薬剤詳細データ 一般名 アミオダロン塩酸塩 製品名 アミオダロン塩酸塩錠100mg「サンド」 薬効名 不整脈治療剤 エビでやんす論文検索 添付文書(抜粋) 添付文書の抜粋となっています。 最新の添付文書はこちらよりご参照ください 薬剤名 アミオダロン塩酸塩錠100mg「サンド」 yj-code 2129010F1049 添付文書No 2129010F1049_1_22 改定年月 2024-07 版 第2版 一般名 アミオダロン塩酸塩 薬効分類名 不整脈治療剤 用法・用量 導入期:通常、成人にはアミオダロン塩酸塩として1日400mgを1~2回に分けて1~2週間経口投与する。維持期:通常、成人にはアミオダロン塩酸塩として1日200mgを1~2回に分けて経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。 効能・効果 生命に危険のある下記の再発性不整脈で他の抗不整脈薬が無効か、又は使用できない場合心室細動、心室性頻拍心不全(低心機能)又は肥大型心筋症に伴う心房細動 相互作用:併用禁忌 リトナビルノービアニルマトレルビル・リトナビルパキロビッド重篤な副作用(不整脈等)を起こすおそれがある。左記薬剤のCYP3A4に対する競合的阻害作用により、本剤の血中濃度が大幅に上昇するおそれがある。ネルフィナビルメシル酸塩ビラセプト重篤な又は生命に危険を及ぼすような事象(QT延長、Torsade de pointes等の不整脈や持続的な鎮静)を起こすおそれがある。左記薬剤のCYP3A4に対する競合的阻害作用により、本剤の血中濃度が大幅に上昇するおそれがある。モキシフロキサシン塩酸塩アベロックスラスクフロキサシン塩酸塩(注射剤)ラスビック点滴静注QT延長、心室性不整脈を起こすおそれがある。併用によりQT延長作用が相加的に増加するおそれがある。バルデナフィル塩酸塩水和物レビトラシルデナフィルクエン酸塩(勃起不全を効能又は効果とするもの)バイアグラQT延長を起こすおそれがある。併用によりQT延長作用が相加的に増加するおそれがある。トレミフェンクエン酸塩フェアストンQT延長を増強し、心室性頻拍(Torsade de pointesを含む)等を起こすおそれがある。併用によりQT延長作用が相加的に増加するおそれがある。フィンゴリモド塩酸塩イムセラジレニア併用によりTorsade de pointes等の重篤な不整脈を起こすおそれがある。これらの薬剤の投与により心拍数が低下するため、併用により不整脈を増強するおそれがある。シポニモド フマル酸メーゼント併用によりTorsade de pointes等の重篤な不整脈を起こすおそれがある。これらの薬剤の投与により心拍数が低下するため、併用により不整脈を増強するおそれがある。エリグルスタット酒石酸塩サデルガ併用によりQT延長等を生じるおそれがある。併用によりQT延長作用が増強すると考えられる。本剤のCYP2D6及びCYP3A阻害作用によりエリグルスタット酒石酸塩の代謝が阻害されるおそれがある。 相互作用:併用注意 抗凝血剤ワルファリンプロトロンビン時間の延長、重大な又は致死的な出血が生じることが報告されているため、抗凝血剤を1/3~1/2に減量し、プロトロンビン時間を厳密に監視すること。本剤によるCYP2C9阻害が考えられる。また、甲状腺機能が亢進されると、抗凝血剤の作用が増強されることが考えられる。P糖蛋白を基質とする抗凝固剤ダビガトランエテキシラートメタンスルホン酸塩エドキサバントシル酸塩水和物これらの薬剤の血中濃度が上昇し、抗凝固作用が増強することが報告されている。本剤によるP糖蛋白阻害が考えられる。ジゴキシンジゴキシン血中濃度が上昇し、臨床的な毒性(洞房ブロック、房室ブロック、憂鬱、胃腸障害、精神神経障害等)を生じることが報告されているため、本剤を投与開始するときはジギタリス治療の必要性を再検討し、ジギタリス用量を1/2に減量するか又は投与を中止すること。本剤による腎外クリアランスの低下、消化管吸収の増加が考えられる。また、甲状腺機能の変化がジゴキシンの腎クリアランスや吸収に影響することなどが考えられる。キニジンキニジン血中濃度が上昇し、Torsade de pointesが起こることが報告されているため、キニジンを1/3~1/2に減量するか又は投与を中止すること。機序不明。メキシレチンTorsade de pointesを発現したとの報告がある。機序不明。ジソピラミドTorsade de pointesを発現したとの報告がある。本剤は、心刺激伝導作用を延長させることが考えられる。