薬剤詳細データ

一般名

アリスキレンフマル酸

製品名

ラジレス錠150mg

薬効名

血圧降下剤

添付文書(抜粋)

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薬剤名

ラジレス錠150mg

yj-code

2149047F1028

添付文書No

2149047F1028_2_04

改定年月

2023-05

第3版

一般名

アリスキレンフマル酸

薬効分類名

直接的レニン阻害剤


用法・用量

通常、成人にはアリスキレンとして150mgを1日1回経口投与する。なお、効果不十分な場合は、300mgまで増量することができる。

効能・効果

高血圧症

相互作用:併用禁忌

イトラコナゾール(イトリゾール)


,


本剤の血中濃度が上昇するおそれがある 。


本剤のP糖蛋白(Pgp)を介した排出がこれらの薬剤により抑制されると考えられる。


シクロスポリン(サンディミュン、ネオーラル等)


,


本剤の血中濃度が上昇するおそれがある 。


本剤のP糖蛋白(Pgp)を介した排出がこれらの薬剤により抑制されると考えられる。


アンジオテンシン変換酵素阻害剤


カプトプリル(カプトリル)


エナラプリル(レニベース)


アラセプリル(セタプリル)


イミダプリル塩酸塩(タナトリル)


キナプリル塩酸塩(コナン)


シラザプリル水和物(シラザプリル)


テモカプリル塩酸塩(エースコール)


デラプリル塩酸塩(アデカット)


トランドラプリル(オドリック)


ベナゼプリル塩酸塩(チバセン)


ペリンドプリルエルブミン(コバシル)


リシノプリル水和物(ゼストリル、ロンゲス)等


アンジオテンシンII受容体拮抗剤


バルサルタン(ディオバン)


アジルサルタン(アジルバ)


オルメサルタン(オルメテック)


イルベサルタン(アバプロ、イルベタン)


カンデサルタン(ブロプレス)


テルミサルタン(ミカルディス)


ロサルタン(ニューロタン)等


(糖尿病患者に使用する場合。ただし、他の降圧治療を行ってもなお血圧のコントロールが著しく不良の患者を除く。)


非致死性脳卒中、腎機能障害、高カリウム血症及び低血圧のリスク増加が報告されている。


レニン-アンジオテンシン系阻害作用が増強される可能性がある。


アンジオテンシン受容体ネプリライシン阻害薬


サクビトリルバルサルタンナトリウム水和物(エンレスト)(糖尿病患者に使用する場合)


非致死性脳卒中、腎機能障害、高カリウム血症及び低血圧のリスク増加がバルサルタンで報告されている。


レニン-アンジオテンシン系阻害作用が増強される可能性がある。


相互作用:併用注意

フロセミド


フロセミドの効果が減弱されるおそれがあるので、観察を十分に行うこと。併用投与(空腹時)によりフロセミドのCmaxが49%、AUCが28%低下した 。


機序は不明である。


Pgp阻害作用を有する薬剤


ベラパミル


アトルバスタチン


バルベナジン


本剤の血中濃度が上昇するおそれがある 。


本剤のPgpを介した排出がこれらの薬剤により抑制されると考えられる。


カリウム保持性利尿剤


スピロノラクトン トリアムテレン等


カリウム補給製剤


塩化カリウム等


抗アルドステロン剤


エプレレノン等


血清カリウム値が上昇するおそれがあるので血清カリウム値に注意すること。


本剤のアルドステロン分泌抑制によりカリウム貯留作用が増強する可能性がある。危険因子:腎機能障害、糖尿病


レニン-アンジオテンシン系阻害剤


アンジオテンシン変換酵素阻害剤


カプトプリル


エナラプリル


アラセプリル等


アンジオテンシンII受容体拮抗剤


バルサルタン


アジルサルタン


オルメサルタン等


血清カリウム値が上昇するおそれがあるので血清カリウム値に注意すること。レニン-アンジオテンシン系阻害剤併用時、腎機能障害患者、糖尿病患者、高齢者等では血清カリウム値が高くなりやすく、高カリウム血症が発現又は増悪するおそれがあるので、血清カリウム値に注意すること。


本剤を含むレニン-アンジオテンシン系に作用する薬剤のアルドステロン分泌抑制によりカリウム貯留作用が増強する可能性がある。


レニン-アンジオテンシン系阻害剤


アンジオテンシン変換酵素阻害剤


カプトプリル


エナラプリル


アラセプリル等


アンジオテンシンII受容体拮抗剤


バルサルタン


アジルサルタン


オルメサルタン等


腎機能を悪化させるおそれがあるので腎機能に注意すること。eGFRが60mL/min/1.73m2未満の腎機能障害のある患者へのアンジオテンシン変換酵素阻害剤又はアンジオテンシンII受容体拮抗剤との併用については、治療上やむを得ないと判断される場合を除き避けること。


