薬剤詳細データ

一般名

ラサギリンメシル酸塩

製品名

アジレクト錠0.5mg

薬効名

抗パーキンソン剤

添付文書(抜粋)

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薬剤名

アジレクト錠0.5mg

yj-code

1169017F1025

添付文書No

1169017F1025_1_08

改定年月

2022-09

第2版

一般名

ラサギリンメシル酸塩

薬効分類名

パーキンソン病治療剤(選択的MAO-B阻害剤)


用法・用量

通常、成人にはラサギリンとして1mgを1日1回経口投与する。

効能・効果

パーキンソン病

相互作用:併用禁忌

MAO阻害薬


セレギリン塩酸塩


エフピー


サフィナミドメシル酸塩


エクフィナ


高血圧クリーゼ等の重篤な副作用発現のおそれがある。本剤の投与を中止してから左記薬剤の投与を開始するまでに、少なくとも14日間の間隔を置くこと。また、左記薬剤の投与を中止してから本剤の投与を開始するまでに、少なくとも14日間の間隔を置くこと。


相加作用のおそれがある。


ペチジン塩酸塩含有製剤


ペチロルファン


トラマドール塩酸塩


トラマール


タペンタドール塩酸塩


タペンタ


セロトニン症候群等の重篤な副作用発現のおそれがある。本剤の投与を中止してから左記薬剤の投与を開始するまでに、少なくとも14日間の間隔を置くこと。また、トラマドール塩酸塩の投与を中止してから本剤の投与を開始するまでに、2〜3日間の間隔を置くこと。


機序は不明である。


三環系抗うつ薬


アミトリプチリン塩酸塩


トリプタノール


アモキサピン


アモキサン


イミプラミン塩酸塩


トフラニール


クロミプラミン塩酸塩


アナフラニール


ドスレピン塩酸塩


プロチアデン


トリミプラミンマレイン酸塩


スルモンチール


ノルトリプチリン塩酸塩


ノリトレン


ロフェプラミン塩酸塩


アンプリット


他のMAO-B阻害薬との併用により、高血圧、失神、不全収縮、発汗、てんかん、動作・精神障害の変化及び筋強剛等の副作用があらわれ、さらに死亡例も報告されている。本剤の投与を中止してから左記薬剤の投与を開始するまでに、少なくとも14日間の間隔を置くこと。また、左記薬剤の投与を中止してから本剤の投与を開始するまでに、2〜3日間の間隔を置くこと。


機序は不明であるが、相加・相乗作用のおそれがある。


四環系抗うつ薬


マプロチリン塩酸塩


ルジオミール


ミアンセリン塩酸塩


テトラミド


セチプチリンマレイン酸塩


テシプール


他のMAO-B阻害薬との併用により、高血圧、失神、不全収縮、発汗、てんかん、動作・精神障害の変化及び筋強剛等の副作用があらわれ、さらに死亡例も報告されている。本剤の投与を中止してから左記薬剤の投与を開始するまでに、少なくとも14日間の間隔を置くこと。また、左記薬剤の投与を中止してから本剤の投与を開始するまでに、2〜3日間の間隔を置くこと。


機序は不明であるが、相加・相乗作用のおそれがある。


選択的セロトニン再取り込み阻害薬


フルボキサミンマレイン酸塩


ルボックスデプロメール


パロキセチン塩酸塩水和物


パキシル


セルトラリン塩酸塩


ジェイゾロフト


エスシタロプラムシュウ酸塩


レクサプロ


セロトニン症候群等の重篤な副作用発現のおそれがある。本剤の投与を中止してから左記薬剤の投与を開始するまでに、少なくとも14日間の間隔を置くこと。また、左記薬剤の投与を中止してから本剤の投与を開始するまでに、フルボキサミンマレイン酸塩は少なくとも7日間、パロキセチン塩酸塩水和物、セルトラリン塩酸塩及びエスシタロプラムシュウ酸塩は少なくとも14日間の間隔を置くこと。


セロトニン再取り込み阻害作用により、脳内のセロトニン濃度が高まるおそれがある。


セロトニン再取り込み阻害・セロトニン受容体調節薬


ボルチオキセチン臭化水素酸塩


トリンテリックス


セロトニン症候群等の重篤な副作用発現のおそれがある。本剤の投与を中止してから左記薬剤の投与を開始するまでに、少なくとも14日間の間隔を置くこと。また、左記薬剤の投与を中止してから本剤の投与を開始するまでに、少なくとも14日間の間隔を置くこと。


