薬剤詳細データ

一般名

メトプロロール酒石酸塩

製品名

セロケンL錠120mg

薬効名

血圧降下剤

添付文書(抜粋)

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薬剤名

セロケンL錠120mg

yj-code

2149010G1047

添付文書No

2149010G1047_2_04

改定年月

2024-01

第2版

一般名

メトプロロール酒石酸塩

薬効分類名

徐放性高血圧治療剤


用法・用量

通常、成人には1日1回1錠(メトプロロール酒石酸塩として120mg)を朝食後経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。

効能・効果

本態性高血圧症(軽症~中等症)

相互作用:併用禁忌

相互作用:併用注意

交感神経系に対し抑制的に作用する他の薬剤


レセルピンβ遮断剤(チモロール等の点眼剤を含む)等


過剰の交感神経抑制を来し、徐脈、血圧低下等があらわれるおそれがあるので、用量に注意すること。


共に交感神経抑制作用を有するため。


血糖降下剤


インスリングリベンクラミド等


血糖降下作用を増強することがある。また、低血糖症状(頻脈等)をマスクすることがあるので、血糖値に注意すること。


本剤のβ遮断作用により、低血糖からの回復が遅れることがあり、また、低血糖に伴う交感神経系の症状をマスクする。


カルシウム拮抗剤


ベラパミルジルチアゼム等


相互に作用が増強され、過度の降圧又は心機能抑制があらわれることがあるので、用量に注意すること。


共に陰性変時・変力作用、降圧作用を有するため。


クロニジン


クロニジンの投与中止後のリバウンド現象(血圧上昇)を増強するおそれがある。クロニジンの投与を中止する場合には、本剤を数日前に中止し、経過を観察してから行うこと。


クロニジンの投与中止により血中ノルアドレナリンが増加した場合、本剤のβ遮断作用によりα刺激作用(血管収縮作用)が優位となるため。


ClassⅠ抗不整脈剤


ジソピラミドプロカインアミドアジマリン等


ClassⅢ抗不整脈剤


アミオダロン等


過度の心機能抑制があらわれることがあるので、用量に注意すること。


共に心機能抑制作用を有するため。


抗不整脈剤


キニジンプロパフェノンアミオダロン等


本剤の血中濃度が上昇し、作用が増強することがあるので、用量に注意すること。


これらの薬剤の肝代謝酵素阻害作用により本剤の代謝が抑制されると考えられる。


ミラベグロン


本剤のAUCが3.29倍上昇したとの報告があり、本剤の作用が増強するおそれがある。


ミラベグロンのCYP2D6阻害作用により、本剤の血中濃度が上昇する可能性がある。


麻酔剤


セボフルラン等


過剰の交感神経の抑制を起こす可能性があるので心機能等に注意すること。


共に交感神経抑制作用を有するため。


ジギタリス製剤


房室伝導時間が延長し、徐脈、房室ブロック等があらわれるおそれがあるので、心機能に注意すること。


共に刺激伝導速度の抑制作用を有するため。


非ステロイド性抗炎症剤


インドメタシン等


本剤の降圧作用が減弱することがあるので、用量に注意すること。


非ステロイド性抗炎症剤は、血管拡張作用を有する腎プロスタグランジンの合成・遊離を阻害し血圧を上昇させることがある。


降圧作用を有する他の薬剤


ニトログリセリンタダラフィル等


過度の降圧を来すおそれがあるので、用量に注意すること。


共に降圧作用を有するため。


シメチジン


本剤の血中濃度が上昇し、作用が増強することがあるので、用量に注意すること。


これらの薬剤の肝代謝酵素阻害作用により本剤の代謝が抑制されると考えられる。


選択的セロトニン再取込み阻害剤


パロキセチン等


本剤の血中濃度が上昇し、作用が増強することがあるので、用量に注意すること。


これらの薬剤の肝代謝酵素阻害作用により本剤の代謝が抑制されると考えられる。


抗ヒスタミン剤


ジフェンヒドラミン等


本剤の血中濃度が上昇し、作用が増強することがあるので、用量に注意すること。


これらの薬剤の肝代謝酵素阻害作用により本剤の代謝が抑制されると考えられる。


ヒドララジン


本剤の血中濃度が上昇し、作用が増強することがあるので、用量に注意すること。


ヒドララジンは肝血流量を増加させ、本剤の初回通過効果を減少させると考えられる。


リファンピシン


本剤の血中濃度が低下し、作用が減弱することがあるので、用量に注意すること。