本剤を含むレニン-アンジオテンシン系に作用する薬剤により、糸球体濾過圧が低下し、腎機能を悪化させる可能性がある。


レニン-アンジオテンシン系阻害剤


アンジオテンシン変換酵素阻害剤


カプトプリル


エナラプリル


アラセプリル等


アンジオテンシンII受容体拮抗剤


バルサルタン


アジルサルタン


オルメサルタン等


低血圧を起こすおそれがあるので血圧に注意すること。


レニン-アンジオテンシン系阻害作用が増強される可能性がある。


アンジオテンシン受容体ネプリライシン阻害薬


サクビトリルバルサルタンナトリウム水和物


腎機能障害、高カリウム血症及び低血圧を起こすおそれがある。eGFRが60mL/min/1.73m2未満の腎機能障害のある患者へのサクビトリルバルサルタンナトリウム水和物との併用については、治療上やむを得ないと判断される場合を除き避けること。


レニン-アンジオテンシン系阻害作用が増強される可能性がある。


非ステロイド性消炎鎮痛剤(NSAIDs)・COX-2選択的阻害剤


インドメタシン等


本剤の降圧作用が減弱することがある。


NSAIDs・COX-2選択的阻害剤の腎プロスタグランジン合成阻害作用により、本剤の降圧作用が減弱することがある。


非ステロイド性消炎鎮痛剤(NSAIDs)・COX-2選択的阻害剤


インドメタシン等


腎機能を悪化させるおそれがある。


NSAIDs・COX-2選択的阻害剤の腎プロスタグランジン合成阻害作用により、腎血流量が低下するためと考えられる。危険因子:高齢者


バソプレシン受容体拮抗剤


トルバプタン


血清カリウム値が上昇するおそれがあるので血清カリウム値に注意すること。


バソプレシン受容体拮抗剤の水利尿作用により循環血漿量の減少を来し、相対的に血清カリウム濃度が上昇する可能性がある。


副作用:重大な副作用

1: 血管浮腫(頻度不明)

-呼吸困難、嚥下困難及び顔面、口唇、咽頭、舌、四肢の腫脹等が症状としてあらわれることがある。2: アナフィラキシー(頻度不明)

-アナフィラキシー(喘鳴、血管浮腫、蕁麻疹等)があらわれることがある。3: 高カリウム血症(1%未満)

-重篤な高カリウム血症があらわれることがある。4: 腎機能障害(1%未満)

-重篤な腎機能障害があらわれることがあり、慢性腎不全が増悪した例も報告されている。

副作用:その他副作用


血液及びリンパ系障害 -貧血
代謝及び栄養障害 -血中トリグリセリド増加、血中尿酸増加-低ナトリウム血症
神経系障害 -頭痛-めまい
血管障害 -低血圧
胃腸障害 -下痢-嘔吐、悪心
肝胆道系障害 -肝機能異常、ALT増加、γ-GTP増加
皮膚及び皮下組織障害 -発疹-そう痒症、紅斑
腎及び尿路障害 -血中クレアチニン増加、尿中血陽性、尿中蛋白陽性-BUN増加
その他 -CK増加-血中カリウム増加、末梢性浮腫

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 2,989,971 0 0 7,898 52,199 210,050 496,648 690,666 955,256 498,012 77,930 1,312
女性 2,031,758 0 0 3,875 15,691 79,337 203,330 331,013 626,626 592,114 173,789 5,983
合計 5,023,154 0 0 11,773 67,890 289,387 699,978 1,021,679 1,581,882 1,090,126 251,719 7,295
男性 2,989,971 0 0 7,898 52,199 210,050 496,648 690,666 955,256 498,012 77,930 1,312
女性 2,031,758 0 0 3,875 15,691 79,337 203,330 331,013 626,626 592,114 173,789 5,983
合計 5,023,154 0 0 11,773 67,890 289,387 699,978 1,021,679 1,581,882 1,090,126 251,719 7,295
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道262,404
東北579,007
関東1,744,340
中部855,532
近畿753,004
中国・四国432,665
九州396,206
合計5,023,154
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道262,404
北東北195,311
南東北302,324
北関東251,317
南関東1,493,023
甲信越218,314
北陸123,461
東海583,818
関西682,943
中国306,225
四国126,440
北九州267,975
南九州95,705
沖縄65,052
合計5,023,154
都道府県別
都道府県名 合計
北海道262,404
青森県123,584
岩手県81,372
宮城県127,910
秋田県71,727
山形県93,285
福島県81,129
茨城県156,048
栃木県48,052
群馬県47,217
埼玉県274,377
千葉県189,422
東京都624,334
神奈川県404,890
新潟県119,838
富山県41,340
石川県50,695
福井県31,426
山梨県31,800
長野県66,676
岐阜県99,068
静岡県132,128
愛知県282,561
三重県70,061
滋賀県37,523
京都府66,594
大阪府327,856
兵庫県179,188
奈良県43,836
和歌山県27,946
鳥取県29,915
島根県40,886
岡山県57,594
広島県84,558
山口県93,272
徳島県18,768
香川県26,794
愛媛県50,570
高知県30,308
福岡県104,476
佐賀県24,699
長崎県70,068
熊本県41,137
大分県27,595
宮崎県32,896
鹿児島県62,809
沖縄県32,526
合計5,023,154
更新予告まとめ