薬剤詳細データ

一般名

【般】スピロノラクトン錠25mg

製品名

スピロノラクトン錠25mg「CH」

薬効名

利尿剤

添付文書(抜粋)

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薬剤名

スピロノラクトン錠25mg「CH」

yj-code

2133001F1620

添付文書No

2133001F1620_1_07

改定年月

2023-12

第2版

一般名

スピロノラクトン

薬効分類名

抗アルドステロン性利尿・降圧剤


用法・用量

スピロノラクトンとして、通常成人1日50~100mgを分割経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。ただし、「原発性アルドステロン症の診断および症状の改善」のほかは他剤と併用することが多い。

効能・効果

高血圧症(本態性、腎性等) 心性浮腫(うっ血性心不全)、腎性浮腫、肝性浮腫、特発性浮腫、悪性腫瘍に伴う浮腫および腹水、栄養失調性浮腫 原発性アルドステロン症の診断および症状の改善

相互作用:併用禁忌

タクロリムス


(プログラフ)


エプレレノン


(セララ)


エサキセレノン


(ミネブロ)


高カリウム血症が発現することがある。


相加・相乗作用により血清カリウム値が上昇する。


ミトタン


(オペプリム)


ミトタンの作用を阻害する。


ミトタンの薬効を本剤が阻害するとの報告がある。


相互作用:併用注意

降圧剤


ACE阻害剤カルシウム拮抗剤β-遮断剤利尿降圧剤等


降圧作用を増強することがあるので、用量を調節するなど注意する。


これらの薬剤と本剤の相加・相乗作用


カリウム製剤


塩化カリウムグルコン酸カリウムアスパラギン酸カリウム等


ACE阻害剤


カプトプリルエナラプリルリシノプリル等


アンジオテンシンⅡ受容体拮抗剤


ロサルタンカリウムカンデサルタンシレキセチルバルサルタン等


アリスキレンカリウム保持性利尿剤


トリアムテレンカンレノ酸カリウム


シクロスポリンドロスピレノン


高カリウム血症を誘発することがあるので、血清カリウム値を観察するなど十分注意する。


これらの薬剤と本剤の相加・相乗作用による血清カリウム値の上昇。危険因子:腎障害患者、高齢者


フィネレノン


血清カリウム値上昇及び高カリウム血症が発現する危険性が増大するおそれがあるので、治療上必要と判断される場合にのみ併用すること。併用する場合には、血清カリウム値をより頻回に測定するなど患者の状態を慎重に観察すること。


これらの薬剤と本剤の相加・相乗作用による血清カリウム値の上昇。危険因子:腎障害患者、高齢者


ノルエピネフリン


ノルエピネフリンの血管反応性を低下させるとの報告がある。


本剤が心血管反応性を低下させる機序は完全には解明されていない。危険因子:麻酔施行患者


乳酸ナトリウム


乳酸ナトリウムのアルカリ化作用を減弱することがある。


本剤により高カリウム性アシドーシスが惹起され、乳酸ナトリウムのアルカリ化作用と拮抗する可能性がある。


塩化アンモニウムコレスチラミン


代謝性アシドーシスを来すとの報告がある。


これらの薬剤と本剤の相加・相乗作用


ジゴキシンメチルジゴキシン


血中ジゴキシン及びメチルジゴキシン濃度が上昇することがある。


本剤がジゴキシン及びメチルジゴキシンの腎からの排泄を低下させるため、血中ジゴキシン及びメチルジゴキシン濃度を上昇させることがある。


ジギトキシン


ジギトキシンの作用を増強又は減弱するおそれがあるので、併用する場合にはジギトキシンの血中濃度の測定を行うなど、観察を十分に行い慎重に投与すること。,


本剤の肝酵素誘導によりジギトキシンの血中濃度半減期が短縮すると考えられる報告がある。また、機序は不明であるが、ジギトキシンの血中濃度半減期が延長したとの報告がある。


