時計製造分野の若き見習い職人と技術者の卓越性と創造性を称える第28回「カルティエ ウォッチメイカーズ オブ トゥモロー」賞の受賞者を発表

(C) CARTIER (C) PIERRE MOUTON
2026年6月24日-カルティエは、スイスのラ ショー ド フォンにもつメゾン デ メティエダールにて、第28回「カルティエ ウォッチメイカーズ オブ トゥモロー」賞の授賞式を開催し、フランス、スイス、ベルギーの11名の若い見習い時計職人および技術者を表彰しました。
カルティエは、次世代の才能育成を目指す研修プログラムやイニシアチブを通じ、若者の支援と指導に一貫して尽力しています。「カルティエ ウォッチメイカー オブ トゥモロー」賞は毎年、時計製造を学ぶ学生たちを対象に、特定のテーマに基づいてムーブメントの再構築案を募り、技術と創造性を兼ね備えた独創性を評価し、表彰しています。
「1847年の創業以来、カルティエは、サヴォアフェールを継承・推進しつつ、卓越性の伝統に則って新たな技能を開発することにも絶えず取り組んできました。1995年に創設された本賞は、そのビジョンと情熱を体現し、時計製造の未来を担う若き才能の育成を目的としています。本賞が時計職人の新たな才能を世に送り出す一助となっていることを嬉しく思うとともに、彼らを支援できることを誇りに思います」
カルティエ チーフ オペレーティング オフィサー、カリム・ドリシ
28回目を迎える今年、応募者たちは、「時刻を新たな視点で読み解き、均衡を変える」(Shifting the balance: Reading and understanding time differently)という、従来の時刻の読み取り方を超えることをテーマに、置時計用のムーブメントの制作に取り組みました。この創造的なビジョンは、ミステリークロックから始まり、「レヴェラシオン ドゥヌ パンテール」ウォッチ、「サントス デュモン リワインド」、「タンク ア ギシェ」といった作品に象徴されるように、カルティエの時計製造の核心をなすものです。
スケッチ、文章、動画のプレゼンテーションに基づく一次審査を経て選ばれた12名のファイナリストは、専門家の指導のもと、3ヶ月にわたり80時間を費やし、それぞれのビジョンを具現化しました。彼らの才能の結晶であるユニークなクリエイションは、各自の優れた技術力と大胆な創造性を明示するとともに、新たな探求分野を切り拓き、時間についての新鮮な視点を提示しています。
授賞式は今回初めて、スイスのラ ショー ド フォンにあるメゾン デ メディエダールで開催されました。ここは、時計製造に関わる職人技を一堂に結集させた場所です。2014年に創設されたメゾン デ メティエダールは、存続の危機にさらされている稀少なサヴォアフェールを共有、保護、革新したいというカルティエの強い思いから生まれました。メゾン デ メティエダールは、エナメルやマルケトリといった稀少なサヴォアフェールを通じて、ウォッチメイキングとジュエリーを融合させます。専門知識と才能、クラフツマンシップが集約された真のエコシステムとして、伝統と最先端技術の対話が育まれる場となっています。

(C) CARTIER (C) PIERRE MOUTON
授賞式の司会を務めたのはエレオノール・ピチョット(Eleonor Picciotto)。本賞のプレゼンターも務めた時計製造のエキスパートです。2026年度の審査員は以下の通りです。
・ロイ・ダビドフ(Roy Davidoff):Roy & Sacha Davidoff SAのウォッチスペシャリスト兼共同創業者
・パスカル・ルプウ(Pascale Lepeu):「カルティエ コレクション」ディレクター
・ナタリー・マリエロニ(Nathalie Marielloni):国際時計博物館副館長
・パスカル・ラベスー(Pascal Ravessoud):高級時計財団副会長、時計専門家兼コレクター
・カリ・ヴティライネン(Kari Voutilainen):独立時計職人

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選考の結果、見習い時計職人3名、技術者3名の計6名が上位入賞者に選ばれました。「見習い時計職人」部門では、ベルギーのナミュールにある専門学校IATAのエメリック・ペーテルス(Aymeric Peters)がグランプリに輝き、同点第2位で同じくIATA在籍のレイラ・スライスマンス(Layla Sluysmans)と、モルトー(フランス)にあるエドガール・フォール高校に在校するエドゥアール・ニコ(Edouard Nicod)が受賞しました。
技術者部門では、レンヌ(フランス)にあるジャン・ジョレス高校のアルテュール・ショケ(Arthur Choquet)がグランプリを獲得。第2位は、パリ(フランス)にあるディドロ高校のアダム・ドロッシュ(Adam Deroche)、第3位はレンヌ(フランス)にあるジャン・ジョレス高校のアドリアン・ステフェネリ(Adrien Stefenelli)が受賞しました。
各入賞者は、メゾンでの研修の機会とカルティエ ウォッチが贈られ、各部門のグランプリに選ばれた2名には、カルティエでのインターンシップの機会も提供されます。
カルティエについて
カルティエは、世界有数のラグジュアリーメゾンとして、開かれた精神と好奇心を常に持ち、独創的なクリエイションを通じて、あらゆるものの中に潜む美を見出し続けてきました。ジュエリーやハイジュエリー、ウォッチメイキングからフレグランス、レザーグッズやアクセサリーに至るまで、多岐にわたるカルティエのクリエイションには、卓越した職人の技と時代を超越するシグネチャーが融合しています。
リシュモングループの一員であるカルティエは、旗艦店をはじめとするブティックや正規代理店、オンラインブティックを国内外で展開しています。
https://www.cartier.com/ja-jp
「カルティエ ウォッチメイカーズ オブ トゥモロー」賞について
「カルティエ ウォッチメイカーズ オブ トゥモロー」賞は、カルティエ ウォッチメイキング インスティテュートの主導で1995年に創設されました。この賞は、毎年、時計製造に取り組む若い人材を対象に、与えられたテーマに基づくムーブメントの再構築案を募り、技術と創造性を兼ね備えた独創性を表彰します。
当初は初等職業訓練課程の時計製造専攻の3年生と4年生を対象としていましたが、2024年からは、フランス、ドイツ、スイス、ベルギーの高等職業訓練課程のES(高等専門学校)認定マイクロテクノロジー技術者という新たな部門の候補者にも対象が拡大されました。授賞式の最後に各部門の上位3名の入賞者が発表されます。過去25年間に2,000人以上の候補者がコンテストに参加しています。第29回の本賞への応募受付は今年の秋に開始される予定です。
http://prixcartiertalentshorlogersdedemain.com/
カルティエ ウォッチメイキング インスティテュートについて
メゾンは、未来の時計職人の育成を支援するため、1993年にカルティエ ウォッチメイキング インスティテュートを設立しました。カルティエ マニュファクチュールの実習生と職人を対象に、時計製造、研磨、マイクロ技術、機械技術などの職人技術の研修を提供します。
本インスティテュートは今や、未来の時計職人のための研究と支援の指針となる存在です。
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