薬剤詳細データ

一般名

【般】アゼルニジピン錠16mg

製品名

アゼルニジピン錠16mg「タナベ」

薬効名

血圧降下剤

添付文書(抜粋)

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薬剤名

アゼルニジピン錠16mg「タナベ」

yj-code

2149043F2107

添付文書No

2149043F1100_2_05

改定年月

2024-08

第2版

一般名

アゼルニジピン

薬効分類名

持続性Ca拮抗剤


用法・用量

通常、成人にはアゼルニジピンとして8~16mgを1日1回朝食後経口投与する。なお、1回8mgあるいは更に低用量から投与を開始し、症状により適宜増減するが、1日最大16mgまでとする。

効能・効果

高血圧症

相互作用:併用禁忌

以下のアゾール系抗真菌剤


イトラコナゾール(イトリゾール)、ミコナゾール(フロリード)(経口剤、注射剤)、フルコナゾール(ジフルカン)、ホスフルコナゾール(プロジフ)、ボリコナゾール(ブイフェンド)、ポサコナゾール(ノクサフィル)


,


アゼルニジピン8mgとイトラコナゾール50mgとの併用により本剤のAUCが2.8倍に上昇することが報告されている。


これらの薬剤がCYP3A4を阻害し、本剤のクリアランスが低下すると考えられる。


HIVプロテアーゼ阻害剤


リトナビル含有製剤(ノービア、カレトラ)、アタザナビル硫酸塩(レイアタッツ)、ホスアンプレナビルカルシウム水和物(レクシヴァ)、ダルナビル含有製剤(プリジスタ、プレジコビックス)


コビシスタット含有製剤


スタリビルド、ゲンボイヤ、プレジコビックス


抗ウイルス剤


ニルマトレルビル・リトナビル(パキロビッド)


本剤の作用が増強されるおそれがある。


これらの薬剤がCYP3A4を阻害し、本剤のクリアランスが低下すると考えられる。


エンシトレルビル フマル酸(ゾコーバ)


本剤の作用が増強されるおそれがある。


これらの薬剤がCYP3A4を阻害し、本剤のクリアランスが低下すると考えられる。


低用量のイトラコナゾールとの併用試験結果に基づく。イトラコナゾールの用量は、イトラコナゾールの電子添文を参照すること。


低用量のイトラコナゾールとの併用試験結果に基づく。イトラコナゾールの用量は、イトラコナゾールの電子添文を参照すること。


相互作用:併用注意

他の降圧剤


過度の降圧が起こるおそれがある。必要があれば他の降圧剤あるいは本剤を減量すること。


作用メカニズムの異なる降圧剤の併用により薬理作用が増強される。


ジゴキシン


ジゴキシンのCmaxが1.5倍、AUCが1.3倍に上昇することが報告されている。必要があればジゴキシンを減量すること。


ジゴキシンの腎排泄(尿細管分泌)及び腎外からの排泄を阻害するためと考えられる。


アゾール系抗真菌剤(併用禁忌の薬剤を除く)


