薬剤詳細データ

一般名

グリメピリド

製品名

グリメピリド錠3mg「ケミファ」

薬効名

糖尿病用剤

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薬剤名

グリメピリド錠3mg「ケミファ」

yj-code

3961008F2191

添付文書No

3961008F1195_2_12

改定年月

2024-08

第2版

一般名

グリメピリド

薬効分類名

スルホニルウレア系経口血糖降下剤


用法・用量

通常、グリメピリドとして1日0.5~1mgより開始し、1日1~2回朝または朝夕、食前または食後に経口投与する。維持量は通常1日1~4mgで、必要に応じて適宜増減する。なお、1日最高投与量は6mgまでとする。

効能・効果

2型糖尿病(ただし、食事療法・運動療法のみで十分な効果が得られない場合に限る。)

相互作用:併用禁忌

相互作用:併用注意

糖尿病用薬


インスリン製剤


ビグアナイド系薬剤


チアゾリジン系薬剤


α-グルコシダーゼ阻害剤


DPP-4阻害薬


GLP-1受容体作動薬


SGLT2阻害剤 等


低血糖症状が起こることがある。血糖値その他患者の状態を十分観察し、必要に応じて本剤又は併用薬剤の投与量を調節するなど慎重に投与すること。特にβ-遮断剤と併用する場合にはプロプラノロール等の非選択性薬剤は避けることが望ましい。


血糖降下作用が増強される。


プロベネシド


低血糖症状が起こることがある。血糖値その他患者の状態を十分観察し、必要に応じて本剤又は併用薬剤の投与量を調節するなど慎重に投与すること。特にβ-遮断剤と併用する場合にはプロプラノロール等の非選択性薬剤は避けることが望ましい。


腎排泄抑制により血糖降下作用が増強される。


クマリン系薬剤


ワルファリンカリウム


低血糖症状が起こることがある。血糖値その他患者の状態を十分観察し、必要に応じて本剤又は併用薬剤の投与量を調節するなど慎重に投与すること。特にβ-遮断剤と併用する場合にはプロプラノロール等の非選択性薬剤は避けることが望ましい。


肝代謝抑制により血糖降下作用が増強される。


サリチル酸剤


アスピリン


サザピリン 等


低血糖症状が起こることがある。血糖値その他患者の状態を十分観察し、必要に応じて本剤又は併用薬剤の投与量を調節するなど慎重に投与すること。特にβ-遮断剤と併用する場合にはプロプラノロール等の非選択性薬剤は避けることが望ましい。


血中蛋白との結合抑制、サリチル酸剤の血糖降下作用により血糖降下作用が増強される。


プロピオン酸系消炎剤


ナプロキセン


ロキソプロフェンナトリウム水和物 等


低血糖症状が起こることがある。血糖値その他患者の状態を十分観察し、必要に応じて本剤又は併用薬剤の投与量を調節するなど慎重に投与すること。特にβ-遮断剤と併用する場合にはプロプラノロール等の非選択性薬剤は避けることが望ましい。


血中蛋白との結合抑制により、これらの消炎剤は蛋白結合率が高いので、血中に本剤の遊離型が増加して血糖降下作用が増強するおそれがある。


アリール酢酸系消炎剤


アンフェナクナトリウム水和物


ナブメトン 等


低血糖症状が起こることがある。血糖値その他患者の状態を十分観察し、必要に応じて本剤又は併用薬剤の投与量を調節するなど慎重に投与すること。特にβ-遮断剤と併用する場合にはプロプラノロール等の非選択性薬剤は避けることが望ましい。


血中蛋白との結合抑制により、これらの消炎剤は蛋白結合率が高いので、血中に本剤の遊離型が増加して血糖降下作用が増強するおそれがある。


オキシカム系消炎剤


ロルノキシカム 等


低血糖症状が起こることがある。血糖値その他患者の状態を十分観察し、必要に応じて本剤又は併用薬剤の投与量を調節するなど慎重に投与すること。特にβ-遮断剤と併用する場合にはプロプラノロール等の非選択性薬剤は避けることが望ましい。