リチウム製剤


炭酸リチウム


利尿剤又はACE阻害剤との併用により、リチウム中毒を起こすことが報告されているので、血中リチウム濃度に注意すること。


ナトリウムイオン不足はリチウムイオンの貯留を促進するといわれているため、ナトリウム排泄を促進することにより起こると考えられる。


非ステロイド性消炎鎮痛剤


インドメタシン等


カリウム保持性利尿剤との併用により、その降圧作用の減弱、腎機能障害患者における重度の高カリウム血症の発現が報告されている。


プロスタグランジン産生が抑制されることによって、ナトリウム貯留作用による降圧作用の減弱、カリウム貯留作用による血清カリウム値の上昇が起こると考えられる。危険因子:腎機能障害


副作用:重大な副作用

1: 電解質異常(高カリウム血症、低ナトリウム血症、代謝性アシドーシス等)(頻度不明)

-電解質異常に伴い、不整脈、全身倦怠感、脱力等があらわれることがある。,,,2: 急性腎不全(頻度不明)

-急性腎不全(電解質異常を伴うことがある)があらわれることがある。,3: 中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)(いずれも頻度不明)

副作用:その他副作用


内分泌 -女性型乳房b)、乳房腫脹、性欲減退、陰萎、多毛、月経不順、無月経、閉経後の出血、音声低音化-乳房腫瘤、乳房痛
過敏症 -発疹、蕁麻疹-そう痒
精神神経系 -眩暈、頭痛、四肢しびれ感、神経過敏、うつ状態、不安感、精神錯乱、運動失調、傾眠
肝臓 -AST上昇、ALT上昇、γ-GTP上昇、Al-P上昇、LDH上昇、ビリルビン上昇
腎臓 -BUN上昇
消化器 -食欲不振、悪心・嘔吐、口渇、下痢、便秘
血液 -白血球減少、血小板減少
その他 -倦怠感、心悸亢進、発熱、肝斑-筋痙攣、脱毛

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 76,520 0 0 0 0 2,789 6,241 8,486 20,625 27,695 10,684 0
女性 107,788 0 0 0 0 1,190 3,341 5,360 12,962 46,955 34,975 3,005
合計 188,121 0 0 0 0 3,979 9,582 13,846 33,587 74,650 45,659 3,005
男性 76,520 0 0 0 0 2,789 6,241 8,486 20,625 27,695 10,684 0
女性 107,788 0 0 0 0 1,190 3,341 5,360 12,962 46,955 34,975 3,005
合計 188,121 0 0 0 0 3,979 9,582 13,846 33,587 74,650 45,659 3,005
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道3,024
東北5,968
関東33,048
中部28,750
近畿43,875
中国・四国50,530
九州16,901
合計188,121
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道3,024
北東北4,600
南東北1,368
北関東4,532
南関東28,516
甲信越8,003
北陸0
東海20,747
関西43,875
中国23,048
四国27,482
北九州11,641
南九州5,260
沖縄0
合計188,121
都道府県別
都道府県名 合計
北海道3,024
青森県4,600
岩手県0
宮城県0
秋田県0
山形県0
福島県1,368
茨城県0
栃木県1,966
群馬県2,566
埼玉県7,832
千葉県2,958
東京都9,959
神奈川県7,767
新潟県1,421
富山県0
石川県0
福井県0
山梨県4,556
長野県2,026
岐阜県7,108
静岡県2,880
愛知県10,759
三重県0
滋賀県1,220
京都府6,880
大阪府29,754
兵庫県6,021
奈良県0
和歌山県0
鳥取県7,412
島根県4,490
岡山県1,087
広島県8,518
山口県1,541
徳島県0
香川県0
愛媛県23,198
高知県4,284
福岡県5,808
佐賀県0
長崎県4,331
熊本県1,502
大分県0
宮崎県4,076
鹿児島県1,184
沖縄県0
合計188,121
更新予告まとめ