薬剤詳細データ

一般名

【般】ホリナート錠25mg

製品名

ホリナート錠25mg「オーハラ」

薬効名

解毒剤

添付文書(抜粋)

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薬剤名

ホリナート錠25mg「オーハラ」

yj-code

3929004F2099

添付文書No

3929004F2099_1_04

改定年月

2023-12

第1版

一般名

ホリナートカルシウム水和物

薬効分類名

還元型葉酸製剤


用法・用量

〈ホリナート・テガフール・ウラシル療法〉 通常、成人にはホリナートとして75mgを、1日3回に分けて(約8時間ごとに)、テガフール・ウラシル配合剤と同時に経口投与する。テガフール・ウラシル配合剤の投与量は、通常、1日量として、テガフール300~600mg相当量(300mg/m2を基準)を1日3回に分けて(約8時間ごとに)、食事の前後1時間を避けて経口投与する。以上を28日間連日経口投与し、その後7日間休薬する。これを1クールとして投与を繰り返す。

効能・効果

〈ホリナート・テガフール・ウラシル療法〉 結腸・直腸癌に対するテガフール・ウラシルの抗腫瘍効果の増強

相互作用:併用禁忌

テガフール・ギメラシル・オテラシルカリウム配合剤(ティーエスワン),


早期に重篤な血液障害や下痢、口内炎等の消化管障害等が発現するおそれがあるので、テガフール・ギメラシル・オテラシルカリウム配合剤投与中及び投与中止後少なくとも7日以内は本療法を施行しないこと。


ギメラシルがフルオロウラシルの異化代謝を阻害し、血中フルオロウラシル濃度が著しく上昇する。


相互作用:併用注意

フェニトイン


フェニトイン中毒(嘔気・嘔吐、眼振、運動障害等)が発現することがある。必要に応じてフェニトインの血中濃度を測定し、フェニトインの用量調節を行い、注意して投与すること。異常が認められた場合には本療法を中止するなど適切な処置を行うこと。


テガフールによってフェニトインの代謝が抑制され、フェニトインの血中濃度が上昇する。


ワルファリンカリウム


テガフールがワルファリンカリウムの作用を増強することがあるので、凝固能の変動に注意すること。


機序は不明である。


他の抗悪性腫瘍剤、放射線照射


消化管障害、血液障害等の副作用が増強することがあるので、患者の状態を十分に観察すること。異常が認められた場合には減量、休薬等の適切な処置を行うこと。


副作用が相互に増強される。


葉酸代謝拮抗剤(スルファメトキサゾール・トリメトプリム等)


これらの薬剤の作用が減弱することがある。


ホリナートによって葉酸代謝拮抗作用が減弱するためと考えられる。


副作用:重大な副作用

1: 骨髄抑制(頻度不明)、溶血性貧血等の血液障害(頻度不明)

-汎血球減少、無顆粒球症(症状:発熱、咽頭痛、倦怠感等)、白血球減少、血小板減少、貧血、出血傾向、溶血性貧血等があらわれることがある。,,,2: 劇症肝炎等の重篤な肝障害(頻度不明)

-,3: 肝硬変(頻度不明)

-長期投与においてAST、ALTの明らかな上昇を伴わずに肝硬変があらわれることがあるので、プロトロンビン時間延長、アルブミン低下、コリンエステラーゼ低下、血小板減少等が認められた場合には投与を中止すること。4: 脱水症状(頻度不明)

-激しい下痢があらわれ、脱水症状まで至ることがあるので、このような症状があらわれた場合には投与を中止し、補液等の適切な処置を行うこと。,5: 重篤な腸炎(頻度不明)

-出血性腸炎、虚血性腸炎、壊死性腸炎等があらわれることがあるので、激しい腹痛・下痢等の症状があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。,6: 白質脳症等を含む精神神経障害(頻度不明)

-白質脳症(意識障害、小脳失調、認知症様症状等を主症状とする)や意識障害、失見当識、傾眠、記憶力低下、錐体外路症状、言語障害、四肢麻痺、歩行障害、尿失禁、知覚障害等があらわれることがある。7: 狭心症(頻度不明)、心筋梗塞(頻度不明)、不整脈(頻度不明)

-狭心症、心筋梗塞、不整脈(心室頻拍等を含む)があらわれることがあるので、胸痛、失神、息切れ、動悸、心電図異常等が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。8: 急性腎障害(頻度不明)、ネフローゼ症候群(頻度不明)

