薬剤詳細データ

一般名

ペニシラミン製剤

製品名

メタルカプターゼカプセル100mg

薬効名

解毒剤

添付文書(抜粋)

添付文書の抜粋となっています。

最新の添付文書はこちらよりご参照ください

薬剤名

メタルカプターゼカプセル100mg

yj-code

3929001M2035

添付文書No

3929001M1039_1_09

改定年月

2022-08

第1版

一般名

ペニシラミン製剤

薬効分類名

抗リウマチ剤


ウイルソン病治療剤・金属解毒剤


用法・用量

〈関節リウマチ〉 本剤は、消炎鎮痛剤などで十分な効果が得られない場合に使用すること。通常、成人にはペニシラミンとして1回100mgを1日1~3回、食間空腹時に経口投与する。患者の年齢、体重、症状、忍容性、本剤に対する反応等に応じて適宜増減するが、一般的には成人、初期量を1日100mgとし、増量するときは4週間以上の間隔をおいて100mgずつ漸増する。維持量は効果が得られる最低用量に調節する。また、投与を再開するときは、低用量から開始すること。なお、1日300mgでは効果不十分で増量により有効性が期待される場合には、患者の状態を十分に観察しつつ1日600mgまで増量することもできる。ただし、効果が得られた後は減量して有効最少量で維持すること。 〈ウイルソン病(肝レンズ核変性症)〉 通常、成人にはペニシラミンとして1日1,000mgを食前空腹時に1~数回に分けて経口投与する。なお、患者の年齢、症状、忍容性、本剤に対する反応等に応じて、一般に1日量600~1,400mgの範囲で増減し、また、投与法についても、連日投与、間歇投与、漸増投与法など各症例ごとに用法及び用量を決定する。 〈鉛・水銀・銅の中毒〉 通常、成人にはペニシラミンとして1日1,000mgを食前空腹時に数回に分けて経口投与する。なお、患者の年齢、症状、忍容性、本剤に対する反応等に応じて、一般に1日量600~1,400mgの範囲で増減し、また、投与法についても、連日投与、間歇投与、漸増投与法など各症例ごとに用法及び用量を決定する。通常、小児にはペニシラミンとして1日20~30mg/kgを食前空腹時に数回に分けて経口投与する。なお、患者の年齢、症状、忍容性、本剤に対する反応等に応じて適宜増減する。ただし、1日量は、成人の標準用量(1日1,000mg)を上限とする。

効能・効果

関節リウマチ ウイルソン病(肝レンズ核変性症) 鉛・水銀・銅の中毒

相互作用:併用禁忌

金チオリンゴ酸ナトリウム


〔シオゾール〕


オーラノフィン


重篤な血液障害が発現するおそれがある。


機序は不明である。


相互作用:併用注意

免疫抑制剤


副作用が増強するおそれがある。


機序は不明である。


経口鉄剤


〔クエン酸第一鉄ナトリウム


硫酸鉄 等〕


本剤の効果を減弱するおそれがあるので、やむを得ず投与する場合には、本剤との同時投与は避けること。


同時投与した場合、本剤の吸収率が低下するとの報告がある。


マグネシウム又はアルミニウムを含有する制酸剤


〔水酸化マグネシウム


水酸化アルミニウム 〕


本剤の効果を減弱するおそれがあるので、やむを得ず投与する場合には、本剤との同時投与は避けること。


同時投与した場合、本剤の吸収率が低下するとの報告がある。


亜鉛を含有する経口剤


本剤の効果を減弱するおそれがあるので、やむを得ず投与する場合には、本剤との同時投与は避けること。


同時投与した場合、本剤が吸収される前に亜鉛とキレート化され、本剤の吸収率が低下する可能性がある。


副作用:重大な副作用

1: 白血球減少症(0.8%)、無顆粒球症(頻度不明)、顆粒球減少症(0.1%未満)、好酸球増多症(0.1%未満)、血小板減少症(1.1%)、再生不良性貧血(0.1%未満)、貧血(低色素性貧血、溶血性貧血等)(0.6%)、汎血球減少症(0.1%未満)、血栓性血小板減少性紫斑病(モスコビッチ症候群)(頻度不明)、ネフローゼ症候群(膜性腎症等)(0.1%未満)

