペチュアルカレンダーの常識を打ち破ります。小さな開口部を排し、ムーンフェイズの外側にグランドデイトを配置するとともに、3つの非同心円カウンターで情報を整理することで、この愛されながらも扱いにくかったコンプリケーションに、飛躍的に向上した人間工学的体験をもたらしています。

<極限のスケールで追求されたマイクロメカニクス、そしてこれまでに考案された中でも屈指の高精度を誇るムーンフェイズ表示>

マスターリンク パーペチュアルカレンダーは、6時位置の大型表示内に設けられた開口部を通じて、北半球における月の満ち欠けを表示します。しかし、これは単なるムーンフェイズではありません。メゾンの精神に則り、その開発においては信頼性を損なうことなく精度を高めることが追求されました。パーペチュアルカレンダーは100年以上にわたって機械的に作動するよう設計されているため、少なくとも1世紀にわたり高い性能を維持できるだけの耐久性が各コンポーネントに求められています。



そのため、メゾンのエンジニアは特別なギア機構と、これまでにない高度な技術を要するレバーを開発しました。一般的に、29日周期のムーンフェイズ表示は59歯のホイールによって制御され、月は1日に2回進みます。これに対し、マスターリンク パーペチュアルカレンダーのムーンフェイズホイールは135歯を備えており、月は1日に4回以上進行します。その動きは、肉眼ではほとんど知覚できない非常に細かなステップで構成されており、一つの連続した動きのように表現されています。

ここでの課題は、この動きを実現するギア機構を設計することだけでなく、ホイールの歯に加わる大きな力に耐え得るだけの強度を持たせることでした。同様に、高い弾性と耐久性を兼ね備えた極めて小さなレバーの開発も必要とされました。このレバーは人の髪の毛よりも細いにもかかわらず、スチール製で一般的なプレス加工ではなく、より高度で時間を要するCNC加工によって製作されています。それにより、優れた性能と精度を実現しています。

このように極限レベルのマイクロメカニクスによって技術的課題を克服すると同時に、ムーンフェイズの装飾にも同等の洗練さが求められました。ディスプレイには、精緻な月面の質感をレーザー刻印したドーム状の月が配され、夜空を想起させるラッカー仕上げのブルーディスクの上に浮かび上がります。

<ストーリーを描き出す ― 重要なすべてのディテール>

マスターリンク パーペチュアルカレンダーにおいて、メゾンのディテールへの徹底したこだわりを示すもう一つの要素がケースバックです。

アシンメトリーのサファイアクリスタルを採用しており、これは製造および防水性の確保の両面で極めて高度な技術を要する部品です。その形状により、100メートルの防水性能を実現するための専用ガスケットの開発をはじめ、複数の追加工程が必要とされました。こうした極めて困難な課題は、これまで時計製造において前例のないものでしたが、“妥協なき”という理念に突き動かされ、メゾンのエンジニアたちはあえて困難に挑み、見事に克服しました。なお、このガスケットの形状はジェラルドチャールズが特許を取得しました。




このシースルーケースバック越しに、着用者はジェラルドチャールズの物語を語るムーブメントを余すことなく堪能することができます。メインプレートやブリッジは、メゾンの拠点であるジュネーブの地形を映し出すように形作られ、配置され、仕上げられています。直線のジュネーブストライプは街の道路を、曲線を描く波打つストライプはレマン湖の水面を表現しています。これらのパーツの間に設けられた細い隙間はローヌ川の流れを想起させ、ブラックルビーはモンブラン通りに位置するジェラルドチャールズのアトリエの場所を示しています。そして物語を締めくくるように、テンプは湖の象徴であるジェ・ドーの位置に配されています。
さらに、ムーブメントのゴールデンマイクロローターもはっきりと視認でき、そこには六角形のハニカムモチーフが刻まれています。この意匠は、マスターリンクと姉妹モデルであるマエストロとのデザイン的なつながりを象徴しています。

<エルゴンテック(R)と人間工学がもたらす力>

マスターリンク パーペチュアルカレンダーを支える基本理念のひとつが、ジェラルドチャールズが開発・商標登録し、昨年導入した快適性のための設計指標「エルゴンテック(R)」です。エルゴンテック(R)は、人間の手首のプロポーションを導き出す数学的計算に基づいており、ケースやブレスレットのあらゆる角度、曲線、表面に至るまで、手首にいかに人間工学的かつシームレスにフィットするかを追求するため、時計の設計・開発プロセスにおけるすべての判断に影響を与えています。この科学的アプローチと直感的なクリエイティブプロセスを融合させることで、ジェラルドチャールズは独自の時計製造の姿勢を改めて示しています。

ユーザーフレンドリーをテーマに、マスターリンク パーペチュアルカレンダーの各表示は、ケースの両側に2つずつ配置された計4つのプッシャーによって調整されます。各プッシャーには適度なくぼみが設けられており、付属の専用ペンを用いて容易に操作できる設計です。このペンには柔らかな先端が採用されており、調整時にケースへ傷が付くのを防ぎます。エンジニアたちは当初、リューズによる調整機構の統合も検討しましたが、パーペチュアルカレンダーの複数の表示を単一のリューズで操作することは複雑になりやすいと判断しました。その結果、本モデルではシンプルで耐久性が高く、かつ使いやすいソリューションが採用され、メゾンのエンジニアリングにおける中核的な目標を満たしています。







