薬剤詳細データ

一般名

アドレナリン

製品名

エピペン注射液0.3mg

薬効名

アナフィラキシー補助治療剤

添付文書(抜粋)

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薬剤名

エピペン注射液0.3mg

yj-code

2451402G3026

添付文書No

2451402G2020_4_05

改定年月

2024-07

第4版

一般名

アドレナリン

薬効分類名

アナフィラキシー補助治療剤


用法・用量

通常、アドレナリンとして0.01mg/kgが推奨用量であり、患者の体重を考慮して、アドレナリン0.15mg又は0.3mgを筋肉内注射する。

効能・効果

蜂毒、食物及び薬物等に起因するアナフィラキシー反応に対する補助治療(アナフィラキシーの既往のある人またはアナフィラキシーを発現する危険性の高い人に限る)

相互作用:併用禁忌

イソプレナリン、ノルアドレナリン等のカテコールアミン製剤、アドレナリン作動薬


プロタノール等


不整脈、場合により心停止があらわれることがある。蘇生等の緊急時以外には併用しない。


これらの薬剤のβ刺激作用により、交感神経興奮作用が増強すると考えられている。


相互作用:併用注意

ハロゲン含有吸入麻酔薬


ハロタン注1)イソフルラン注2)セボフルラン注3)デスフルラン注4)


頻脈、心室細動発現の危険性が増大する。


これらの薬剤により、心筋のカテコールアミン感受性が亢進すると考えられている。


モノアミン酸化酵素阻害薬


本剤の作用が増強され、血圧の異常上昇をきたすことがある。


本剤の代謝酵素を阻害することにより、カテコールアミン感受性が亢進すると考えられている。


三環系抗うつ薬


イミプラミンアミトリプチリン等


セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害剤(SNRI)


ミルナシプラン等


その他の抗うつ薬


マプロチリン等


本剤の作用が増強され、血圧の異常上昇をきたすことがある。


アドレナリン作動性神経終末でのカテコールアミンの再取り込みを遮断し、受容体でのカテコールアミン濃度を上昇させると考えられている。


メチルフェニデート


本剤の作用が増強され、血圧の異常上昇をきたすことがある。


アドレナリン作動性神経終末でのカテコールアミンの再取り込みを遮断し、受容体でのカテコールアミン濃度を上昇させると考えられている。


抗精神病薬


ブチロフェノン系薬剤フェノチアジン系薬剤イミノジベンジル系薬剤ゾテピンリスペリドン


α遮断薬


本剤の昇圧作用の反転により、低血圧があらわれることがある。


これらの薬剤のα遮断作用により、本剤のβ刺激作用が優位になると考えられている。


分娩促進薬


オキシトシン等


バッカクアルカロイド類


エルゴタミン等


本剤の作用が増強され、血圧の異常上昇をきたすことがある。


これらの薬剤の血管平滑筋収縮作用により、血圧上昇作用を増強すると考えられている。


ジギタリス製剤


異所性不整脈があらわれることがある。


ともに異所性刺激能を有し、不整脈発現の可能性が高くなると考えられている。


キニジン


心室細動があらわれることがある。


相互に心筋に対する作用を増強すると考えられている。


甲状腺製剤


チロキシン等


冠不全発作があらわれることがある。


甲状腺ホルモンは心筋のβ受容体を増加させるため、カテコールアミン感受性が亢進すると考えられている。


非選択性β遮断薬


プロプラノロール


カルベジロール等


(1)相互の薬剤の効果が減弱する。


(2)血圧上昇、徐脈があらわれることがある。


(1)これらの薬剤のβ遮断作用により本剤の作用が抑制される。また、本剤のβ刺激作用により、これらの薬剤の作用が抑制される。


(2)これらの薬剤のβ遮断作用により、本剤のα刺激作用が優位になると考えられている。


血糖降下薬


インスリン等


血糖降下薬の作用を減弱させることがある。


本剤の血糖上昇作用によると考えられている。


ブロモクリプチン


血圧上昇、頭痛、痙攣等があらわれることがある。


機序は明らかではないが、本剤の血管収縮作用、血圧上昇作用に影響を及ぼすと考えられている。


利尿剤チアジド系利尿剤


トリクロルメチアジドヒドロクロロチアジド等


チアジド系類似剤


インダパミド等


ループ利尿剤


フロセミド等


カリウム保持性利尿剤


スピロノラクトン


本剤の作用が減弱することがある。手術前の患者に使用する場合、利尿剤の一時休薬等を行うこと。


本剤の血管反応性を低下させることがある。


注1)ハロタン麻酔中のヒトの50%に心室性期外収縮を誘発するアドレナリン量(粘膜下投与)は2.1μg/kgと報告されている。注2)イソフルラン麻酔中のヒトの50%に心室性期外収縮を誘発するアドレナリン量(粘膜下投与)は6.7μg/kgと報告されている。注3)セボフルラン麻酔中、5μg/kg未満のアドレナリンを粘膜下に投与しても3回以上持続する心室性期外収縮は誘発されなかったが、5μg/kg~14.9μg/kgのアドレナリンを投与した場合、1/3の症例に3回以上持続する心室性期外収縮が誘発された。注4)デスフルラン麻酔中、7.0μg/kg未満のアドレナリンを粘膜下に投与しても3回以上持続する心室性期外収縮は誘発されなかったが、7.0μg/kg~13.0μg/kgのアドレナリンを投与した場合、50%(6/12例)の症例に3回以上持続する心室性期外収縮が誘発された。


副作用:重大な副作用

1: 肺水腫(頻度不明)

-初期症状として、血圧の異常上昇があらわれることがある。2: 呼吸困難(頻度不明)

3: 心停止(頻度不明)

-初期症状として、頻脈、不整脈、心悸亢進、胸内苦悶があらわれることがある。

副作用:その他副作用


循環器 -心悸亢進、胸内苦悶、不整脈、顔面潮紅・蒼白、血圧異常上昇
精神神経系 -頭痛、めまい、不安、振戦
過敏症 -過敏症状等
消化器 -悪心・嘔吐
その他 -熱感、発汗

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
女性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
合計 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道0
東北0
関東0
中部0
近畿0
中国・四国0
九州0
合計0
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道0
北東北0
南東北0
北関東0
南関東0
甲信越0
北陸0
東海0
関西0
中国0
四国0
北九州0
南九州0
沖縄0
合計0
都道府県別
都道府県名 合計
北海道0
青森県0
岩手県0
宮城県0
秋田県0
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東京都0
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広島県0
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宮崎県0
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沖縄県0
合計0
更新予告まとめ