薬剤詳細データ

一般名

【般】ジアゼパム錠2mg

製品名

2mgセルシン錠

薬効名

催眠鎮静剤,抗不安剤

添付文書(抜粋)

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薬剤名

2mgセルシン錠

yj-code

1124017F2135

添付文書No

1124017B1129_2_07

改定年月

2023-08

第1版

一般名

ジアゼパム錠・散

薬効分類名

マイナートランキライザー


用法・用量

通常、成人には1回ジアゼパムとして2~5mgを1日2~4回経口投与する。ただし、外来患者は原則として1日量ジアゼパムとして15mg以内とする。また、小児に用いる場合には、3歳以下は1日量ジアゼパムとして1~5mgを、4~12歳は1日量ジアゼパムとして2~10mgを、それぞれ1~3回に分割経口投与する。筋痙攣患者に用いる場合は、通常成人には1回ジアゼパムとして2~10mgを1日3~4回経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。麻酔前投薬の場合は、通常成人には1回ジアゼパムとして5~10mgを就寝前または手術前に経口投与する。なお、年齢、症状、疾患により適宜増減する。

効能・効果

神経症における不安・緊張・抑うつ うつ病における不安・緊張 心身症(消化器疾患、循環器疾患、自律神経失調症、更年期障害、腰痛症、頸肩腕症候群)における身体症候並びに不安・緊張・抑うつ 下記疾患における筋緊張の軽減脳脊髄疾患に伴う筋痙攣・疼痛 麻酔前投薬

相互作用:併用禁忌

リトナビル


ノービアⓇ


ニルマトレルビル・リトナビル


パキロビッドⓇ


過度の鎮静や呼吸抑制等が起こる可能性がある。


チトクロームP450に対する競合的阻害により、本剤の血中濃度が大幅に上昇することが予測されている。


相互作用:併用注意

中枢神経抑制剤


フェノチアジン誘導体


バルビツール酸誘導体等


モノアミン酸化酵素阻害剤


オピオイド鎮痛剤


眠気、注意力・集中力・反射運動能力等の低下が増強することがある。


相互に中枢神経抑制作用を増強することが考えられている。


アルコール(飲酒)


眠気、注意力・集中力・反射運動能力等の低下が増強することがある。


相互に中枢神経抑制作用を増強することが考えられている。


シメチジン


オメプラゾール


エソメプラゾール


ランソプラゾール


眠気、注意力・集中力・反射運動能力等の低下が増強することがある。


本剤のクリアランスがシメチジンとの併用により27~51%、オメプラゾールとの併用により27~55%減少することが報告されている。本剤の代謝、排泄を遅延させるおそれがある。


シプロフロキサシン


眠気、注意力・集中力・反射運動能力等の低下が増強することがある。


本剤のクリアランスが37%減少することが報告されている。


フルボキサミンマレイン酸塩


眠気、注意力・集中力・反射運動能力等の低下が増強することがある。


本剤のクリアランスが65%減少することが報告されている。


強いCYP3Aを阻害する薬剤


コビシスタットを含有する製剤


ボリコナゾール等


本剤の血中濃度が上昇する可能性がある。


これら薬剤のCYP3A阻害作用により、本剤の代謝が阻害されるため。


CYP3A4で代謝される薬剤


アゼルニジピン


ホスアンプレナビル等


本剤又はこれらの薬剤の作用が増強されるおそれがある。


本剤とこれらの薬剤がCYP3A4を競合的に阻害することにより、相互のクリアランスが低下すると考えられる。


エトラビリン


本剤の血中濃度が上昇する可能性がある。


エトラビリンのCYP2C9、CYP2C19阻害作用により、本剤の代謝が阻害される。


マプロチリン塩酸塩


1)眠気、注意力・集中力・反射運動能力等の低下が増強することがある。2)併用中の本剤を急速に減量又は中止すると痙攣発作がおこる可能性がある。


1)相互に中枢神経抑制作用を増強することが考えられている。2)本剤の抗痙攣作用により抑制されていたマプロチリン塩酸塩の痙攣誘発作用が本剤の減量・中止によりあらわれることが考えられている。