血中蛋白との結合抑制により、これらの消炎剤は蛋白結合率が高いので、血中に本剤の遊離型が増加して血糖降下作用が増強するおそれがある。


β-遮断剤


プロプラノロール


アテノロール


ピンドロール 等


低血糖症状が起こることがある。血糖値その他患者の状態を十分観察し、必要に応じて本剤又は併用薬剤の投与量を調節するなど慎重に投与すること。特にβ-遮断剤と併用する場合にはプロプラノロール等の非選択性薬剤は避けることが望ましい。


糖新生抑制、アドレナリンによる低血糖からの回復抑制、低血糖に対する交感神経症状抑制により血糖降下作用が増強される。


モノアミン酸化酵素阻害剤


低血糖症状が起こることがある。血糖値その他患者の状態を十分観察し、必要に応じて本剤又は併用薬剤の投与量を調節するなど慎重に投与すること。特にβ-遮断剤と併用する場合にはプロプラノロール等の非選択性薬剤は避けることが望ましい。


インスリン分泌促進、糖新生抑制により血糖降下作用が増強される。


クラリスロマイシン


低血糖症状が起こることがある。血糖値その他患者の状態を十分観察し、必要に応じて本剤又は併用薬剤の投与量を調節するなど慎重に投与すること。特にβ-遮断剤と併用する場合にはプロプラノロール等の非選択性薬剤は避けることが望ましい。


機序不明左記薬剤が他のスルホニルウレア系薬剤の血中濃度を上昇させたとの報告がある。


サルファ剤


スルファメトキサゾール 等


低血糖症状が起こることがある。血糖値その他患者の状態を十分観察し、必要に応じて本剤又は併用薬剤の投与量を調節するなど慎重に投与すること。特にβ-遮断剤と併用する場合にはプロプラノロール等の非選択性薬剤は避けることが望ましい。


血中蛋白との結合抑制、肝代謝抑制、腎排泄抑制により血糖降下作用が増強される。


クロラムフェニコール


低血糖症状が起こることがある。血糖値その他患者の状態を十分観察し、必要に応じて本剤又は併用薬剤の投与量を調節するなど慎重に投与すること。特にβ-遮断剤と併用する場合にはプロプラノロール等の非選択性薬剤は避けることが望ましい。


肝代謝抑制により血糖降下作用が増強される。


テトラサイクリン系抗生物質


テトラサイクリン塩酸塩


ミノサイクリン塩酸塩 等


低血糖症状が起こることがある。血糖値その他患者の状態を十分観察し、必要に応じて本剤又は併用薬剤の投与量を調節するなど慎重に投与すること。特にβ-遮断剤と併用する場合にはプロプラノロール等の非選択性薬剤は避けることが望ましい。


インスリン感受性促進により血糖降下作用が増強される。


シプロフロキサシン


レボフロキサシン水和物


低血糖症状が起こることがある。血糖値その他患者の状態を十分観察し、必要に応じて本剤又は併用薬剤の投与量を調節するなど慎重に投与すること。特にβ-遮断剤と併用する場合にはプロプラノロール等の非選択性薬剤は避けることが望ましい。


機序不明


フィブラート系薬剤


クロフィブラート


ベザフィブラート 等


低血糖症状が起こることがある。血糖値その他患者の状態を十分観察し、必要に応じて本剤又は併用薬剤の投与量を調節するなど慎重に投与すること。特にβ-遮断剤と併用する場合にはプロプラノロール等の非選択性薬剤は避けることが望ましい。


血中蛋白との結合抑制、肝代謝抑制、腎排泄抑制により血糖降下作用が増強される。


アゾール系抗真菌剤


ミコナゾール


フルコナゾール 等


低血糖症状が起こることがある。血糖値その他患者の状態を十分観察し、必要に応じて本剤又は併用薬剤の投与量を調節するなど慎重に投与すること。特にβ-遮断剤と併用する場合にはプロプラノロール等の非選択性薬剤は避けることが望ましい。


