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学会レポート一覧

多発性骨髄腫にテクリスタマブ、どう使う？

　再発／難治性（RR）多発性骨髄腫（MM）治療薬として、B細胞成熟抗原（BCMA）／CD3二重特異性抗体テクリスタマブ（商品名テクベイリ皮下…

2025年3月28日 16:00

血液内科

血流感染症の抗菌薬治療、7日でも14日に劣らず

　血流感染症（菌血症）に対する抗菌薬治療は従来14日間が多かったが、昨年（2024年）発表されたBALANCE試験で7日間治療の非劣性が報告…

2025年3月28日 12:00

感染症

記事のAI要約

・血流感染症に対する抗菌薬治療は、7日間で14日間と同等の効果があることが確認された。,・メタ解析によると、感染源が適切に管理されている場合、7日間治療は14日間治療に非劣性であり、優越性の可能性もある。,・抗菌薬の長期使用に伴う医原性の病態悪化の可能性を鑑みると、7日間治療は利点となりうる。

ゾコーバ、安全性を実臨床でも確認

　2022年11月に新型コロナウイルス感染症（COVID-19）に対する国産初の経口抗ウイルス薬として緊急承認され、2024年3月には通常…

2025年3月27日 16:00

呼吸器内科

糖尿病の帯状疱疹リスクは2倍！重症化も

　帯状疱疹のリスクは加齢とともに上昇し、80歳までに3人に1人が発症することが知られる。一方、基礎疾患がある人の発症リスクや帯状疱疹ワクチン…

2025年3月27日 6:30

インタビュー

高齢者の肺炎球菌ワクチン、接種率向上の鍵は？

　日本における肺炎による死亡者数は7万5,753人（2023年厚生労働省人口動態統計）で、65歳以上の高齢者が約98％を占める。起炎菌として…

2025年3月26日 16:05

インタビュー

この30年間で47都道府県の健康格差が拡大

　超高齢社会を迎えた日本では、この30年間に平均寿命は延長したものの健康寿命との差は拡大しており、47都道府県における地域差も拡大。さらに、…

2025年3月26日 6:30

糖尿病・内分泌疾患

記事のAI要約

・この30年間で日本の平均寿命は延びたが、地域間の健康格差が拡大した。 ,・主要死因には認知症が加わり、糖尿病や肥満関連の疾病負担増加が指摘される。 ,・地域に特化した健康戦略が必要であると研究者らが結論付けた。

感染性胃腸炎の流行続く、伝染性紅斑が大幅増

　国立感染症研究所が発表する感染症発生動向調査週報「定点把握疾患（週報告）、累積報告数、定点当たり累積報告数、都道府県別」に基づいて、毎週の…

2025年3月25日 17:30

感染症 Weekly Report

注射剤のアナフィラキシーによる死亡が19例発生

　日本医療安全調査機構（医療事故調査・支援センター）は3月19日、ヨード造影剤、β-ラクタム系抗菌薬、抗悪性腫瘍薬などの注射剤を血管内投与し…

2025年3月21日 16:30

消化器内科

国立健康危機管理研究機構（JIHS）構築で目指す姿と課題

JIHS設立に当たって　2025年4月、国立国際医療研究センター（NCGM）と国立感染症研究所（感染研）を統合し、感染症などに関する情報分析…

2025年3月21日 7:00

感染症ビジョナリーズ

細菌性膣炎は性感染症に分類すべき

　世界中で約3人に1人の女性が罹患している膣感染症の一種である細菌性膣炎（BV）は、性感染症（STI）として再分類するべきことが、新たな研究…

2025年3月21日 5:00

性感染症

マスギャザリングにおける感染症リスク評価とサーベイランス強化の考え方

マスギャザリングとは　マスギャザリングについて、日本集団災害医学会では「一定期間、限定された地域において、同一目的で集合した多人数の集団」と…

2025年3月20日 5:00

感染症ビジョナリーズ

感染性胃腸炎とRSV感染症が過去5年で最多

2025年3月18日 18:02

感染症 Weekly Report

メトホルミン＋SGLT2阻害薬、カナグリフロジンが最良

　メトホルミンによるコントロールが不十分な成人の2型糖尿病患者にSGLT2阻害薬を追加した場合の有効性と安全性について、中国・Fudan U…

2025年3月18日 17:23

糖尿病・内分泌疾患

記事のAI要約

・Fudan Universityの研究で、メトホルミンにカナグリフロジン300mgを追加すると、2型糖尿病患者の血糖と体重が最も有効に改善することが示された。 ,・ベイズネットワークメタ解析により、カナグリフロジンは他のSGLT2阻害薬と比べてHbA1c、FPG、体重を効果的に低下させる結果が得られた。 ,・一方で、新規SGLT2阻害薬の有効性と安全性の評価には、さらなる大規模研究が求められると結論された。

日本の結核、低蔓延化達成も増加の懸念

　厚生労働省の結核登録者情報調査年報によると、2014～23年までの日本の新規登録結核患者数は順調に減少しており、昨年（2024年）も結核研…

2025年3月17日 10:00

感染症早読み＆深掘り

〔JAMA総説〕市中肺炎

　JAMA （2024 Oct 15; 332: 1282-1295）に市中肺炎の総説があり非常に興味深く読みました。　以前、家内に「市中肺…

2025年3月13日 6:30

ドクターズアイ仲田和正（総合診療）

9価HPVワクチンで日光角化症が改善

　日光角化症（AK）の有病率は高齢化の進展に伴い上昇傾向にあり、疾病負担および社会経済的負担の増加が公衆衛生上の問題となっている。AKは紫外…

2025年3月13日 5:00

がん

記事のAI要約

・9価HPVワクチンが日光角化症（AK）の改善に有効で、12カ月後には病変が58%減少した。,・デンマークの研究で、免疫不全の高齢者70例を対象にした二重盲検試験にて、ワクチン群での病変減少が一貫して確認された。,・従来療法の再発リスクを考慮すると、HPVワクチンはAK治療の新選択肢となる可能性がある。

大幅増！梅毒感染妊婦に対する治療法を周知

　日本産科婦人科学会は昨日（3月11日）、大幅に増加する梅毒合併妊婦の治療法に特化した「妊婦の梅毒感染に対する治療法に関する全国調査」の結果…

2025年3月12日 17:16

性感染症

感染性胃腸炎、3万例超えで高止まり

2025年3月12日 11:43

感染症 Weekly Report

「多様な症状」はHPVワクチン接種者特有の症状なのか？

　ヒトパピローマウイルス（HPV）ワクチンは接種後の副反応疑いとして、疼痛または運動障害を中心とするいわゆる「多様な症状」が報道された影響な…

2025年3月12日 6:30

性感染症

神経痛だけじゃない！帯状疱疹の合併症