9: 嗅覚脱失(頻度不明)

-嗅覚障害があらわれ、嗅覚脱失まで至ることがある。10: 間質性肺炎(頻度不明)

-間質性肺炎(初期症状:咳嗽、息切れ、呼吸困難、発熱等)があらわれることがあるので、異常が認められた場合には投与を中止し、胸部X線等の検査を行い、副腎皮質ホルモン剤の投与など適切な処置を行うこと。11: 急性膵炎(頻度不明)

-腹痛、血清アミラーゼ値の上昇等が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。12: 重篤な口内炎(頻度不明)、消化管潰瘍(頻度不明)、消化管出血(頻度不明)

13: 皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)(頻度不明)、中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)(頻度不明)

14: ショック(頻度不明)、アナフィラキシー(頻度不明)

-発疹、呼吸困難、血圧低下等の症状があらわれた場合には直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。

副作用:その他副作用


血液 -赤血球減少、血色素減少、ヘマトクリット値減少、好中球減少、好酸球増多、リンパ球減少-好塩基球増多-平均赤血球容積(MCV)増加
肝臓 -肝機能障害(AST、ALTの上昇等)、総ビリルビン上昇、Al-P上昇-黄疸、脂肪肝
腎臓 -蛋白尿-腎機能障害(BUN、クレアチニンの上昇等)-血尿
消化器 -食欲不振、悪心・嘔吐、下痢、口内炎、便秘、味覚異常-腹痛、心窩部痛、腹部膨満感、胃不快感、胃重感、舌炎、口唇炎-胸やけ、口角炎、口渇、胃炎、嚥下困難、腹鳴
精神神経系 -倦怠感-頭痛、頭重感、耳鳴-眩暈、しびれ、興奮、末梢性ニューロパチー
皮膚 -色素沈着-皮膚炎、皮膚の乾燥、手足症候群-皮膚びらん、角化、紅潮、光線過敏症、水疱、DLE様皮疹、爪の異常、脱毛、浮腫
過敏症 -発疹、そう痒-蕁麻疹、発赤
循環器 -動悸、胸痛、胸内苦悶感、心電図異常(ST上昇等)
その他 -総蛋白低下、LDH上昇、発熱、血糖値上昇、糖尿、血清ナトリウム低下、血清カルシウム低下-頻尿、血清カリウム上昇、血清カリウム低下、血清クロール上昇、血清クロール低下、血清カルシウム上昇-血痰、高トリグリセリド血症、高コレステロール血症、無月経、関節痛、灼熱感、結膜充血、咳・痰、血清尿酸値上昇、女性型乳房、筋肉痛、CK上昇

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 27,070 0 0 0 0 0 2,478 5,796 10,314 8,482 0 0
女性 17,471 0 0 0 0 0 0 3,981 7,035 6,455 0 0
合計 49,905 0 0 0 0 0 2,478 9,777 17,349 14,937 0 0
男性 27,070 0 0 0 0 0 2,478 5,796 10,314 8,482 0 0
女性 17,471 0 0 0 0 0 0 3,981 7,035 6,455 0 0
合計 49,905 0 0 0 0 0 2,478 9,777 17,349 14,937 0 0
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道1,617
東北8,205
関東19,094
中部2,148
近畿5,773
中国・四国7,728
九州0
合計49,905
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道1,617
北東北0
南東北5,202
北関東12,207
南関東6,887
甲信越1,140
北陸0
東海1,008
関西5,773
中国3,612
四国4,116
北九州0
南九州0
沖縄0
合計49,905
都道府県別
都道府県名 合計
北海道1,617
青森県0
岩手県3,003
宮城県0
秋田県0
山形県2,289
福島県2,913
茨城県8,253
栃木県2,694
群馬県1,260
埼玉県0
千葉県3,833
東京都1,815
神奈川県1,239
新潟県0
富山県0
石川県0
福井県0
山梨県1,140
長野県0
岐阜県0
静岡県1,008
愛知県0
三重県0
滋賀県0
京都府0
大阪府4,429
兵庫県1,344
奈良県0
和歌山県0
鳥取県0
島根県0
岡山県2,232
広島県0
山口県1,380
徳島県0
香川県2,352
愛媛県1,764
高知県0
福岡県0
佐賀県0
長崎県0
熊本県0
大分県0
宮崎県0
鹿児島県0
沖縄県0
合計49,905
更新予告まとめ