肝代謝抑制(CYP2C9阻害)、血中蛋白との結合抑制により血糖降下作用が増強される。


シベンゾリンコハク酸塩


ジソピラミド


ピルメノール塩酸塩水和物


低血糖症状が起こることがある。血糖値その他患者の状態を十分観察し、必要に応じて本剤又は併用薬剤の投与量を調節するなど慎重に投与すること。特にβ-遮断剤と併用する場合にはプロプラノロール等の非選択性薬剤は避けることが望ましい。


インスリン分泌促進によると考えられる血糖降下作用の増強のおそれがある。


アドレナリン


高血糖症状(嘔気・嘔吐、脱水、呼気のアセトン臭等)が起こることがある。血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること。


末梢でのブドウ糖の取り込み抑制、肝臓での糖新生促進により血糖降下作用が減弱される。


副腎皮質ホルモン


コルチゾン酢酸エステル


ヒドロコルチゾン 等


高血糖症状(嘔気・嘔吐、脱水、呼気のアセトン臭等)が起こることがある。血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること。


肝臓での糖新生促進、末梢組織でのインスリン感受性低下により血糖降下作用が減弱される。


甲状腺ホルモン


レボチロキシンナトリウム水和物


乾燥甲状腺 等


高血糖症状(嘔気・嘔吐、脱水、呼気のアセトン臭等)が起こることがある。血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること。


腸管でのブドウ糖吸収亢進、グルカゴンの分泌促進、カテコールアミンの作用増強、肝臓での糖新生促進により血糖降下作用が減弱される。


卵胞ホルモン


エストラジオール安息香酸エステル


エストリオール 等


高血糖症状(嘔気・嘔吐、脱水、呼気のアセトン臭等)が起こることがある。血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること。


機序不明コルチゾール分泌変化、組織での糖利用変化、成長ホルモンの過剰産生、肝機能の変化等によると考えられる血糖降下作用の減弱のおそれがある。


利尿剤


トリクロルメチアジド


フロセミド 等


高血糖症状(嘔気・嘔吐、脱水、呼気のアセトン臭等)が起こることがある。血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること。


インスリン分泌の抑制、末梢でのインスリン感受性の低下により血糖降下作用が減弱される。


ピラジナミド


高血糖症状(嘔気・嘔吐、脱水、呼気のアセトン臭等)が起こることがある。血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること。


機序不明血糖値のコントロールが難しいとの報告がある。


イソニアジド


高血糖症状(嘔気・嘔吐、脱水、呼気のアセトン臭等)が起こることがある。血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること。


糖質代謝の障害による血糖値上昇及び耐糖能異常により血糖降下作用が減弱される。


リファンピシン


高血糖症状(嘔気・嘔吐、脱水、呼気のアセトン臭等)が起こることがある。血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること。


肝代謝促進(CYP誘導)により血糖降下作用が減弱される。


ニコチン酸


高血糖症状(嘔気・嘔吐、脱水、呼気のアセトン臭等)が起こることがある。血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること。


肝臓でのブドウ糖の同化抑制により血糖降下作用が減弱される。


フェノチアジン系薬剤


クロルプロマジン


フルフェナジン 等


高血糖症状(嘔気・嘔吐、脱水、呼気のアセトン臭等)が起こることがある。血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること。


インスリン遊離抑制、副腎からのアドレナリン遊離により血糖降下作用が減弱される。


フェニトイン


高血糖症状(嘔気・嘔吐、脱水、呼気のアセトン臭等)が起こることがある。血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること。


インスリンの分泌阻害により血糖降下作用が減弱される。


ブセレリン酢酸塩


高血糖症状(嘔気・嘔吐、脱水、呼気のアセトン臭等)が起こることがある。血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること。


機序不明ブセレリン酢酸塩投与により、耐糖能が悪化したという報告がある。


副作用:重大な副作用

1: 低血糖(4.08%)