セロトニン再取り込み阻害作用により、脳内のセロトニン濃度が高まるおそれがある。


セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬


ミルナシプラン塩酸塩


トレドミン


デュロキセチン塩酸塩


サインバルタ


ベンラファキシン塩酸塩


イフェクサー


重篤な副作用発現のおそれがある。本剤の投与を中止してから左記薬剤の投与を開始するまでに、少なくとも14日間の間隔を置くこと。また、左記薬剤の投与を中止してから本剤の投与を開始するまでに、ミルナシプラン塩酸塩は2〜3日間、デュロキセチン塩酸塩は少なくとも5日間、ベンラファキシン塩酸塩は少なくとも7日間の間隔を置くこと。


モノアミン神経伝達物質の分解が抑制され、脳内のモノアミン総量が増加するおそれがある。


選択的ノルアドレナリン再取り込み阻害薬


アトモキセチン塩酸塩


ストラテラ


重篤な副作用発現のおそれがある。本剤の投与を中止してから左記薬剤の投与を開始するまでに、少なくとも14日間の間隔を置くこと。また、左記薬剤の投与を中止してから本剤の投与を開始するまでに少なくとも14日間の間隔を置くこと。


モノアミン神経伝達物質の分解が抑制され、脳内のモノアミン総量が増加するおそれがある。


リスデキサンフェタミンメシル酸塩


ビバンセ


メチルフェニデート塩酸塩


コンサータリタリン


メタンフェタミン塩酸塩


ヒロポン


マジンドール


サノレックス


高血圧クリーゼ等の重篤な副作用発現のおそれがある。本剤の投与を中止してから左記薬剤の投与を開始するまでに、少なくとも14日間の間隔を置くこと。


モノアミン神経伝達物質の分解が抑制され、脳内のモノアミン総量が増加するおそれがある。


ノルアドレナリン・セロトニン作動性抗うつ薬


ミルタザピン


レメロンリフレックス


セロトニン症候群等の重篤な副作用発現のおそれがある。本剤の投与を中止してから左記薬剤の投与を開始するまでに、少なくとも14日間の間隔を置くこと。また、左記薬剤の投与を中止してから本剤の投与を開始するまでに少なくとも14日間の間隔を置くこと。


脳内ノルアドレナリン、セロトニンの神経伝達が増強され、脳内のモノアミン総量が増加するおそれがある。


塩酸テトラヒドロゾリン・プレドニゾロン


コールタイジン


ナファゾリン硝酸塩


プリビナ


トラマゾリン塩酸塩


トラマゾリン


アプラクロニジン塩酸塩


アイオピジン


急激な血圧上昇を起こすおそれがある。


カテコールアミンの蓄積をおこし、左記薬剤の交感神経刺激作用を増強するおそれがある。


相互作用:併用注意

レボドパ含有製剤


ジスキネジア等のレボドパ由来の副作用が増強されるおそれがある。


脳内のドパミン濃度を上昇させる作用を有するため、併用によりドパミン濃度が更に高まるおそれがある。


トラゾドン塩酸塩


トラゾドン塩酸塩の中止直後に本剤を投与又は併用する場合には、脳内セロトニン濃度が高まるおそれがある。


セロトニン再取り込み阻害作用により、脳内のセロトニン濃度が高まるおそれがある。


デキストロメトルファン臭化水素酸塩水和物


脳内セロトニン濃度が高まるおそれがある。


脳内のセロトニン濃度を上昇させる作用を有するため、併用によりセロトニン濃度が更に高まるおそれがある。


交感神経刺激薬


エフェドリン塩酸塩メチルエフェドリン塩酸塩プソイドエフェドリン塩酸塩含有医薬品フェニルプロパノールアミン塩酸塩含有医薬品


高血圧クリーゼを含む血圧上昇が報告されている。


本剤のMAO-B選択性が低下した場合、交感神経刺激作用が増強されるおそれがある。


セイヨウオトギリソウ(St. John's Wort、セント・ジョーンズ・ワート)含有飲食物


脳内セロトニン濃度が高まるおそれがある。


脳内のセロトニン濃度を上昇させる作用を有するため、併用によりセロトニン濃度が更に高まるおそれがある。


CYP1A2阻害薬


シプロフロキサシン


本剤の血中濃度が上昇する可能性があるため、低用量での投与も考慮すること。


シプロフロキサシンとの併用により、本剤の血中濃度が上昇したとの報告がある。


CYP1A2誘導薬


タバコ(喫煙)フェニトイン


本剤の血中濃度が低下する可能性がある。


CYP1A2を誘導するため、本剤のクリアランスを増加させる可能性がある。


チラミンを多く含有する飲食物


チーズビール赤ワイン等


チラミン含有量の高い飲食物を摂取した患者において、高血圧クリーゼを含む血圧上昇が報告されている。


本剤のMAO-B選択性が低下した場合、チラミンの代謝が抑制されるおそれがある。


副作用:重大な副作用

1: 起立性低血圧(2.4%)