リファンピシンの肝代謝酵素誘導作用により本剤の代謝が促進されると考えられる。


リドカイン


リドカインの血中濃度を上昇させることがあるので、用量に注意すること。


本剤による肝血流量の減少及び肝代謝酵素活性阻害によりリドカインの代謝を遅延させると考えられる。


フィンゴリモド


フィンゴリモドの投与開始時に本剤を併用すると重度の徐脈や心ブロックが認められることがある。


共に徐脈や心ブロックを引き起こすおそれがある。


副作用:重大な副作用

1: 心原性ショック(頻度不明)

2: うっ血性心不全(頻度不明)、房室ブロック(0.3%)、徐脈(2.3%)、洞機能不全(頻度不明)

3: 喘息症状の誘発・悪化(頻度不明)

4: 肝機能障害、黄疸(いずれも頻度不明)

副作用:その他副作用


眼 -視覚障害(霧視等)-涙液分泌減少、結膜炎
過敏症 -発疹(乾癬型等)-光線過敏症、そう痒
血液 -血小板減少
循環器 -動悸-起立性低血圧注)心室性期外収縮、低血圧、末梢循環障害(四肢の冷え・しびれ等)
呼吸器 -鼻閉-鼻炎、気管支痙攣、息切れ
精神神経系 -めまい・ふらつき、頭痛、不眠、眠気、悪夢-幻覚、感覚異常、注意力障害、神経過敏、不安、健忘、錯乱、抑うつ
消化器 -腹痛、悪心・嘔吐、食欲不振、胸やけ、口渇、腹部膨満感-下痢、便秘
肝臓 -AST上昇、ALT上昇
その他 -倦怠感、胸部圧迫感、疲労感、耳鳴、発汗-脱毛、難聴、関節痛、筋痙直、体重増加、勃起障害、乾癬悪化、トリグリセライドの上昇、浮腫、性欲減退、CK(CPK)の上昇、味覚異常

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 1,332,029 0 0 1,026 15,219 66,057 200,080 353,379 479,806 193,592 22,870 0
女性 1,016,386 0 0 1,516 9,416 21,144 90,620 184,227 391,245 260,751 57,467 0
合計 2,351,827 0 0 2,542 24,635 87,201 290,700 537,606 871,051 454,343 80,337 0
男性 1,332,029 0 0 1,026 15,219 66,057 200,080 353,379 479,806 193,592 22,870 0
女性 1,016,386 0 0 1,516 9,416 21,144 90,620 184,227 391,245 260,751 57,467 0
合計 2,351,827 0 0 2,542 24,635 87,201 290,700 537,606 871,051 454,343 80,337 0
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道69,826
東北250,497
関東958,861
中部254,442
近畿541,603
中国・四国155,691
九州120,904
合計2,351,827
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道69,826
北東北84,042
南東北129,754
北関東158,683
南関東800,178
甲信越75,295
北陸54,314
東海132,313
関西534,123
中国129,083
四国26,608
北九州78,298
南九州39,964
沖縄5,284
合計2,351,827
都道府県別
都道府県名 合計
北海道69,826
青森県61,588
岩手県36,701
宮城県34,426
秋田県22,454
山形県4,160
福島県91,168
茨城県105,986
栃木県8,941
群馬県43,756
埼玉県99,216
千葉県140,900
東京都293,962
神奈川県266,100
新潟県23,974
富山県6,394
石川県15,493
福井県32,427
山梨県36,042
長野県15,279
岐阜県18,682
静岡県41,169
愛知県64,982
三重県7,480
滋賀県84,219
京都府52,797
大阪府254,296
兵庫県82,993
奈良県33,500
和歌山県26,318
鳥取県17,158
島根県4,323
岡山県41,184
広島県53,898
山口県12,520
徳島県7,442
香川県4,996
愛媛県6,090
高知県8,080
福岡県49,293
佐賀県8,582
長崎県7,578
熊本県7,307
大分県5,538
宮崎県37,006
鹿児島県2,958
沖縄県2,642
合計2,351,827
更新予告まとめ