-低血糖(初期症状:脱力感、高度の空腹感、発汗等)があらわれることがある。なお、徐々に進行する低血糖では、精神障害、意識障害等が主である場合があるので注意すること。また、本剤の投与により低血糖症状(脱力感、高度の空腹感、発汗、動悸、振戦、頭痛、知覚異常、不安、興奮、神経過敏、集中力低下、精神障害、意識障害、痙攣等)が認められた場合には糖質を含む食品を摂取するなど適切な処置を行うこと。ただし、α-グルコシダーゼ阻害剤との併用により低血糖症状が認められた場合にはブドウ糖を投与すること。また、低血糖は投与中止後、臨床的にいったん回復したと思われる場合でも数日間は再発することがある。,,,,,,,,,,,,2: 汎血球減少、無顆粒球症、溶血性貧血、血小板減少(いずれも頻度不明)

3: 肝機能障害、黄疸(いずれも頻度不明)

-AST、ALT、Al-Pの上昇等を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがある。4: 再生不良性貧血(頻度不明)

副作用:その他副作用


血液 -白血球減少、貧血
肝臓 -AST上昇、ALT上昇、Al-P上昇、LDH上昇、γ-GTP上昇
腎臓 -BUN上昇
消化器 -嘔気、嘔吐、心窩部痛、下痢、腹部膨満感-便秘、腹痛
過敏症 -発疹、そう痒感等-光線過敏症
精神神経系 -めまい-頭痛
その他 -血清カリウム上昇・ナトリウム低下等の電解質異常-味覚異常、CK上昇、浮腫、倦怠感、脱毛、一過性視力障害

薬剤名

グリメピリド錠3mg「ケミファ」

yj-code

3961008F2191

添付文書No

3961008F1195_2_12

改定年月

2024-08

第2版

一般名

グリメピリド

薬効分類名

スルホニルウレア系経口血糖降下剤


用法・用量

通常、グリメピリドとして1日0.5~1mgより開始し、1日1~2回朝または朝夕、食前または食後に経口投与する。維持量は通常1日1~4mgで、必要に応じて適宜増減する。なお、1日最高投与量は6mgまでとする。

効能・効果

2型糖尿病(ただし、食事療法・運動療法のみで十分な効果が得られない場合に限る。)

相互作用:併用禁忌

相互作用:併用注意

糖尿病用薬


インスリン製剤


ビグアナイド系薬剤


チアゾリジン系薬剤


α-グルコシダーゼ阻害剤


DPP-4阻害薬


GLP-1受容体作動薬


SGLT2阻害剤 等


低血糖症状が起こることがある。血糖値その他患者の状態を十分観察し、必要に応じて本剤又は併用薬剤の投与量を調節するなど慎重に投与すること。特にβ-遮断剤と併用する場合にはプロプラノロール等の非選択性薬剤は避けることが望ましい。


血糖降下作用が増強される。


プロベネシド


低血糖症状が起こることがある。血糖値その他患者の状態を十分観察し、必要に応じて本剤又は併用薬剤の投与量を調節するなど慎重に投与すること。特にβ-遮断剤と併用する場合にはプロプラノロール等の非選択性薬剤は避けることが望ましい。


腎排泄抑制により血糖降下作用が増強される。


クマリン系薬剤


ワルファリンカリウム


低血糖症状が起こることがある。血糖値その他患者の状態を十分観察し、必要に応じて本剤又は併用薬剤の投与量を調節するなど慎重に投与すること。特にβ-遮断剤と併用する場合にはプロプラノロール等の非選択性薬剤は避けることが望ましい。


肝代謝抑制により血糖降下作用が増強される。


サリチル酸剤


アスピリン


サザピリン 等


低血糖症状が起こることがある。血糖値その他患者の状態を十分観察し、必要に応じて本剤又は併用薬剤の投与量を調節するなど慎重に投与すること。特にβ-遮断剤と併用する場合にはプロプラノロール等の非選択性薬剤は避けることが望ましい。


血中蛋白との結合抑制、サリチル酸剤の血糖降下作用により血糖降下作用が増強される。


プロピオン酸系消炎剤


ナプロキセン


ロキソプロフェンナトリウム水和物 等


低血糖症状が起こることがある。血糖値その他患者の状態を十分観察し、必要に応じて本剤又は併用薬剤の投与量を調節するなど慎重に投与すること。特にβ-遮断剤と併用する場合にはプロプラノロール等の非選択性薬剤は避けることが望ましい。