ソタロール併用によりTorsade de pointesを起こすことがある。併用によりQT延長作用が相加的に増加することがある。プロカインアミドプロカインアミド、N-アセチルプロカインアミド血中濃度が上昇し、心血管作用が増強されることが報告されているため、プロカインアミドを1/3に減量するか又は投与を中止すること。本剤は、プロカインアミドの肝代謝と腎クリアランスを阻害することが考えられる。テオフィリンテオフィリン血中濃度を上昇させるとの報告がある。本剤によるCYP1A2阻害が考えられる。フェニトインフェニトインの血中濃度上昇による精神神経障害があらわれることがある。観察を十分に行い、過量投与の症状があらわれた場合には速やかにフェニトイン投与量を減らすこと。本剤によるCYP2C9阻害が考えられる。フレカイニドフレカイニド血中濃度が上昇することが報告されているため、フレカイニドを2/3に減量すること。本剤によるCYP2D6阻害が考えられる。アプリンジンアプリンジン血中濃度の上昇、心血管作用の増加の報告がある。本剤によるCYP2D6阻害が考えられる。CYP3A4で代謝される薬剤シクロスポリンタクロリムスジヒドロエルゴタミンエルゴタミントリアゾラムミダゾラム 等左記薬剤の血中濃度を上昇させるとの報告がある。本剤によるCYP3A4阻害が考えられる。CYP3A4で代謝されるHMG-CoA還元酵素阻害剤シンバスタチン 等併用により筋障害のリスクが増加するとの報告がある。本剤によるCYP3A4阻害により、血中濃度が上昇することがある。リドカイン洞停止、洞房ブロックを発現したとの報告がある。本剤による洞結節の相加的抑制、代謝阻害が考えられる。フェンタニル血圧低下、徐脈を発現したとの報告がある。本剤とフェンタニルには、血圧低下、徐脈作用があり併用により作用が増強されることが考えられる。全身麻酔剤ハロゲン化吸入麻酔薬の心筋抑制因子及び伝導障害に対する感受性が高くなることがあり、また、アトロピンが不奏効の徐脈、低血圧、伝導障害、心拍出量低下といった潜在的に重度の合併症が報告されている。さらに、非常にまれであるがときに致命的な急性呼吸窮迫症候群が通常手術直後に認められている。機序不明。局所麻酔剤心機能抑制作用が増強するおそれがあるので、心電図検査等によるモニタリングを行うこと。併用により作用が増強されることが考えられる。β遮断薬メトプロロールプロプラノロール徐脈、心停止を発現したとの報告がある。本剤がメトプロロール、プロプラノロールの肝代謝を抑制し、初回通過効果を低下させることが考えられる。Ca-拮抗剤ジルチアゼムベラパミル心停止、房室ブロックを発現したとの報告がある。本剤はこれらの薬剤との併用で洞房と房室結節伝導を遅延させ、心筋収縮力を相加的に低下させることが考えられる。低カリウム血症を起こす薬剤利尿剤副腎皮質ステロイド剤アムホテリシンBACTH(テトラコサクチド)Torsade de pointesを起こすことがある。機序不明。低カリウム血症が惹起された場合、本剤のQT延長作用が増加されることが考えられる。シルデナフィルクエン酸塩(肺動脈性肺高血圧症を効能又は効果とするもの)QT延長を起こすおそれがある。併用によりQT延長作用が相加的に増加するおそれがある。レジパスビル/ソホスブビル配合剤徐脈等の不整脈があらわれるおそれがあり、海外の市販後において死亡例も報告されていることから、併用は可能な限り避けること。やむを得ず本剤と併用する場合は、不整脈の徴候の発現等に注意して十分に観察し、異常が認められた場合には適切な対応を行うこと。機序不明。ヒドロキシクロロキン硫酸塩心室性不整脈を起こすおそれがある。機序不明。セイヨウオトギリソウ(St. John's Wort、セント・ジョーンズ・ワート)含有食品血中濃度が低下するおそれがあるので、本剤投与時はセイヨウオトギリソウ含有食品を摂取しないよう注意すること。セイヨウオトギリソウにより本剤の代謝酵素が誘導され、代謝が促進されることが考えられる。 副作用:重大な副作用 1: 間質性肺炎(1.0%)、肺線維症(1.0%)、肺胞炎(頻度不明)-間質性肺炎、肺線維症及び肺胞炎があらわれることがあり、致死的な場合もある。胸部レントゲン検査や胸部CT検査にて異常陰影が出現した場合、また咳、呼吸困難及び捻髪音等が認められた場合には上記副作用を疑い、投与を中止し、必要に応じてステロイド療法等の適切な処置を行うこと。,2: 既存の不整脈の重度の悪化(3.9%)、Torsade de pointes(頻度不明)、心不全(1.9%)、徐脈(2.9%)、心停止(頻度不明)、完全房室ブロック(頻度不明)、血圧低下(1.0%)-既存の不整脈を重度に悪化させることがあるほか、Torsade de pointes、心不全、徐脈、徐脈からの心停止、完全房室ブロック及び血圧低下があらわれることがある。