ホスラブコナゾール等


本剤の作用が増強されるおそれがある。必要があれば本剤を減量又は中止、あるいはこれらの薬剤の投与を中止すること。


これらの薬剤がCYP3A4を阻害し、本剤のクリアランスが低下すると考えられる。


シメチジン


イマチニブメシル酸塩


マクロライド系抗生物質


エリスロマイシン、


クラリスロマイシン等


本剤の作用が増強されるおそれがある。必要があれば本剤を減量あるいはこれらの薬剤の投与を中止すること。


これらの薬剤がCYP3A4を阻害し、本剤のクリアランスが低下すると考えられる。


シンバスタチン


シンバスタチンのAUCが2.0倍に上昇することが報告されている。必要があれば本剤又はシンバスタチンの投与を中止すること。


これらの薬剤がCYP3A4を競合的に阻害することにより、相互のクリアランスが低下すると考えられる。


腎機能障害のある患者は特に注意すること。


シクロスポリン


本剤又はこれらの薬剤の作用が増強されるおそれがある。必要があれば本剤又はこれらの薬剤を減量すること。


これらの薬剤がCYP3A4を競合的に阻害することにより、相互のクリアランスが低下すると考えられる。


腎機能障害のある患者は特に注意すること。


ベンゾジアゼピン系薬剤


ジアゼパム、


ミダゾラム、


トリアゾラム等


経口黄体・卵胞ホルモン


経口避妊薬等


本剤又はこれらの薬剤の作用が増強されるおそれがある。必要があれば本剤又はこれらの薬剤を減量すること。


これらの薬剤がCYP3A4を競合的に阻害することにより、相互のクリアランスが低下すると考えられる。


タンドスピロンクエン酸塩


本剤の作用が増強されるおそれがある。必要があれば本剤を減量あるいはタンドスピロンクエン酸塩の投与を中止すること。


セロトニン受容体を介した中枢性の血圧降下作用が降圧作用を増強する。


リファンピシン


フェニトイン


フェノバルビタール


本剤の作用が減弱されるおそれがある。


これらの薬剤の代謝酵素誘導作用により、本剤のクリアランスが上昇すると考えられる。


グレープフルーツジュース


本剤の血中濃度が上昇することが報告されている。降圧作用が増強されるおそれがあることから、本剤の服用中はグレープフルーツジュースを飲用しないよう注意すること。


グレープフルーツジュースに含まれる成分がCYP3A4による本剤の代謝を阻害し、クリアランスを低下させるためと考えられる。


副作用:重大な副作用

1: 肝機能障害(頻度不明)、黄疸(頻度不明)

-AST、ALT、γ-GTPの上昇等を伴う肝機能障害があらわれることがある。2: 房室ブロック(頻度不明)、洞停止(頻度不明)、徐脈(頻度不明)

-めまい、ふらつき等の症状があらわれることがある。

副作用:その他副作用


過敏症 -そう痒、発疹-血管浮腫、光線過敏性反応
精神神経系 -頭痛・頭重感-立ちくらみ、ふらつき、めまい-眠気
消化器 -便秘-胃部不快感、悪心、腹痛、下痢、歯肉肥厚、口内炎
循環器 -動悸、顔面潮紅、ほてり
血液 -好酸球増多
肝臓 -ALT上昇、AST上昇、LDH上昇-ALP上昇、総ビリルビン上昇-γ-GTP上昇、肝機能異常
泌尿器 -BUN上昇、尿硝子円柱増加-クレアチニン上昇、頻尿
その他 -尿酸上昇-総コレステロール上昇、CK上昇、カリウム上昇、カリウム低下-倦怠感、異常感(浮遊感、気分不良等)、浮腫、しびれ、乳び腹水

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 4,442,289 0 0 4,449 28,704 217,397 648,645 1,106,497 1,526,168 777,804 130,091 2,534
女性 4,105,409 0 0 1,804 15,716 115,562 381,222 761,485 1,362,158 1,124,668 333,264 9,530
合計 8,548,326 0 0 6,253 44,420 332,959 1,029,867 1,867,982 2,888,326 1,902,472 463,355 12,064
男性 4,442,289 0 0 4,449 28,704 217,397 648,645 1,106,497 1,526,168 777,804 130,091 2,534
女性 4,105,409 0 0 1,804 15,716 115,562 381,222 761,485 1,362,158 1,124,668 333,264 9,530
合計 8,548,326 0 0 6,253 44,420 332,959 1,029,867 1,867,982 2,888,326 1,902,472 463,355 12,064
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道288,370
東北990,034
関東2,081,908
中部1,378,295
近畿1,369,354
中国・四国1,464,602
九州975,755
合計8,548,326
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道288,370
北東北425,284
南東北526,650
北関東238,409
南関東1,843,499
甲信越423,040
北陸133,327
東海920,432
関西1,270,850
中国1,044,945
四国419,657
北九州582,163
南九州342,972
沖縄101,240
合計8,548,326
都道府県別
都道府県名 合計
北海道288,370
青森県97,822
岩手県38,100
宮城県181,744
秋田県327,462
山形県163,254
福島県181,652
茨城県112,288
栃木県48,612
群馬県77,509
埼玉県316,430
千葉県502,102
東京都563,389
神奈川県461,578
新潟県198,092
富山県72,938
石川県21,213
福井県39,176
山梨県98,625
長野県126,323
岐阜県95,840
静岡県218,508
愛知県507,580
三重県98,504
滋賀県63,627
京都府34,436
大阪府487,605
兵庫県536,224
奈良県60,676
和歌山県88,282
鳥取県68,383
島根県177,321
岡山県184,860
広島県284,902
山口県329,479
徳島県98,111
香川県25,972
愛媛県157,686
高知県137,888
福岡県267,212
佐賀県80,837
長崎県62,041
熊本県33,197
大分県138,876
宮崎県245,878
鹿児島県97,094
沖縄県50,620
合計8,548,326
更新予告まとめ