薬剤詳細データ

一般名

レボドパ・カルビドパ水和物

製品名

デュオドーパ配合経腸用液

薬効名

抗パーキンソン剤

添付文書(抜粋)

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薬剤名

デュオドーパ配合経腸用液

yj-code

1169101S1020

添付文書No

1169101S1020_1_08

改定年月

2024-02

第2版

一般名

レボドパ・カルビドパ水和物

薬効分類名

抗パーキンソン剤


用法・用量

本剤投与前の経口レボドパ量に応じて初回投与量を決定し、朝の投与及び持続投与に分けて胃瘻を通じて空腸に直接投与する。その後は患者の症状により、以下の用量範囲で投与量を調整する。なお、必要に応じて持続投与中に追加投与を行うことができる。 通常、成人には、朝の投与として5~10mL(レボドパ/カルビドパ水和物として100/25~200/50mg)を10~30分かけて投与した後、2~6mL/時間(レボドパ/カルビドパ水和物として40/10~120/30mg/時間)で持続投与する。なお、1日の最大投与時間は16時間とする。1回あたりの追加投与は0.5~2.0mL(レボドパ/カルビドパ水和物として10/2.5~40/10mg)とする。 本剤の投与量は症状により適宜増減するが、朝の投与は15mL(レボドパ/カルビドパ水和物として300/75mg)、持続投与は10mL/時間(レボドパ/カルビドパ水和物として200/50mg/時間)を超えないこととする。また、1日総投与量は100mL(レボドパ/カルビドパ水和物として2000/500mg)を超えないこととする。

効能・効果

レボドパ含有製剤を含む既存の薬物療法で十分な効果が得られないパーキンソン病の症状の日内変動(wearing-off現象)の改善

相互作用:併用禁忌

相互作用:併用注意

血圧降下剤


メチルドパ水和物レセルピン節遮断剤 等


起立性低血圧等の症候性低血圧が発現するおそれがある。本剤開始時や増量時には血圧降下剤の減量を考慮すること。


レボドパの血圧降下作用により、相加的に血圧降下作用が増強すると考えられている。


レセルピン製剤テトラベナジン


本剤の作用が減弱するおそれがある。パーキンソン症状の悪化についてモニタリングすること。


左記薬剤の脳内ドパミン減少作用により、パーキンソン症状が悪化する。


ドパミンD2受容体遮断作用を有する薬剤(抗精神病薬等)


フェノチアジン系薬剤ブチロフェノン系薬剤リスペリドンペロスピロン塩酸塩 等


本剤の作用が減弱するおそれがある。パーキンソン症状の悪化についてモニタリングすること。


ドパミン作動性神経において本剤と作用が拮抗するため。


鉄剤


本剤の作用が減弱するおそれがある。パーキンソン症状の悪化についてモニタリングすること。


キレートを形成し、本剤の吸収が減少する。


イソニアジド


本剤の作用が減弱するおそれがある。パーキンソン症状の悪化についてモニタリングすること。


機序不明であるが、イソニアジドによるドパ脱炭酸酵素阻害により脳内でのドパミンへの変換が抑制されるためと考えられている。


パパベリン塩酸塩


本剤の作用が減弱するおそれがある。パーキンソン症状の悪化についてモニタリングすること。


機序不明


スピラマイシン


レボドパの血中濃度が低下し、本剤の作用が減弱するおそれがある。


カルビドパの吸収が阻害されることにより、レボドパの血中濃度が低下したとの報告がある。


NMDA受容体拮抗剤


メマンチン塩酸塩 等


本剤の作用を増強するおそれがある。


左記薬剤がドパミン遊離を促進する可能性がある。


他の抗パーキンソン剤


抗コリン剤アマンタジン塩酸塩ブロモクリプチンメシル酸塩


精神神経系等の副作用が増強することがある。


併用によりレボドパの効果増強につながるが、同時に精神神経系等の副作用が増強する可能性がある。


副作用:重大な副作用

1: 悪性症候群(頻度不明)