3: 劇症肝炎(頻度不明)、肝硬変(頻度不明)、肝障害(頻度不明)-劇症肝炎、肝硬変、肝障害があらわれることがあり、致死的な場合も報告されている。,4: 甲状腺機能亢進症(頻度不明)、甲状腺炎(頻度不明)、甲状腺機能低下症(1.0%)-甲状腺機能亢進症、甲状腺炎、甲状腺機能低下症があらわれることがあり、甲状腺機能亢進症及び甲状腺炎においては致死的な場合も報告されている。甲状腺機能検査を行い、異常が認められた場合には、投与を中止する等の適切な処置を行うこと。これらの副作用は本剤投与中だけでなく、投与中止後数ヵ月においてもあらわれることがあるため、本剤投与中だけでなく投与中止後数ヵ月においても、甲状腺機能検査を行うこと。,5: 抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)(頻度不明)-抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)があらわれることがあるので、低浸透圧血症を伴う低ナトリウム血症、尿中ナトリウム排泄量の増加、痙攣、意識障害等の症状があらわれた場合には投与を中止し、水分摂取の制限等適切な処置を行うこと。6: 肺胞出血(頻度不明)7: 急性呼吸窮迫症候群(頻度不明)-本剤投与中の患者の心臓、心臓以外の手術後に、あらわれることがある。8: 無顆粒球症(頻度不明)、白血球減少(1.0%) 副作用:その他副作用 精神神経系 -性欲減退、睡眠障害、不眠症、幻覚感覚器 -味覚異常-臭覚異常消化器 -悪心・嘔気(5.8%)、嘔吐、食欲不振-胃部不快感、舌アフタ形成-便秘循環器 -QT延長、房室ブロック-洞機能不全-脚ブロック、本剤投与中の患者の開胸手術中、心肺バイパス中止後に血圧低下呼吸器 -肺機能障害、胸部X線異常-喘息血液 -白血球減少、好酸球増加、好中球減少-ヘモグロビン、ヘマトクリット値の上昇及び低下、白血球増多、血小板減少、血液凝固異常内分泌系(甲状腺) -甲状腺機能検査値異常(rT3の上昇、TSHの上昇及び低下、T3の低下、T4の上昇及び低下)(30.8%)自律神経系 -潮紅、流涎中枢・末梢神経系 -振戦-頭痛、不随意運動、協調運動低下、歩行障害、運動失調、めまい、知覚異常、頭蓋内圧亢進、末梢性感覚運動ニューロパチー皮膚 -皮疹、手指爪変色-光線過敏症、脱毛、日光皮膚炎、皮膚青色化、紫斑、皮膚血管炎、血管神経性浮腫、蕁麻疹眼 -角膜色素沈着(21.2%)-羞明-視覚暈輪、眼がかすむ、視神経炎肝臓 -肝機能検査値異常[AST、ALT、Al-P、LDH、LAP、γ-GTP、の上昇]-総ビリルビンの上昇腎臓 -BUN上昇、血中クレアチニン上昇、血清Na低下、尿酸の上昇及び低下、血清Na上昇、血清電解質(K、Cl、Ca、P)の上昇及び低下、尿蛋白、尿糖、尿ウロビリノーゲン、尿pH異常その他 -手指の浮腫、全身倦怠、女性化乳房-CK上昇、コリンエステラーゼの上昇及び低下、疲労、副睾丸炎、骨髄肉芽腫 年代別 ※令和4年度データ 性別・年代別 区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~ 男性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 女性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 合計 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 性別・年代別グラフ 都道府県別 ※令和4年度データ 地方区分別(7) 地方区分名 合計 北海道0東北0関東0中部0近畿0中国・四国0九州0合計0 地方区分別(14) 地方区分名 合計 北海道0北東北0南東北0北関東0南関東0甲信越0北陸0東海0関西0中国0四国0北九州0南九州0沖縄0合計0 都道府県別 都道府県名 合計 北海道0青森県0岩手県0宮城県0秋田県0山形県0福島県0茨城県0栃木県0群馬県0埼玉県0千葉県0東京都0神奈川県0新潟県0富山県0石川県0福井県0山梨県0長野県0岐阜県0静岡県0愛知県0三重県0滋賀県0京都府0大阪府0兵庫県0奈良県0和歌山県0鳥取県0島根県0岡山県0広島県0山口県0徳島県0香川県0愛媛県0高知県0福岡県0佐賀県0長崎県0熊本県0大分県0宮崎県0鹿児島県0沖縄県0合計0