薬剤詳細データ

一般名

アピキサバン

製品名

エリキュース錠2.5mg

薬効名

血液凝固阻止剤

添付文書(抜粋)

添付文書の抜粋となっています。

最新の添付文書はこちらよりご参照ください

薬剤名

エリキュース錠2.5mg

yj-code

3339004F1029

添付文書No

3339004F1029_1_19

改定年月

2024-07

第6版

一般名

アピキサバン

薬効分類名

経口FXa阻害剤


用法・用量

<非弁膜症性心房細動患者における虚血性脳卒中及び全身性塞栓症の発症抑制> 通常、成人にはアピキサバンとして1回5mgを1日2回経口投与する。なお、年齢、体重、腎機能に応じて、アピキサバンとして1回2.5mg 1日2回投与へ減量する。 <静脈血栓塞栓症(深部静脈血栓症及び肺血栓塞栓症)の治療及び再発抑制> 通常、成人にはアピキサバンとして1回10mgを1日2回、7日間経口投与した後、1回5mgを1日2回経口投与する。

効能・効果

非弁膜症性心房細動患者における虚血性脳卒中及び全身性塞栓症の発症抑制 静脈血栓塞栓症(深部静脈血栓症及び肺血栓塞栓症)の治療及び再発抑制

相互作用:併用禁忌

相互作用:併用注意

アゾール系抗真菌剤(フルコナゾールを除く)


イトラコナゾール


ボリコナゾール等


HIVプロテアーゼ阻害剤


リトナビル等


本剤の血中濃度が上昇するおそれがあるため、本剤の減量(1回10mgの場合は5mg、1回5mgの場合は2.5mg)を考慮すること、あるいは、治療上の有益性と危険性を十分に考慮し、本剤との併用が適切と考えられない患者には併用しないこと。


これらの薬剤がCYP3A4及びP-糖蛋白を同時に強力に阻害するため、本剤の代謝及び排出が阻害されると考えられる。


マクロライド系抗菌薬


クラリスロマイシン


エリスロマイシン等


フルコナゾール


ナプロキセン


ジルチアゼム


エンシトレルビル フマル酸


,


本剤の血中濃度が上昇するおそれがある。


これらの薬剤のCYP3A4及び/又はP-糖蛋白の阻害作用により、本剤の代謝及び排出が阻害されると考えられる。


リファンピシン


フェニトイン


カルバマゼピン


フェノバルビタール


セイヨウオトギリソウ(St. John's Wort、セント・ジョーンズ・ワート)含有食品


本剤の血中濃度が減少するおそれがある。静脈血栓塞栓症患者に対して併用した場合、本剤の効果が減弱するおそれがあるため、併用を避けることが望ましい。


これらの薬剤又はセイヨウオトギリソウがCYP3A4及びP-糖蛋白を同時に強力に誘導するため、本剤の代謝及び排出が促進されると考えられる。


血小板凝集抑制作用を有する薬剤


アスピリン


クロピドグレル硫酸塩


ジピリダモール


チクロピジン塩酸塩


シロスタゾール


オザグレルナトリウム等


抗血小板薬との併用は、出血リスクが増大することに注意すること。特に抗血小板薬2剤との併用は、治療上の有益性が危険性を上回ると判断された場合のみ、併用すること。


本剤は抗凝固作用を有するため、これら薬剤と併用すると出血を助長するおそれがある。


抗凝固剤


ワルファリンカリウム


未分画ヘパリン


へパリン誘導体


低分子ヘパリン


エノキサパリンナトリウム


フォンダパリヌクスナトリウム


ダビガトランエテキシラートメタンスルホン酸塩


アルガトロバン水和物等


血栓溶解剤


ウロキナーゼ


t-PA等


非ステロイド性消炎鎮痛剤


ジクロフェナクナトリウム


ナプロキセン等


デフィブロチドナトリウム


これらの薬剤との併用により、出血の危険性が増大する可能性がある。出血の徴候を十分に観察すること。


本剤は抗凝固作用を有するため、これら薬剤と併用すると出血を助長するおそれがある。


レカネマブ(遺伝子組換え)


相手薬投与中に脳出血を発現した場合、本剤が出血を助長するおそれがある。併用時には脳出血の副作用に注意すること。


相手薬の副作用として脳出血の報告がある。併用により血液凝固阻止剤である本剤が出血を助長する可能性がある。


副作用:重大な副作用

1: 出血

-頭蓋内出血(頻度不明)、消化管出血(0.6%)、眼内出血(0.3%)等の出血があらわれることがある。2: 間質性肺疾患(頻度不明)

-咳嗽、血痰、息切れ、呼吸困難、発熱、肺音の異常等が認められた場合には、速やかに胸部X線、胸部CT、血清マーカー等の検査を実施すること。間質性肺疾患が疑われた場合には投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。3: 肝機能障害(頻度不明)