世界水準の研究開発への継続的な取り組みの一環として、ジェラルドチャールズは、ムーブメントに対する100年以上の使用による影響をシミュレーションするプログラムを開発するため、専門のIT技術者を新たに採用しました。このバーチャルテストは、実環境での試験と並行して実施され、部品の経年変化を加速させる検証が行われました。具体的には、新キャリバーに対して塩、霧、熱、寒冷、衝撃といった試験を課し、さまざまな過酷環境に耐えうる性能を備え、メゾンの要求水準の高い顧客の期待に応えられることを確認しています。


マスターリンク パーペチュアルカレンダー モデル詳細

1.ML11.0-TNBR-TNSB-BR00SR-TNDP (フュメダイアル):13,860,000円(税込)
2.ML11.0-TNBR-TNSB-SP31PS-TNDP (サファイアダイアル):15,400,000円(税込)


ML11.0-TNBR-TNSB-BR00SR-TNDP (フュメダイアル)

ML11.0-TNBR-TNSB-SP31PS-TNDP (サファイアダイアル)


名称: マスターリンク パーペチュアルカレンダー
Ref: ML11.0-TNBR-TNSB-BR00SR-TNDP (フュメダイアル)
   ML11.0-TNBR-TNSB-SP31PS-TNDP (サファイアダイアル)

ケース: ジェラルドチャールズによる完全自社開発の独自設計
グレード5チタンケース
3種類の仕上げ(ダークブラスト、ブラッシュ、ポリッシュ)
33個の部品

サイズ: 40 x 40 mm
右側配置のねじ込み式リューズ(クル・ド・パリ仕上げ)

ムーブメント: 超薄型マエストロシェイプの自社製キャリバー(Ref. GCA11000)
オフセット配置の自動巻きマイクロローター(3Nカラー、六角形模様)
グランドデイトを含む3カウンター

機能: 時・分、曜日、日、月、うるう年、ムーンフェイズ

仕上げ: フロントには多層仕上げ:第1層コート・ド・ジュネーブ、第2層ペルラージュ、
ブリッジには手作業によるアングラージュ

裏面: ジュネーブの街路網を表現する直線のジュネーブストライプ、モンブラン通りを象徴するより
密なライン、湖を想起させる曲線のジュネーブストライプ

厚さ: 4.63mm
部品数: 306個
宝石: 29石のルビー
振動数: 3 Hz
インカブロック耐衝撃装置、両方向自動巻き機構

パワーリザーブ: 50時間
クリスタル: サファイアクリスタル、内外面に多層反射防止コーティング

ダイアル:
アンスラサイトグレーダイアル:縦方向のサンレイ仕上げにグラデーションと外周に
向かって色が濃く変化する二層構造
オープンワークド サファイアダイアル:シェイプされた透明構造により、マエストロムーブメント全体を可視化

ロジウム仕上げバトン型針、ホワイトのスーパールミノヴァ(R)インサート

ケースバック: オープン仕様、フラットなブラッシュ仕上げスティールおよびサファイアクリスタル
ブレスレット: ジェラルドチャールズによる完全自社開発の独自設計
グレード5チタン
151個の部品
ブレスレットの微調整を可能にするマイクロリンク
3種類の仕上げ(ダークブラスト(R)、ポリッシュ、縦方向ブラッシュ)
GC刻印入りフォールディングクラスプ(隠しプッシャー付きディプロワ
イヤント)
エルゴンテック(R)設計

防水性: 10気圧、 100メートル相当
厚さ: 10 mm
重さ: 97グラム
保証: 5年間(スマート保証登録に準拠)


Mugino & Co.株式会社/オフィス麦野について

オフィス麦野は代表の麦野豪が数々のラグジュアリー・ブランドのリポジショニングを手掛けた後に独立・設立し、様々な業界で企業やブランドのブランド・マーケティングやリポジショニング業務を請け負うコンサルティング・ファーム。それまでのラグジュアリー・ブランドの経験から、富裕層関連ビジネスにおいては、媒体・流通・顧客・オピニオンリーダーとの人脈を豊富に有している。北米、台湾、マレーシア、グアム、スイスにそれぞれ現地法人を設立し、海外ブランドのアジア進出や日本企業の海外進出支援の足掛かりを固めている。
Mugino & Co.株式会社は、オフィス麦野グループ内において、独立系時計ブランドを中心に、アート・宝飾・ラグジュアリー商材を取り扱う専門企業。国内外のブランドのリポジショニングや富裕層マーケティングに強みを持ち、日本市場での独立時計文化の定着を目指している。

本件に関するお問い合わせ

Mugino & Co.株式会社/オフィス麦野

Email:info@officemugino.com
Tel:03-5422-8087
公式サイト:
https://geraldcharles.jp/


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