血中蛋白との結合抑制により、これらの消炎剤は蛋白結合率が高いので、血中に本剤の遊離型が増加して血糖降下作用が増強するおそれがある。


アリール酢酸系消炎剤


アンフェナクナトリウム水和物


ナブメトン 等


低血糖症状が起こることがある。血糖値その他患者の状態を十分観察し、必要に応じて本剤又は併用薬剤の投与量を調節するなど慎重に投与すること。特にβ-遮断剤と併用する場合にはプロプラノロール等の非選択性薬剤は避けることが望ましい。


血中蛋白との結合抑制により、これらの消炎剤は蛋白結合率が高いので、血中に本剤の遊離型が増加して血糖降下作用が増強するおそれがある。


オキシカム系消炎剤


ロルノキシカム 等


低血糖症状が起こることがある。血糖値その他患者の状態を十分観察し、必要に応じて本剤又は併用薬剤の投与量を調節するなど慎重に投与すること。特にβ-遮断剤と併用する場合にはプロプラノロール等の非選択性薬剤は避けることが望ましい。


血中蛋白との結合抑制により、これらの消炎剤は蛋白結合率が高いので、血中に本剤の遊離型が増加して血糖降下作用が増強するおそれがある。


β-遮断剤


プロプラノロール


アテノロール


ピンドロール 等


低血糖症状が起こることがある。血糖値その他患者の状態を十分観察し、必要に応じて本剤又は併用薬剤の投与量を調節するなど慎重に投与すること。特にβ-遮断剤と併用する場合にはプロプラノロール等の非選択性薬剤は避けることが望ましい。


糖新生抑制、アドレナリンによる低血糖からの回復抑制、低血糖に対する交感神経症状抑制により血糖降下作用が増強される。


モノアミン酸化酵素阻害剤


低血糖症状が起こることがある。血糖値その他患者の状態を十分観察し、必要に応じて本剤又は併用薬剤の投与量を調節するなど慎重に投与すること。特にβ-遮断剤と併用する場合にはプロプラノロール等の非選択性薬剤は避けることが望ましい。


インスリン分泌促進、糖新生抑制により血糖降下作用が増強される。


クラリスロマイシン


低血糖症状が起こることがある。血糖値その他患者の状態を十分観察し、必要に応じて本剤又は併用薬剤の投与量を調節するなど慎重に投与すること。特にβ-遮断剤と併用する場合にはプロプラノロール等の非選択性薬剤は避けることが望ましい。


機序不明左記薬剤が他のスルホニルウレア系薬剤の血中濃度を上昇させたとの報告がある。


サルファ剤


スルファメトキサゾール 等


低血糖症状が起こることがある。血糖値その他患者の状態を十分観察し、必要に応じて本剤又は併用薬剤の投与量を調節するなど慎重に投与すること。特にβ-遮断剤と併用する場合にはプロプラノロール等の非選択性薬剤は避けることが望ましい。


血中蛋白との結合抑制、肝代謝抑制、腎排泄抑制により血糖降下作用が増強される。


クロラムフェニコール


低血糖症状が起こることがある。血糖値その他患者の状態を十分観察し、必要に応じて本剤又は併用薬剤の投与量を調節するなど慎重に投与すること。特にβ-遮断剤と併用する場合にはプロプラノロール等の非選択性薬剤は避けることが望ましい。


肝代謝抑制により血糖降下作用が増強される。


テトラサイクリン系抗生物質


テトラサイクリン塩酸塩


ミノサイクリン塩酸塩 等


低血糖症状が起こることがある。血糖値その他患者の状態を十分観察し、必要に応じて本剤又は併用薬剤の投与量を調節するなど慎重に投与すること。特にβ-遮断剤と併用する場合にはプロプラノロール等の非選択性薬剤は避けることが望ましい。


インスリン感受性促進により血糖降下作用が増強される。


シプロフロキサシン


レボフロキサシン水和物


低血糖症状が起こることがある。血糖値その他患者の状態を十分観察し、必要に応じて本剤又は併用薬剤の投与量を調節するなど慎重に投与すること。特にβ-遮断剤と併用する場合にはプロプラノロール等の非選択性薬剤は避けることが望ましい。


