薬剤詳細データ 一般名 プロプラノロール塩酸塩シロップ 製品名 ヘマンジオルシロップ小児用0.375% 薬効名 その他の個々の器官系用医薬品 エビでやんす論文検索 添付文書(抜粋) 添付文書の抜粋となっています。 最新の添付文書はこちらよりご参照ください 薬剤名 ヘマンジオルシロップ小児用0.375% yj-code 2900003Q1029 添付文書No 2900003Q1029_1_06 改定年月 2023-06 版 第1版 一般名 プロプラノロール塩酸塩シロップ 薬効分類名 乳児血管腫治療剤 用法・用量 通常、プロプラノロールとして1日1mg/kg~3mg/kgを2回に分け、空腹時を避けて経口投与する。投与は1日1mg/kgから開始し、2日以上の間隔をあけて1mg/kgずつ増量し、1日3mg/kgで維持するが、患者の状態に応じて適宜減量する。 効能・効果 乳児血管腫 相互作用:併用禁忌 相互作用:併用注意 交感神経系に対し抑制的に作用する他の薬剤レセルピン、β遮断剤(チモロール等の点眼剤を含む)等交感神経系の過剰の抑制(徐脈、心不全等)をきたすことがあるので、減量するなど慎重に投与すること。相互に作用(交感神経抑制作用)を増強させる。血糖降下剤インスリン、トルブタミド、アセトヘキサミド等血糖降下作用が増強されることがある。また、低血糖症状(頻脈等)をマスクすることがあるので血糖値に注意すること。血糖値が低下するとカテコールアミンが副腎から分泌され、肝でのグリコーゲンの分解を促し、血糖値を上昇させる。このとき、肝臓のβ受容体が遮断されていると、カテコールアミンによる血糖上昇作用が抑えられ、血糖降下作用が増強する可能性がある。また、カテコールアミンによる頻脈のような低血糖症状がマスクされると考えられている。カルシウム拮抗剤ベラパミル、ジルチアゼム、ニフェジピン等ベラパミル、ジルチアゼム等では、低血圧、徐脈、房室ブロック等の伝導障害、心不全が発現するおそれがあるので減量するなど注意すること。また、ジヒドロピリジン系薬剤でも、低血圧、心不全が発現するおそれがあるので注意すること。相互に作用(心収縮力や刺激伝導系の抑制作用、降圧作用等)を増強させる。薬物動態的な相互作用のメカニズムは解明されていないが、肝血流量の変化によって本剤の代謝が影響をうけると考えられている。クロニジンクロニジンの投与中止後のリバウンド現象(血圧上昇、頭痛、嘔気等)を増強する可能性がある。クロニジンを中止する場合には、本剤を先に中止し、その後数日間観察した後、クロニジンを中止すること。また、クロニジンから本剤へ投与を変更する場合にはクロニジンを中止した数日後から本剤を投与すること。クロニジンを投与されている患者でクロニジンを中止すると、血中カテコールアミンが上昇し、血圧上昇をきたす。β遮断剤が投与されていると、カテコールアミンによるα刺激作用が優位になり、血管収縮がさらに増強される。クラスⅠ抗不整脈剤ジソピラミド、プロカインアミド等クラスⅢ抗不整脈剤アミオダロン等過度の心機能抑制(徐脈、心停止等)があらわれることがあるので、減量するなど慎重に投与すること。抗不整脈剤は陰性変力作用及び陰性変時作用を有する。β遮断剤もカテコールアミンの作用を遮断することにより心機能を抑制するため、併用により心機能が過度に抑制される。交感神経刺激剤アドレナリン等相互の薬剤の効果が減弱する。また、血管収縮、血圧上昇をきたすことがあるので注意すること。非選択性のβ遮断剤により末梢血管のβ受容体が遮断された状態でアドレナリンなどの交感神経作動薬が投与されると、α受容体を介する血管収縮作用のみがあらわれる。また、徐脈は副交感神経の反射によるものである。麻酔剤セボフルラン等反射性頻脈が弱まり、低血圧のリスクが増加することがある。陰性変力作用の小さい麻酔剤を選択すること。また、心筋抑制作用を有する麻酔剤との併用は出来るだけ避けること。麻酔剤により低血圧が起こると反射性の頻脈が起こる。β遮断剤が併用されていると、反射性の頻脈を弱め、低血圧が強められる可能性がある。また、陰性変力作用を有する麻酔剤では、相互に作用を増強させる。リドカインリドカインの代謝を遅延させ、血中濃度を上昇させることがあるので併用は避けること。本剤が肝血流量を減らし、また肝の薬物代謝酵素を阻害するために、リドカインの代謝が遅れると考えられている。ジギタリス製剤房室伝導時間が延長し、徐脈、房室ブロック等が発現することがあるので注意すること。ジギタリス、β遮断剤はともに房室結節伝導時間を延長させる。ジギタリス中毒時には特に注意を要する。シメチジン本剤の血中濃度が上昇し、作用が増強する可能性があるので注意すること。シメチジンが肝血流量を低下させ、また、肝の薬物代謝酵素を阻害することにより、肝での本剤の分解が低下し、血中濃度が上昇すると考えられている。クロルプロマジン本剤とクロルプロマジンの作用がそれぞれに増強することがある。本剤とクロルプロマジンが薬物代謝酵素を競合するために、本剤、クロルプロマジンともに血中濃度が上昇すると考えられている。ヒドララジン本剤の血中濃度が上昇し、作用が増強する可能性があるので注意すること。ヒドララジンが肝血流量を増加させるためと考えられている。