-,,,,,,,,,,,,2: 肺胞炎、間質性肺炎・PIE(好酸球性肺浸潤)症候群、閉塞性細気管支炎(いずれも頻度不明)

-症状があらわれた場合には投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。3: グッドパスチュア症候群(頻度不明)

-尿所見の異常と喀血やX線での肺浸潤が関連して認められた場合には、直ちに投与を中止すること。4: 味覚脱失(0.4%)、視神経炎(頻度不明)

5: SLE様症状(0.1%未満)、天疱瘡様症状(0.3%)、重症筋無力症(0.1%未満)

-,6: 神経炎(0.1%未満)、ギランバレー症候群を含む多発性神経炎(頻度不明)

7: 多発性筋炎(0.1%未満)、筋不全麻痺(頻度不明)

8: 血栓性静脈炎、アレルギー性血管炎、多発性血管炎(いずれも頻度不明)

-血栓性静脈炎、アレルギー性血管炎(白血球破砕性血管炎等)、肺・腎臓等に多様な臓器障害を引き起こし、血清学的に抗好中球細胞質抗体(MPO-ANCA)陽性であることを特徴とする多発性血管炎等があらわれることがあるので、このような場合には直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。9: 胆汁うっ滞性肝炎(頻度不明)

-関節リウマチ患者で胆汁うっ滞性肝炎が報告されている。

副作用:その他副作用


精神神経系 -めまい-知覚障害-昏迷
感覚器 -味覚異常-複視
消化器 -口内炎・口角炎-胃炎-膵炎
皮膚 -発疹-脱毛-結節性紅斑-爪の異常
肝臓 -肝機能障害(AST、ALT上昇等)-黄疸
腎臓 -腎機能障害(尿蛋白、血尿、BUN上昇、クレアチニン上昇)-腎炎
血液 -鼻出血
血管 -毛細血管脆弱
免疫グロブリン -免疫グロブリン(IgA、IgG、IgM)減少
筋・骨格 -関節痛
その他 -浮腫-無力症-ビタミンB6欠乏

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 666,489 0 6,695 53,648 104,670 176,984 188,626 82,812 32,017 18,259 2,778 0
女性 914,735 0 0 22,876 54,558 121,503 189,540 209,496 212,409 91,313 13,040 0
合計 1,583,372 0 6,695 76,524 159,228 298,487 378,166 292,308 244,426 109,572 15,818 0
男性 666,489 0 6,695 53,648 104,670 176,984 188,626 82,812 32,017 18,259 2,778 0
女性 914,735 0 0 22,876 54,558 121,503 189,540 209,496 212,409 91,313 13,040 0
合計 1,583,372 0 6,695 76,524 159,228 298,487 378,166 292,308 244,426 109,572 15,818 0
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道37,307
東北419,869
関東323,673
中部225,821
近畿269,495
中国・四国118,826
九州188,381
合計1,583,372
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道37,307
北東北352,083
南東北58,629
北関東73,003
南関東250,670
甲信越82,342
北陸42,321
東海112,818
関西257,835
中国61,690
四国57,136
北九州148,878
南九州30,913
沖縄17,180
合計1,583,372
都道府県別
都道府県名 合計
北海道37,307
青森県344,289
岩手県9,157
宮城県25,250
秋田県7,794
山形県5,711
福島県27,668
茨城県41,505
栃木県15,564
群馬県15,934
埼玉県51,712
千葉県38,672
東京都98,717
神奈川県61,569
新潟県49,261
富山県8,827
石川県13,772
福井県19,722
山梨県10,552
長野県22,529
岐阜県12,048
静岡県32,858
愛知県56,252
三重県11,660
滋賀県13,126
京都府10,480
大阪府117,192
兵庫県99,818
奈良県4,498
和歌山県12,721
鳥取県5,767
島根県13,192
岡山県11,739
広島県26,098
山口県4,894
徳島県5,990
香川県24,004
愛媛県19,668
高知県7,474
福岡県77,450
佐賀県15,275
長崎県19,310
熊本県19,213
大分県17,630
宮崎県6,932
鹿児島県23,981
沖縄県8,590
合計1,583,372
更新予告まとめ