機序不明


フィブラート系薬剤


クロフィブラート


ベザフィブラート 等


低血糖症状が起こることがある。血糖値その他患者の状態を十分観察し、必要に応じて本剤又は併用薬剤の投与量を調節するなど慎重に投与すること。特にβ-遮断剤と併用する場合にはプロプラノロール等の非選択性薬剤は避けることが望ましい。


血中蛋白との結合抑制、肝代謝抑制、腎排泄抑制により血糖降下作用が増強される。


アゾール系抗真菌剤


ミコナゾール


フルコナゾール 等


低血糖症状が起こることがある。血糖値その他患者の状態を十分観察し、必要に応じて本剤又は併用薬剤の投与量を調節するなど慎重に投与すること。特にβ-遮断剤と併用する場合にはプロプラノロール等の非選択性薬剤は避けることが望ましい。


肝代謝抑制(CYP2C9阻害)、血中蛋白との結合抑制により血糖降下作用が増強される。


シベンゾリンコハク酸塩


ジソピラミド


ピルメノール塩酸塩水和物


低血糖症状が起こることがある。血糖値その他患者の状態を十分観察し、必要に応じて本剤又は併用薬剤の投与量を調節するなど慎重に投与すること。特にβ-遮断剤と併用する場合にはプロプラノロール等の非選択性薬剤は避けることが望ましい。


インスリン分泌促進によると考えられる血糖降下作用の増強のおそれがある。


アドレナリン


高血糖症状(嘔気・嘔吐、脱水、呼気のアセトン臭等)が起こることがある。血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること。


末梢でのブドウ糖の取り込み抑制、肝臓での糖新生促進により血糖降下作用が減弱される。


副腎皮質ホルモン


コルチゾン酢酸エステル


ヒドロコルチゾン 等


高血糖症状(嘔気・嘔吐、脱水、呼気のアセトン臭等)が起こることがある。血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること。


肝臓での糖新生促進、末梢組織でのインスリン感受性低下により血糖降下作用が減弱される。


甲状腺ホルモン


レボチロキシンナトリウム水和物


乾燥甲状腺 等


高血糖症状(嘔気・嘔吐、脱水、呼気のアセトン臭等)が起こることがある。血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること。


腸管でのブドウ糖吸収亢進、グルカゴンの分泌促進、カテコールアミンの作用増強、肝臓での糖新生促進により血糖降下作用が減弱される。


卵胞ホルモン


エストラジオール安息香酸エステル


エストリオール 等


高血糖症状(嘔気・嘔吐、脱水、呼気のアセトン臭等)が起こることがある。血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること。


機序不明コルチゾール分泌変化、組織での糖利用変化、成長ホルモンの過剰産生、肝機能の変化等によると考えられる血糖降下作用の減弱のおそれがある。


利尿剤


トリクロルメチアジド


フロセミド 等


高血糖症状(嘔気・嘔吐、脱水、呼気のアセトン臭等)が起こることがある。血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること。


インスリン分泌の抑制、末梢でのインスリン感受性の低下により血糖降下作用が減弱される。


ピラジナミド


高血糖症状(嘔気・嘔吐、脱水、呼気のアセトン臭等)が起こることがある。血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること。


機序不明血糖値のコントロールが難しいとの報告がある。


イソニアジド


高血糖症状(嘔気・嘔吐、脱水、呼気のアセトン臭等)が起こることがある。血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること。


糖質代謝の障害による血糖値上昇及び耐糖能異常により血糖降下作用が減弱される。


リファンピシン


高血糖症状(嘔気・嘔吐、脱水、呼気のアセトン臭等)が起こることがある。血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること。


肝代謝促進(CYP誘導)により血糖降下作用が減弱される。


ニコチン酸


高血糖症状(嘔気・嘔吐、脱水、呼気のアセトン臭等)が起こることがある。血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること。


肝臓でのブドウ糖の同化抑制により血糖降下作用が減弱される。


フェノチアジン系薬剤


クロルプロマジン


フルフェナジン 等


高血糖症状(嘔気・嘔吐、脱水、呼気のアセトン臭等)が起こることがある。血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること。


