薬剤詳細データ

一般名

酸化マグネシウム

製品名

酸化マグネシウム原末「マルイシ」

薬効名

制酸剤

添付文書(抜粋)

添付文書の抜粋となっています。

最新の添付文書はこちらよりご参照ください

薬剤名

酸化マグネシウム原末「マルイシ」

yj-code

2344002X1322

添付文書No

2344002X1322_1_06

改定年月

2024-01

第1版

一般名

酸化マグネシウム

薬効分類名

制酸剤,緩下剤


用法・用量

〈制酸剤として使用する場合〉 酸化マグネシウムとして、通常成人1日0.5~1.0gを数回に分割経口投与する。 〈緩下剤として使用する場合〉 酸化マグネシウムとして、通常成人1日2gを食前又は食後の3回に分割経口投与するか、又は就寝前に1回投与する。 〈尿路シュウ酸カルシウム結石の発生予防に使用する場合〉 酸化マグネシウムとして、通常成人1日0.2~0.6gを多量の水とともに経口投与する。 なお、いずれの場合も年齢、症状により適宜増減する。

効能・効果

下記疾患における制酸作用と症状の改善 胃・十二指腸潰瘍、胃炎(急・慢性胃炎、薬剤性胃炎を含む)、上部消化管機能異常(神経性食思不振、いわゆる胃下垂症、胃酸過多症を含む) 便秘症 尿路シュウ酸カルシウム結石の発生予防

相互作用:併用禁忌

相互作用:併用注意

本剤は吸着作用、制酸作用等を有しているので、他の薬剤の吸収・排泄に影響を与えることがある。


テトラサイクリン系抗生物質


(テトラサイクリン、ミノサイクリン等)


ニューキノロン系抗菌剤


(シプロフロキサシン、トスフロキサシン等)


ビスホスホン酸塩系骨代謝改善剤


(エチドロン酸二ナトリウム、リセドロン酸ナトリウム等)


抗ウイルス剤


(ラルテグラビル、エルビテグラビル・コビシスタット・エムトリシタビン・テノホビル ジソプロキシルフマル酸塩等)


これらの薬剤の吸収が低下し、効果が減弱するおそれがあるので、同時に服用させないなど注意すること。


マグネシウムと難溶性のキレートを形成し、薬剤の吸収が阻害される。


セフジニル


セフポドキシム プロキセチル


ミコフェノール酸 モフェチル


ペニシラミン


これらの薬剤の吸収が低下し、効果が減弱するおそれがあるので、同時に服用させないなど注意すること。


機序不明


アジスロマイシン


セレコキシブ


ロスバスタチン


ラベプラゾール


ガバペンチン


これらの薬剤の血中濃度が低下するおそれがある。


機序不明


ジギタリス製剤


(ジゴキシン、ジギトキシン等)


鉄剤


フェキソフェナジン


これらの薬剤の吸収・排泄に影響を与えることがあるので、服用間隔をあけるなど注意すること。


マグネシウムの吸着作用または消化管内・体液のpH上昇によると考えられる。


ポリカルボフィルカルシウム


ポリカルボフィルカルシウムの作用が減弱するおそれがある。


ポリカルボフィルカルシウムは酸性条件下でカルシウムが脱離して薬効を発揮するが、本剤の胃内pH上昇作用によりカルシウムの脱離が抑制される。


高カリウム血症改善イオン交換樹脂製剤


(ポリスチレンスルホン酸カルシウム、ポリスチレンスルホン酸ナトリウム)


これらの薬剤の効果が減弱するおそれがある。また、併用によりアルカローシスがあらわれたとの報告がある。


マグネシウムがこれらの薬剤の陽イオンと交換するためと考えられる。


活性型ビタミンD3製剤


(アルファカルシドール、カルシトリオール等)


高マグネシウム血症を起こすおそれがある。


マグネシウムの消化管吸収及び腎尿細管からの再吸収が促進するためと考えられる。


活性型ビタミンD3製剤


(アルファカルシドール、カルシトリオール等)


大量の牛乳、カルシウム製剤


milk-alkali syndrome(高カルシウム血症、高窒素血症、アルカローシス等)があらわれるおそれがあるので、観察を十分に行い、このような症状が現れた場合には投与を中止すること。


