薬剤詳細データ

一般名

ドロキシドパ

製品名

ドロキシドパカプセル100mg「アメル」

薬効名

ノルアドレナリン作動性神経機能改善剤

添付文書(抜粋)

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薬剤名

ドロキシドパカプセル100mg「アメル」

yj-code

1169006M1034

添付文書No

1169006M1034_2_02

改定年月

2023-07

第1版

一般名

ドロキシドパ

薬効分類名

ノルアドレナリン作動性神経機能改善剤


用法・用量

〈パーキンソン病の場合〉 通常成人に対し、ドロキシドパとして1日量100mg、1日1回の経口投与より始め、隔日に100mgずつ増量、最適投与量を定め維持量とする(標準維持量は1日600mg、1日3回分割投与)。なお、年齢、症状により適宜増減するが、1日900mgを超えないこととする。 〈シャイドレーガー症候群、家族性アミロイドポリニューロパチーの場合〉 通常成人に対し、ドロキシドパとして1日量200~300mgを2~3回に分けて経口投与より始め、数日から1週間毎に1日量100mgずつ増量、最適投与量を定め維持量とする(標準維持量は1日300~600mg、1日3回分割投与)。なお、年齢、症状により適宜増減するが、1日900mgを超えないこととする。 〈血液透析患者の場合〉 通常成人に対し、ドロキシドパとして1回量200~400mgを透析開始30分から1時間前に経口投与する。なお、年齢、症状により適宜減量する。1回量は400mgを超えないこととする。

効能・効果

パーキンソン病(Yahr重症度ステージⅢ)におけるすくみ足、たちくらみの改善 下記疾患における起立性低血圧、失神、たちくらみの改善 シャイドレーガー症候群、家族性アミロイドポリニューロパチー 起立性低血圧を伴う血液透析患者における下記症状の改善 めまい・ふらつき・たちくらみ、倦怠感、脱力感

相互作用:併用禁忌

ハロタン等のハロゲン含有吸入麻酔剤


頻脈、心室細動の危険が増大する。


ハロゲン含有吸入麻酔剤は、心筋のノルアドレナリンに対する感受性を高める。


イソプレナリン等のカテコールアミン製剤


イソメニールプロタノール 等


不整脈、場合により心停止を起こすおそれがある。


相加的に作用(心臓刺激作用)を増加させる。


相互作用:併用注意

モノアミン酸化酵素阻害剤


本剤の作用が増強され、血圧の異常上昇をきたすことがある。


ノルアドレナリンの代謝が抑制され、ノルアドレナリンの濃度が増加する。


三環系抗うつ剤


イミプラミンアミトリプチリン 等


本剤の作用が増強され、血圧の異常上昇をきたすことがある。


神経終末でのノルアドレナリンの再吸収が阻害され、ノルアドレナリンの濃度が増加する。


分娩促進剤


オキシトシン


エルゴタミン抗ヒスタミン剤


クロルフェニラミン等


本剤の作用が増強され、血圧の異常上昇をきたすことがある。


相加的に作用(末梢血管収縮作用)を増強させる。


α1-受容体遮断作用のある薬剤


タムスロシンドキサゾシンイフェンプロジル 等


本剤の作用が減弱される可能性がある。


これらの薬剤はα1受容体遮断作用を有する。


アメジニウム


本剤の作用が増強され、血圧の異常上昇をきたすことがある。


神経終末でのノルアドレナリンの再吸収・代謝が阻害され、ノルアドレナリンの濃度が増加する。


レセルピン誘導体


レセルピン等


本剤の作用が減弱される可能性がある。


レセルピンは脳内ノルアドレナリン、ドパミンを減少させる。


レボドパアマンタジン 等


これらの医薬品の作用を増強することがある。


動物実験でレボドパ、アマンタジンの作用を増強することが認められている。


フェノチアジン系薬剤、ブチロフェノン系薬剤


本剤の作用が減弱することがある。


これらの薬剤は抗ドパミン作用のほかに末梢のα受容体遮断作用を有する。


鉄剤


本剤の作用が減弱される可能性がある。


動物実験でキレートを形成し、本剤の吸収が減少するとの報告がある。


副作用:重大な副作用

1: 悪性症候群(頻度不明)

-高熱、意識障害、高度の筋硬直、不随意運動、血清CKの上昇等があらわれることがあるので、このような場合には、投与開始初期の場合は中止し、また、継続投与中の用量変更・中止時の場合は一旦もとの投与量に戻した後慎重に漸減し、体冷却、水分補給等の適切な処置を行うこと。2: 白血球減少、無顆粒球症、好中球減少、血小板減少(いずれも頻度不明)

副作用:その他副作用


精神神経系 -幻覚、頭痛・頭重感(3.4%)、めまい-妄想、神経過敏(いらいら感、焦燥感、興奮等)、不安、抑うつ、不眠、不随意運動、頭がぼーっとする-精神症状の増悪、悪夢、感情失禁、パーキンソン症状の増悪、知覚異常、振戦、固縮、すくみ、言語障害の悪化、眠気-夜間せん妄、健忘
消化器 -悪心、食欲不振、胃痛(胃部不快感等)-嘔吐、口渇、腹痛、消化不良(胸やけ等)、便秘、下痢、流涎-腹部膨満感、舌のあれ
循環器 -血圧上昇(2.2%)、動悸-胸痛(胸部不快感、胸部絞扼感等)-不整脈、チアノーゼ、四肢冷感-狭心症
肝臓 -AST、ALTの上昇-ALP、LDHの上昇
過敏症 -発疹-そう痒
眼 -羞明
泌尿器 -頻尿、尿失禁、尿閉
その他 -倦怠感、ほてり(顔面潮紅等)-浮腫、眼瞼浮腫、脱力感、発熱、両手の痛み、肩こり-のぼせ、発汗、CK上昇

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
女性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
合計 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道0
東北0
関東0
中部0
近畿0
中国・四国0
九州0
合計0
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道0
北東北0
南東北0
北関東0
南関東0
甲信越0
北陸0
東海0
関西0
中国0
四国0
北九州0
南九州0
沖縄0
合計0
都道府県別
都道府県名 合計
北海道0
青森県0
岩手県0
宮城県0
秋田県0
山形県0
福島県0
茨城県0
栃木県0
群馬県0
埼玉県0
千葉県0
東京都0
神奈川県0
新潟県0
富山県0
石川県0
福井県0
山梨県0
長野県0
岐阜県0
静岡県0
愛知県0
三重県0
滋賀県0
京都府0
大阪府0
兵庫県0
奈良県0
和歌山県0
鳥取県0
島根県0
岡山県0
広島県0
山口県0
徳島県0
香川県0
愛媛県0
高知県0
福岡県0
佐賀県0
長崎県0
熊本県0
大分県0
宮崎県0
鹿児島県0
沖縄県0
合計0
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