薬剤詳細データ

一般名

ドキサプラム塩酸塩水和物注射液

製品名

ドプラム注射液400mg

薬効名

呼吸促進剤

添付文書(抜粋)

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薬剤名

ドプラム注射液400mg

yj-code

2219400A1031

添付文書No

2219400A1031_1_07

改定年月

2023-05

第1版

一般名

ドキサプラム塩酸塩水和物注射液

薬効分類名

呼吸促進剤


用法・用量

〈下記の状態における呼吸抑制ならびに覚醒遅延〉 ・麻酔時: 通常、ドキサプラム塩酸塩水和物として0.5~1.0mg/kgを徐々に静注する。 なお、必要に応じて5分間隔で通常量を投与し、総投与量は2.0mg/kgまでとする。 点滴静注の場合は、はじめ約5mg/minの速度で投与し、患者の状態に応じて注入速度を適宜調節する。 なお、総投与量は5.0mg/kgまでとする。 ・中枢神経系抑制剤による中毒時: 通常、ドキサプラム塩酸塩水和物として0.5~2.0mg/kgを徐々に静注する。初回投与に反応があった患者には維持量として、必要に応じて通常量を5~10分間隔で投与し、ついで1~2時間間隔で投与を繰り返す。 点滴静注の場合は症状に応じて1.0~3.0mg/kg/hrの速度で投与する。 〈遷延性無呼吸の鑑別診断〉 通常、ドキサプラム塩酸塩水和物として1.0~2.0mg/kgを静注する。 本剤の投与により呼吸興奮が十分生じない場合は呼吸抑制の原因が筋弛緩剤の残存効果によることを考慮する。 〈急性ハイパーカプニアを伴う慢性肺疾患〉 通常、ドキサプラム塩酸塩水和物として1.0~2.0mg/kg/hrの速度で点滴静注する。 本剤投与開始後1~2時間は、動脈血液ガスを30分毎に測定し、血液ガスの改善がみられないか、悪化する場合にはレスピレータの使用を考慮する。本剤投与により血液ガスの改善がみられ、重篤な副作用が生じなければ投与を継続してもよい。動脈血液ガス分圧の測定は適宜行い、血液ガスが適当なレベルに達したら投与を中断し、酸素吸入は必要に応じて継続する。本剤注入中断後、PaCO2が上昇した場合には本剤の再投与を考慮する。 なお、本剤の1日の最大投与量は2400mgである。 〈早産・低出生体重児における原発性無呼吸(未熟児無呼吸発作)〉 通常、ドキサプラム塩酸塩水和物として初回投与量1.5mg/kgを1時間かけて点滴静注し、その後、維持投与として0.2mg/kg/hrの速度で点滴静注する。なお、十分な効果が得られない場合は、0.4mg/kg/hrまで適宜増量する。

効能・効果

下記の状態における呼吸抑制ならびに覚醒遅延 ・麻酔時 ・中枢神経系抑制剤による中毒時 遷延性無呼吸の鑑別診断 急性ハイパーカプニアを伴う慢性肺疾患 早産・低出生体重児における原発性無呼吸(未熟児無呼吸発作) ただし、キサンチン製剤による治療で十分な効果が得られない場合に限る。

相互作用:併用禁忌

相互作用:併用注意

交感神経興奮薬


モノアミン酸化酵素阻害剤


血圧上昇をきたすので用量を調節するなど慎重に投与すること。


本剤と相乗的に作用を増強させる。


副作用:重大な副作用

1: 興奮状態(6.1%)、振戦(1.1%)、間代性痙攣、筋攣縮、テタニー、声門痙攣(いずれも頻度不明)

副作用:その他副作用

〈麻酔時、中枢神経系抑制剤による中毒時における呼吸抑制ならびに覚醒遅延、遷延性無呼吸の鑑別診断、急性ハイパーカプニアを伴う慢性肺疾患〉
循環器 -頻脈、不整脈、血圧上昇
血液 -赤血球数減少、ヘマトクリット値減少
消化器 -嘔気・嘔吐-下痢
肝臓 -AST上昇、ALT上昇
泌尿器 -尿意、尿蛋白、BUN上昇
過敏症 -熱感・ほてり-発汗、紅斑・発赤
その他 -体動、バッキング、唾液又は気管の分泌亢進-嚥下運動、まばたき、息苦しさ、不安感、頭痛、胸部苦悶感、口渇感、不穏、顔をしかめる-咳嗽、流涎、流涙〈早産・低出生体重児における原発性無呼吸(未熟児無呼吸発作)〉
循環器 -高血圧、頻脈、QT延長、心室性期外収縮
血液 -貧血、溶血性貧血、メトヘモグロビン血症
消化器 -早期歯牙萌出、嘔気、嘔吐、吐き戻し、栄養不耐症、胃酸増加、(血性)胃内残渣、腹部膨満、イレウス、腸管拡張症、血便
その他 -痙攣、振戦、易刺激性、びくびく感、頻発啼泣、無気肺、頻呼吸、呼吸不全、代謝性アシドーシス、高血糖、尿中ブドウ糖陽性、未熟児網膜症、腎機能障害、発熱、敗血症、CRP上昇

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
女性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
合計 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道0
東北0
関東0
中部0
近畿0
中国・四国0
九州0
合計0
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道0
北東北0
南東北0
北関東0
南関東0
甲信越0
北陸0
東海0
関西0
中国0
四国0
北九州0
南九州0
沖縄0
合計0
都道府県別
都道府県名 合計
北海道0
青森県0
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東京都0
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広島県0
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香川県0
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宮崎県0
鹿児島県0
沖縄県0
合計0
更新予告まとめ