-急激な減量又は投与中止により、高熱、意識障害、高度の筋強剛、不随意運動、ショック状態、精神状態変化(激越、錯乱、昏睡等)、自律神経症状、CK上昇等があらわれ、まれに横紋筋融解症を続発するおそれがある。本剤の急激な減量又は中止は避けるとともに、このような症状が認められた場合には、再投与後、漸減し、体冷却、水分補給等適切な処置を行うこと。2: 幻覚(頻度不明)、錯乱(頻度不明)、抑うつ(頻度不明)

3: 溶血性貧血(頻度不明)、血小板減少症(頻度不明)

4: 突発的睡眠(頻度不明)

-前兆のない突発的睡眠があらわれることがある。5: 悪性黒色腫(頻度不明)

6: 閉塞隅角緑内障(頻度不明)

-急激な眼圧上昇を伴う閉塞隅角緑内障を起こすことがあるので、霧視、眼痛、充血、頭痛、嘔気等が認められた場合には、投与を中止し、直ちに適切な処置を行うこと。,

副作用:その他副作用


消化器 -腹痛、便秘、口腔咽頭痛-下痢、悪心、腹部不快感、腹部膨満、消化管穿孔、気腹-放屁、虚血性大腸炎、上腹部痛、嚥下障害、口内乾燥、流涎過多、胃腸出血、食欲不振、胸やけ、口内炎
肝臓 -―-―-ALT上昇、AST上昇、血中アルカリホスファターゼ増加、LDH上昇
皮膚 -―-皮膚潰瘍-発疹、蕁麻疹、脱毛症
精神・神経 -ジスキネジア、頭痛-不眠症-激越、精神病性障害、失見当識、自殺企図、多発ニューロパチー、睡眠発作、睡眠障害、不随意運動、病的賭博、病的性欲亢進、不安・焦燥感、歩行障害、傾眠、めまい、味覚異常、興奮、振戦の増強、しびれ感、ドパミン調節障害症候群
呼吸器 -鼻出血-誤嚥性肺炎-―
循環器 -―-血圧低下、血圧上昇-心拍数不整、動悸、 低血圧、起立性低血圧
代謝・栄養 -―-体重減少、食欲減退-血中ホモシステイン増加、高ホモシステイン血症、ビタミンB12減少、ビタミンB12欠乏、ビタミンB6減少、ビタミンB6欠乏
筋骨格 -―-筋骨格系胸痛、筋骨格痛-筋痙縮、筋肉痛
感覚器 -―-―-視覚異常
泌尿器・生殖器 -―-―-排尿異常、BUN上昇
血液・リンパ -―-―-顆粒球減少、貧血
全身症状 -異常高熱-転倒-疲労、無力症、胸痛、浮腫、倦怠・脱力感
感染症 -ー-ー-尿路感染
その他 -―-―-抗DNA抗体・クームス試験の陽性例、のぼせ感、発汗、嗄声、唾液・痰・口腔内粘膜・汗・便・尿の変色(黒色等)
投与部位 -切開部位痛、過剰肉芽組織、術後疼痛、切開部位紅斑、医療機器挿入合併症(腹痛、腹部不快感、腹部膨満、気腹等)、ストーマ部感染、切開部位発疹、縫合関連合併症-チューブ留置部位疼痛、チューブ留置部位そう痒感、チューブ位置異常、チューブ屈曲、チューブ留置部位感染、切開部位蜂巣炎、切開部位皮膚炎、切開部位感染、ストーマ部蜂巣炎、術後イレウス、ストーマ部紅斑、創合併症-―

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
女性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
合計 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道0
東北0
関東0
中部0
近畿0
中国・四国0
九州0
合計0
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道0
北東北0
南東北0
北関東0
南関東0
甲信越0
北陸0
東海0
関西0
中国0
四国0
北九州0
南九州0
沖縄0
合計0
都道府県別
都道府県名 合計
北海道0
青森県0
岩手県0
宮城県0
秋田県0
山形県0
福島県0
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群馬県0
埼玉県0
千葉県0
東京都0
神奈川県0
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静岡県0
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広島県0
山口県0
徳島県0
香川県0
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佐賀県0
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宮崎県0
鹿児島県0
沖縄県0
合計0
更新予告まとめ