機序:代謝性アルカローシスが持続することにより、尿細管でのカルシウム再吸収が増大する。危険因子:高カルシウム血症、代謝性アルカローシス、腎機能障害のある患者。


リオシグアト


本剤との併用によりリオシグアトの血中濃度が低下するおそれがある。本剤はリオシグアト投与後1時間以上経過してから服用させること。


消化管内pHの上昇によりリオシグアトのバイオアベイラビリティが低下する。


ロキサデュスタット


バダデュスタット


これらの薬剤と併用した場合、これらの薬剤の作用が減弱するおそれがある。


機序不明


炭酸リチウム


高マグネシウム血症を起こすおそれがある。


機序不明


H2受容体拮抗薬


(ファモチジン、ラニチジン、ラフチジン等)


プロトンポンプインヒビター


(オメプラゾール、ランソプラゾール、エソメプラゾール等)


本剤の緩下作用が減弱するおそれがある。


胃内のpH上昇により本剤の溶解度が低下するためと考えられる。


ミソプロストール


下痢が発現しやすくなる。


ミソプロストールは小腸の蠕動運動を亢進させ、小腸からの水・Naの吸収を阻害し、下痢を生じさせる。本剤には緩下作用があるので、両者の併用で下痢が発現しやすくなる。


副作用:重大な副作用

1: 高マグネシウム血症(頻度不明)

-呼吸抑制、意識障害、不整脈、心停止に至ることがある。悪心・嘔吐、口渇、血圧低下、徐脈、皮膚潮紅、筋力低下、傾眠等の症状の発現に注意するとともに、血清マグネシウムの濃度の測定を行うこと。,,,,,

副作用:その他副作用


消化器 -下痢等
電解質 -血清マグネシウム値の上昇

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 11,042,640 1,023,393 168,833 113,849 177,563 404,987 646,606 1,089,734 2,860,134 3,748,962 1,153,286 25,956
女性 22,441,557 1,344,032 186,346 195,810 364,330 926,051 1,542,762 2,025,423 4,427,156 7,035,832 4,486,671 313,933
合計 34,261,650 2,367,425 355,179 309,659 541,893 1,331,038 2,189,368 3,115,157 7,287,290 10,784,794 5,639,957 339,889
男性 11,042,640 1,023,393 168,833 113,849 177,563 404,987 646,606 1,089,734 2,860,134 3,748,962 1,153,286 25,956
女性 22,441,557 1,344,032 186,346 195,810 364,330 926,051 1,542,762 2,025,423 4,427,156 7,035,832 4,486,671 313,933
合計 34,261,650 2,367,425 355,179 309,659 541,893 1,331,038 2,189,368 3,115,157 7,287,290 10,784,794 5,639,957 339,889
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道1,594,347
東北1,863,148
関東11,330,378
中部6,234,990
近畿6,031,307
中国・四国4,008,149
九州3,199,329
合計34,261,650
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道1,594,347
北東北405,309
南東北981,884
北関東1,059,776
南関東10,270,602
甲信越1,251,186
北陸814,255
東海4,632,314
関西5,568,542
中国2,389,516
四国1,618,633
北九州2,558,475
南九州596,282
沖縄89,144
合計34,261,650
都道府県別
都道府県名 合計
北海道1,594,347
青森県370,428
岩手県475,955
宮城県320,962
秋田県34,881
山形県280,989
福島県379,933
茨城県749,800
栃木県106,074
群馬県203,902
埼玉県1,436,159
千葉県1,198,840
東京都4,962,948
神奈川県2,672,655
新潟県354,082
富山県232,671
石川県394,916
福井県186,668
山梨県134,319
長野県762,785
岐阜県974,168
静岡県988,080
愛知県2,207,301
三重県462,765
滋賀県398,508
京都府833,151
大阪府2,118,535
兵庫県1,769,093
奈良県207,137
和歌山県242,118
鳥取県250,382
島根県495,994
岡山県437,988
広島県941,769
山口県263,383
徳島県446,896
香川県250,509
愛媛県619,380
高知県301,848
福岡県966,791
佐賀県273,699
長崎県687,813
熊本県432,176
大分県197,996
宮崎県248,071
鹿児島県348,211
沖縄県44,572
合計34,261,650
更新予告まとめ