-AST、ALTの上昇等を伴う肝機能障害があらわれることがある。4: 急性腎障害(頻度不明)

-経口抗凝固薬の投与後に急性腎障害があらわれることがある。経口抗凝固薬投与後の急性腎障害の中には、血尿を認めるもの、腎生検により尿細管内に赤血球円柱を多数認めるものが報告されている,。

副作用:その他副作用


免疫系障害 -過敏症(皮疹等の薬物過敏症、アレルギー性浮腫等のアナフィラキシー反応等)
神経系障害 -味覚異常、くも膜下出血、三叉神経痛-脳出血、頭蓋内又は脊髄内出血(硬膜下血腫及び脊髄血腫等)
眼障害 -眼出血-眼充血
血管障害 -血腫-腹腔内出血
呼吸器、胸郭及び縦隔障害 -鼻出血-喀血、咳嗽-気道出血(肺胞出血、喉頭出血、及び咽頭出血等)
胃腸障害 -歯肉出血、胃腸出血、消化不良、便潜血陽性-口腔内出血、便秘、腹部不快感、上腹部痛、血便排泄、下痢、逆流性食道炎、悪心-直腸出血、痔出血、後腹膜出血、吐血、マロリー・ワイス症候群、出血性消化性潰瘍
肝胆道系障害 -血中ビリルビン増加、γ−GTP増加、肝機能異常
腎及び尿路障害 -血尿、尿中血陽性-尿中蛋白陽性
生殖系及び乳房障害 -前立腺炎、膣出血、不規則月経-不正出血、尿生殖器出血、月経過多
傷害、中毒及び処置合併症 -挫傷-処置後出血-外傷性出血、切開部位出血、血管偽動脈瘤
皮膚及び皮下組織障害 -円形脱毛症、そう痒症、紫斑、膿疱性乾癬、顔面腫脹、水疱、点状出血、皮膚びらん-斑状出血、出血性皮膚潰瘍
その他 -初期不眠症、疲労、血小板減少症、血中ブドウ糖変動、高尿酸血症、血中ブドウ糖増加、血中CK増加、末梢性浮腫、動悸-適用部位出血、注射部位血腫、血管穿刺部位血腫

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 86,951,342 0 5,752 17,749 49,781 251,806 1,097,117 4,429,593 20,814,641 47,767,785 12,382,181 134,937
女性 100,302,805 0 2,426 17,039 50,511 174,999 547,856 1,986,243 14,266,434 56,067,894 26,558,257 631,146
合計 187,254,148 0 8,178 34,788 100,292 426,805 1,644,973 6,415,836 35,081,075 103,835,679 38,940,438 766,083
男性 86,951,342 0 5,752 17,749 49,781 251,806 1,097,117 4,429,593 20,814,641 47,767,785 12,382,181 134,937
女性 100,302,805 0 2,426 17,039 50,511 174,999 547,856 1,986,243 14,266,434 56,067,894 26,558,257 631,146
合計 187,254,148 0 8,178 34,788 100,292 426,805 1,644,973 6,415,836 35,081,075 103,835,679 38,940,438 766,083
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道9,971,204
東北17,874,160
関東61,295,296
中部29,364,677
近畿29,089,973
中国・四国17,336,877
九州22,321,961
合計187,254,148
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道9,971,204
北東北6,429,853
南東北8,735,449
北関東9,801,439
南関東51,493,857
甲信越10,191,332
北陸4,797,208
東海16,749,066
関西26,717,044
中国11,618,840
四国5,718,037
北九州16,620,947
南九州4,567,106
沖縄2,267,816
合計187,254,148
都道府県別
都道府県名 合計
北海道9,971,204
青森県3,197,867
岩手県2,708,858
宮城県3,849,394
秋田県3,231,986
山形県2,133,073
福島県2,752,982
茨城県4,458,228
栃木県2,690,077
群馬県2,653,134
埼玉県10,770,131
千葉県8,711,504
東京都18,594,307
神奈川県13,417,915
新潟県4,301,344
富山県1,929,020
石川県1,702,316
福井県1,165,872
山梨県1,309,530
長野県4,580,458
岐阜県2,743,131
静岡県4,795,630
愛知県6,837,376
三重県2,372,929
滋賀県2,432,538
京都府3,369,248
大阪府10,805,900
兵庫県7,028,677
奈良県1,732,570
和歌山県1,348,111
鳥取県880,464
島根県1,640,447
岡山県2,483,843
広島県3,710,431
山口県2,903,655
徳島県917,916
香川県1,541,971
愛媛県2,080,854
高知県1,177,296
福岡県8,160,100
佐賀県1,326,444
長崎県2,464,886
熊本県2,349,038
大分県2,320,479
宮崎県2,023,382
鹿児島県2,543,724
沖縄県1,133,908
合計187,254,148
更新予告まとめ