-パーキンソン病患者では運動機能障害による転倒のリスクが高く、起立性低血圧があらわれた場合には、転倒により骨折又は外傷に至るおそれがある。2: 傾眠(1.4%)、突発的睡眠(0.4%)

-日中に傾眠があらわれることがあり、さらに前兆のない突発的睡眠があらわれることもある。3: 幻覚(2.7%)

-幻覚、幻視、せん妄、幻聴、錯覚、失見当識等の精神症状があらわれることがある。4: 衝動制御障害(0.1%)

-病的賭博、病的性欲亢進、強迫性購買、暴食等の衝動制御障害があらわれることがある。5: セロトニン症候群(頻度不明)

-不安、焦燥、興奮、錯乱、発熱、ミオクロヌス、発汗、頻脈等のセロトニン症候群が疑われる症状が認められた場合には、投与を中止し、体温冷却及び補液等の全身管理とともに、適切な処置を行うこと。6: 悪性症候群(頻度不明)

-急激な減量又は中止により、無動緘黙、強度の筋強剛、嚥下困難、頻脈、血圧の変動、発汗等が発現し、それに引き続き発熱がみられる場合がある。また、本症発現時には白血球の増加や血清CKの上昇がみられることが多く、ミオグロビン尿を伴う腎機能の低下がみられることもある。このような症状が認められた場合には、体温冷却及び補液等の全身管理とともに、適切な処置を行うこと。

副作用:その他副作用


精神神経系 -ジスキネジア-頭痛、めまい、ジストニア、異常な夢-うつ病、平衡障害、錯乱
消化器 -悪心・嘔吐、便秘、腹痛、口内乾燥-鼓腸
筋・骨格系 -関節痛、関節炎、筋骨格痛、頚部痛
心血管系 -狭心症、心筋梗塞-脳血管発作
その他 -転倒、皮疹、食欲減退、結膜炎、発熱、体重減少、アレルギー、倦怠感、水疱性皮疹、白血球減少症、インフルエンザ-鼻炎、尿意切迫、手根管症候群、皮膚癌、悪性黒色腫

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 931,825 0 0 0 1,461 17,954 59,075 169,068 406,524 260,934 16,809 0
女性 1,202,276 0 0 0 0 9,079 56,358 188,281 511,390 406,895 30,273 0
合計 2,135,203 0 0 0 1,461 27,033 115,433 357,349 917,914 667,829 47,082 0
男性 931,825 0 0 0 1,461 17,954 59,075 169,068 406,524 260,934 16,809 0
女性 1,202,276 0 0 0 0 9,079 56,358 188,281 511,390 406,895 30,273 0
合計 2,135,203 0 0 0 1,461 27,033 115,433 357,349 917,914 667,829 47,082 0
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道150,792
東北178,487
関東663,553
中部344,316
近畿364,179
中国・四国216,502
九州217,376
合計2,135,203
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道150,792
北東北30,915
南東北128,368
北関東109,415
南関東554,138
甲信越91,449
北陸54,910
東海220,871
関西341,265
中国130,459
四国86,043
北九州145,267
南九州51,181
沖縄41,856
合計2,135,203
都道府県別
都道府県名 合計
北海道150,792
青森県12,530
岩手県19,204
宮城県67,718
秋田県18,385
山形県18,452
福島県42,198
茨城県49,280
栃木県35,154
群馬県24,981
埼玉県119,322
千葉県112,852
東京都204,058
神奈川県117,906
新潟県46,380
富山県25,624
石川県11,612
福井県17,674
山梨県10,684
長野県34,385
岐阜県23,503
静岡県75,674
愛知県98,780
三重県22,914
滋賀県10,372
京都府69,239
大阪府151,162
兵庫県62,619
奈良県32,699
和歌山県15,174
鳥取県12,676
島根県16,572
岡山県38,118
広島県42,122
山口県20,971
徳島県12,180
香川県29,499
愛媛県38,395
高知県5,969
福岡県61,966
佐賀県9,292
長崎県22,433
熊本県21,658
大分県29,918
宮崎県17,869
鹿児島県33,312
沖縄県20,928
合計2,135,203
更新予告まとめ