薬剤詳細データ

一般名

無水カフェイン

製品名

レスピア静注・経口液60mg

薬効名

未熟児無呼吸発作治療剤

添付文書(抜粋)

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薬剤名

レスピア静注・経口液60mg

yj-code

2115405A1021

添付文書No

2115405A1021_1_06

改定年月

2021-09

第2版

一般名

無水カフェイン

薬効分類名

未熟児無呼吸発作治療剤


用法・用量

初回投与:通常、カフェインクエン酸塩として20mg/kg(本剤1mL/kg)を30分かけて静脈内投与する。維持投与:初回投与から24時間後以降に、通常、カフェインクエン酸塩として5mg/kg(本剤0.25mL/kg)を1日1回、10分かけて静脈内投与、又は経口投与する。なお、症状に応じて、10mg/kg(本剤0.5mL/kg)まで増量できる。

効能・効果

早産・低出生体重児における原発性無呼吸(未熟児無呼吸発作)

相互作用:併用禁忌

相互作用:併用注意

他のメチルキサンチン系薬剤


テオフィリン


アミノフィリン水和物


,,,


カフェイン及びテオフィリンのクリアランスを減少させ、血中濃度を増加させる。


カフェインと他のメチルキサンチン系薬剤(テオフィリン等)との間に相互変換が生じる。


交感神経刺激剤(β刺激剤)


イソプレナリン塩酸塩


クレンブテロール塩酸塩


ツロブテロール塩酸塩


テルブタリン硫酸塩


プロカテロール塩酸塩水和物等


低カリウム血症、心・血管症状( 頻脈、不整脈等)等のβ刺激剤の副作用症状を増強させることがある。副作用の発現に注意し、異常が認められた場合には減量又は投与を中止するなど適切な処置を行うこと。


心刺激作用をともに有しており、β刺激剤の作用を増強するためと考えられる。低カリウム血症の増強についての機序は不明である。


抗真菌剤


フルコナゾール


ケトコナゾール


テルビナフィン塩酸塩


H2-受容体拮抗剤


シメチジン


キノロン系抗菌剤


ノルフロキサシン


シプロフロキサシン塩酸塩


オフロキサシン等


カフェインの血中濃度が増加し、副作用が発現するおそれがある。副作用の発現に注意し、異常が認められた場合には減量又は投与を中止するなど適切な処置を行うこと。


これらの薬剤は、肝薬物代謝酵素CYP1A2を阻害し、カフェインのクリアランスを減少させる。


エリスロマイシン


クラリスロマイシン


ロキシスロマイシン


デフェラシロクス


カフェインの血中濃度が増加し、副作用が発現するおそれがある。副作用の発現に注意し、異常が認められた場合には減量又は投与を中止するなど適切な処置を行うこと。


これらの薬剤は、肝薬物代謝酵素を阻害し、カフェインのクリアランスを減少させる。


アシクロビル


バラシクロビル塩酸塩


カフェインの血中濃度が増加し、副作用が発現するおそれがある。副作用の発現に注意し、異常が認められた場合には減量又は投与を中止するなど適切な処置を行うこと。


カフェインの血中濃度の上昇によると考えられる。


グレープフルーツジュース


ナリンゲニン


カフェインの血中濃度が増加し、カフェインの作用が増強されるおそれがある。


これらの食品等は、肝薬物代謝酵素CYP1A2を阻害し、カフェインのクリアランスを減少させる。


リファンピシン


フェノバルビタール


フェニトイン


カルバマゼピン


プロトンポンプ阻害剤


オメプラゾール


ランソプラゾール


カフェインの効果が減弱することがある。カフェイン血中濃度が低下するので、適切な処置を行うこと。


肝薬物代謝酵素の誘導により、カフェインのクリアランスが増加するため、カフェインの血中濃度が低下すると考えられる。


解熱鎮痛消炎剤


ケトプロフェン


ケトプロフェンの血中濃度が増加する。尿量が減少する。


ケトプロフェンの溶解度を上昇させ、吸収を亢進する。


アセトアミノフェン


これらの薬剤のクリアランスを減少する。鎮痛作用等を増強することがある。


不明


アスピリン


これらの薬剤のクリアランスを減少する。鎮痛作用等を増強することがある。


胃酸分泌を亢進することにより、アスピリンの吸収を増加させることが推察される。


ベンゾジアゼピン系薬剤


ジアゼパム


ロラゼパム


ベンゾジアゼピン系薬剤の血中濃度が減少することがある。


不明


鉄剤


鉄の吸収を減少する。


カフェインによる胃酸分泌亢進によるものと推察される。


副作用:重大な副作用

1: 壊死性腸炎(2.3%)

副作用:その他副作用


過敏症 -発疹、蕁麻疹、紅斑、薬疹
精神・神経 -神経過敏(興奮、不機嫌、いらいら感)、振戦、筋攣縮、落ち着きのなさ
呼吸器 -肺水腫-頻呼吸
循環器 -高血圧、頻脈-心拍数増加、心拍出量増加
消化器 -胃出血、胃食道逆流、胃残渣の増加-嘔吐、下痢、便秘、腹部膨満
泌尿器 -尿量増加
代謝異常 -CKの上昇、低血糖、高血糖
血液 -貧血-ヘモグロビン減少
その他 -注射部位反応、注射部位炎症、低ナトリウム血症-尿中ナトリウム増加、尿中カルシウム増加

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
女性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
合計 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道0
東北0
関東0
中部0
近畿0
中国・四国0
九州0
合計0
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道0
北東北0
南東北0
北関東0
南関東0
甲信越0
北陸0
東海0
関西0
中国0
四国0
北九州0
南九州0
沖縄0
合計0
都道府県別
都道府県名 合計
北海道0
青森県0
岩手県0
宮城県0
秋田県0
山形県0
福島県0
茨城県0
栃木県0
群馬県0
埼玉県0
千葉県0
東京都0
神奈川県0
新潟県0
富山県0
石川県0
福井県0
山梨県0
長野県0
岐阜県0
静岡県0
愛知県0
三重県0
滋賀県0
京都府0
大阪府0
兵庫県0
奈良県0
和歌山県0
鳥取県0
島根県0
岡山県0
広島県0
山口県0
徳島県0
香川県0
愛媛県0
高知県0
福岡県0
佐賀県0
長崎県0
熊本県0
大分県0
宮崎県0
鹿児島県0
沖縄県0
合計0
更新予告まとめ