非ステロイド性抗炎症剤インドメタシン等乳児血管腫への影響は不明であるが、本剤の降圧作用が減弱することがある。非ステロイド性抗炎症剤は血管拡張作用を有するプロスタグランジンの合成を阻害する。リファンピシン本剤の血中濃度が低下し、作用が減弱する可能性があるので注意すること。リファンピシンが肝酵素を誘導し、本剤の代謝・消失を促進すると考えられている。キニジン、プロパフェノン本剤の血中濃度が上昇し、作用が増強する可能性があるので注意すること。チトクロームP450によって代謝をうける薬剤との間で、血中濃度が影響をうける可能性がある。ワルファリンワルファリンの血中濃度が上昇し、作用が増強する可能性があるので注意すること。相互作用のメカニズムは解明されていないが、本剤がワルファリンの肝代謝を阻害することが考えられている。コレスチラミン本剤の血中濃度が低下し、作用が減弱する可能性があるので注意すること。本剤と陰イオン交換樹脂であるコレスチラミンが消化管内で結合し、本剤の吸収が遅延・抑制する可能性がある。副腎皮質ホルモン剤プレドニゾロン副腎皮質ホルモン剤を長期間使用している患者等では、副腎皮質機能抑制が生じる場合がある。このような患者においては、本剤は低血糖のリスクを高める可能性があるので注意すること。本剤は低血糖から回復するためのカテコールアミンの作用を抑制する可能性及び低血糖の症状(頻脈、振戦等)をマスクする可能性があると考えられる。 副作用:重大な副作用 1: 低血圧(0.9%)、徐脈(0.5%)、房室ブロック(0.2%)-,,,,2: 低血糖(0.5%)-痙攣、意識障害(意識混濁、昏睡)をきたした例も報告されている。,,3: 気管支痙攣(0.2%)-気管支痙攣、気管支反応性亢進(喘鳴、咳嗽や発熱を伴う気管支炎及び細気管支炎等の気道感染症の悪化)があらわれることがある。4: 高カリウム血症(頻度不明)-乳児血管腫の細胞が崩壊し、高カリウム血症があらわれることがある。5: 無顆粒球症(頻度不明) 副作用:その他副作用 過敏症 -紅斑、発疹-蕁麻疹循環器 -血圧低下-心電図QT延長-レイノー現象、血管収縮精神神経系 -睡眠障害、悪夢、傾眠、激越、易刺激性呼吸器 -喘鳴-咳嗽、上気道感染、気管支炎、細気管支炎消化器 -下痢、食欲減退、嘔吐、吐き戻し、便秘、腹痛、排便回数増加-悪心、放屁、異常便肝臓 -AST増加、ALT増加-ALP増加血液 -好中球数減少-貧血その他 -末梢冷感、多汗症、発熱、気分変化-泣き、冷汗、無力症、脱毛症、体重減少、血中カリウム増加-おむつ皮膚炎、乾癬様皮膚炎 年代別 ※令和4年度データ 性別・年代別 区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~ 男性 669,557 671,801 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 女性 1,740,349 1,753,855 1,854 0 0 0 0 0 0 0 0 0 合計 2,428,570 2,425,656 1,854 0 0 0 0 0 0 0 0 0 男性 669,557 671,801 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 女性 1,740,349 1,753,855 1,854 0 0 0 0 0 0 0 0 0 合計 2,428,570 2,425,656 1,854 0 0 0 0 0 0 0 0 0 単位:mL 性別・年代別グラフ 単位:mL 都道府県別 ※令和4年度データ 地方区分別(7) 地方区分名 合計 北海道121,599東北160,300関東852,404中部362,605近畿450,615中国・四国187,436九州293,611合計2,428,570 単位:mL 地方区分別(14) 地方区分名 合計 北海道121,599北東北29,329南東北89,965北関東86,672南関東765,732甲信越62,954北陸38,482東海276,376関西435,408中国96,855四国90,581北九州219,155南九州49,284沖縄50,344合計2,428,570 単位:mL 都道府県別 都道府県名 合計 北海道121,599青森県16,351岩手県41,006宮城県27,283秋田県12,978山形県22,657福島県40,025茨城県20,776栃木県38,471群馬県27,425埼玉県118,121千葉県124,173東京都351,107神奈川県172,331新潟県36,373富山県23,753石川県9,165福井県5,564山梨県10,139長野県16,442岐阜県41,593静岡県77,212愛知県142,364三重県15,207滋賀県54,260京都府54,794大阪府183,391兵庫県118,360奈良県8,571和歌山県16,032鳥取県26,460島根県10,781岡山県8,968広島県32,780山口県17,866徳島県28,462香川県37,298愛媛県15,405高知県9,416福岡県82,964佐賀県32,502長崎県40,596熊本県48,924大分県14,169宮崎県18,197鹿児島県31,087沖縄県25,172合計2,428,570 単位:mL