男女・年齢で異なる不眠症の関連因子を特定
山形県コホート研究
2024年05月16日 17:55
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日本人の睡眠は、質・量ともに十分でないとの報告があり、不眠症は生活習慣病のリスクを高めるため対策が急務となっている。睡眠は身体、心理、環境の3因子に広く関連すると考えられるが、これまでの国内における研究は単一または少数の因子との関連を検討した報告が大半である。山形大学公衆衛生学衛生学講座/山形県立米沢栄養大学健康栄養学科講師の鈴木美穂氏らは、山形県コホート研究のデータを用いて日本人における不眠症の関連因子を検討。その結果、男女・年齢で異なる不眠症の独立した関連因子を特定したとHeliyon(2024; 10: e28228)に報告した。(関連記事「夜更かし習慣」を定量評価する尺度を作成」)