ミルタザピン


鎮静作用が増強されるおそれがある。また、ミルタザピンとの併用により精神運動機能及び学習獲得能力が減退するとの報告がある。


相加的な鎮静作用を示すことが考えられる。


バルプロ酸ナトリウム


本剤の作用が増強することがある。


本剤の非結合型の血中濃度を上昇させる。


ダントロレンナトリウム水和物


ボツリヌス毒素製剤


筋弛緩作用が増強する可能性がある。


相互に筋弛緩作用を増強することが考えられている。


リファンピシン


本剤の血中濃度が低下し、作用が減弱するおそれがある。


リファンピシンのCYP3A4誘導作用により、本剤の代謝が誘導され、血中濃度が低下する可能性がある。


アパルタミド


本剤の血中濃度が低下し、作用が減弱するおそれがある。


アパルタミドのCYP2C19誘導作用により、本剤の代謝が誘導され、血中濃度が低下する可能性がある。


シナカルセト


エボカルセト


これら薬剤の血中濃度に影響を与えるおそれがある。


血漿蛋白結合率が高いことによる。


無水カフェイン


本剤の血中濃度が減少することがある。


不明


副作用:重大な副作用

1: 依存性、離脱症状(いずれも頻度不明)

-連用により薬物依存を生じることがあるので、観察を十分に行い、用量及び使用期間に注意し慎重に投与すること。また、連用中における投与量の急激な減少ないし投与の中止により、痙攣発作、せん妄、振戦、不眠、不安、幻覚、妄想等の離脱症状があらわれることがあるので、投与を中止する場合には、徐々に減量するなど慎重に行うこと。2: 刺激興奮、錯乱(いずれも頻度不明)

3: 呼吸抑制(頻度不明)

-慢性気管支炎等の呼吸器疾患に用いた場合、呼吸抑制があらわれることがある。

副作用:その他副作用


精神神経系 -眠気、ふらつき、眩暈、歩行失調、頭痛、失禁、言語障害、振戦、霧視、複視、多幸症
肝臓 -黄疸
血液 -顆粒球減少、白血球減少
循環器 -頻脈、血圧低下
消化器 -悪心、嘔吐、食欲不振、便秘、口渇
過敏症 -発疹
その他 -倦怠感、脱力感、浮腫

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 10,801,854 13,276 95,394 270,412 665,847 1,525,561 2,121,375 1,906,289 2,323,302 1,585,895 302,677 3,196
女性 19,393,319 10,370 133,603 389,674 850,784 2,112,023 2,828,171 2,792,018 4,593,138 4,406,105 1,256,410 28,497
合計 30,214,014 23,646 228,997 660,086 1,516,631 3,637,584 4,949,546 4,698,307 6,916,440 5,992,000 1,559,087 31,693
男性 10,801,854 13,276 95,394 270,412 665,847 1,525,561 2,121,375 1,906,289 2,323,302 1,585,895 302,677 3,196
女性 19,393,319 10,370 133,603 389,674 850,784 2,112,023 2,828,171 2,792,018 4,593,138 4,406,105 1,256,410 28,497
合計 30,214,014 23,646 228,997 660,086 1,516,631 3,637,584 4,949,546 4,698,307 6,916,440 5,992,000 1,559,087 31,693
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道865,336
東北3,257,124
関東11,144,838
中部4,615,718
近畿5,938,718
中国・四国2,240,062
九州2,152,216
合計30,214,014
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道865,336
北東北1,116,939
南東北1,773,394
北関東1,588,840
南関東9,555,998
甲信越1,764,598
北陸657,601
東海3,046,982
関西5,085,255
中国1,564,417
四国675,645
北九州1,648,277
南九州373,024
沖縄261,830
合計30,214,014
都道府県別
都道府県名 合計
北海道865,336
青森県332,533
岩手県366,791
宮城県684,233
秋田県784,406
山形県370,382
福島県718,779
茨城県769,478
栃木県465,971
群馬県353,391
埼玉県1,624,553
千葉県1,668,850
東京都3,744,482
神奈川県2,518,113
新潟県684,303
富山県188,416
石川県291,102
福井県178,083
山梨県343,948
長野県736,347
岐阜県348,195
静岡県738,942
愛知県1,106,382
三重県853,463
滋賀県431,356
京都府532,150
大阪府2,253,782
兵庫県1,248,009
奈良県362,014
和歌山県257,944
鳥取県128,858
島根県242,594
岡山県342,774
広島県605,334
山口県244,857
徳島県109,189
香川県211,697
愛媛県215,148
高知県139,611
福岡県792,866
佐賀県152,692
長崎県261,486
熊本県203,152
大分県238,081
宮崎県174,584
鹿児島県198,440
沖縄県130,915
合計30,214,014
更新予告まとめ