インスリン遊離抑制、副腎からのアドレナリン遊離により血糖降下作用が減弱される。


フェニトイン


高血糖症状(嘔気・嘔吐、脱水、呼気のアセトン臭等)が起こることがある。血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること。


インスリンの分泌阻害により血糖降下作用が減弱される。


ブセレリン酢酸塩


高血糖症状(嘔気・嘔吐、脱水、呼気のアセトン臭等)が起こることがある。血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること。


機序不明ブセレリン酢酸塩投与により、耐糖能が悪化したという報告がある。


副作用:重大な副作用

1: 低血糖(4.08%)

-低血糖(初期症状:脱力感、高度の空腹感、発汗等)があらわれることがある。なお、徐々に進行する低血糖では、精神障害、意識障害等が主である場合があるので注意すること。また、本剤の投与により低血糖症状(脱力感、高度の空腹感、発汗、動悸、振戦、頭痛、知覚異常、不安、興奮、神経過敏、集中力低下、精神障害、意識障害、痙攣等)が認められた場合には糖質を含む食品を摂取するなど適切な処置を行うこと。ただし、α-グルコシダーゼ阻害剤との併用により低血糖症状が認められた場合にはブドウ糖を投与すること。また、低血糖は投与中止後、臨床的にいったん回復したと思われる場合でも数日間は再発することがある。,,,,,,,,,,,,2: 汎血球減少、無顆粒球症、溶血性貧血、血小板減少(いずれも頻度不明)

3: 肝機能障害、黄疸(いずれも頻度不明)

-AST、ALT、Al-Pの上昇等を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがある。4: 再生不良性貧血(頻度不明)

副作用:その他副作用


血液 -白血球減少、貧血
肝臓 -AST上昇、ALT上昇、Al-P上昇、LDH上昇、γ-GTP上昇
腎臓 -BUN上昇
消化器 -嘔気、嘔吐、心窩部痛、下痢、腹部膨満感-便秘、腹痛
過敏症 -発疹、そう痒感等-光線過敏症
精神神経系 -めまい-頭痛
その他 -血清カリウム上昇・ナトリウム低下等の電解質異常-味覚異常、CK上昇、浮腫、倦怠感、脱毛、一過性視力障害

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 640,577 0 0 0 5,955 35,011 113,579 166,246 214,511 94,778 10,497 0
女性 350,356 0 0 0 2,745 8,869 37,227 75,006 135,913 74,206 16,390 0
合計 992,471 0 0 0 8,700 43,880 150,806 241,252 350,424 168,984 26,887 0
男性 640,577 0 0 0 5,955 35,011 113,579 166,246 214,511 94,778 10,497 0
女性 350,356 0 0 0 2,745 8,869 37,227 75,006 135,913 74,206 16,390 0
合計 992,471 0 0 0 8,700 43,880 150,806 241,252 350,424 168,984 26,887 0
男性 640,577 0 0 0 5,955 35,011 113,579 166,246 214,511 94,778 10,497 0
女性 350,356 0 0 0 2,745 8,869 37,227 75,006 135,913 74,206 16,390 0
合計 992,471 0 0 0 8,700 43,880 150,806 241,252 350,424 168,984 26,887 0
男性 640,577 0 0 0 5,955 35,011 113,579 166,246 214,511 94,778 10,497 0
女性 350,356 0 0 0 2,745 8,869 37,227 75,006 135,913 74,206 16,390 0
合計 992,471 0 0 0 8,700 43,880 150,806 241,252 350,424 168,984 26,887 0
男性 640,577 0 0 0 5,955 35,011 113,579 166,246 214,511 94,778 10,497 0
女性 350,356 0 0 0 2,745 8,869 37,227 75,006 135,913 74,206 16,390 0
合計 992,471 0 0 0 8,700 43,880 150,806 241,252 350,424 168,984 26,887 0
男性 640,577 0 0 0 5,955 35,011 113,579 166,246 214,511 94,778 10,497 0
女性 350,356 0 0 0 2,745 8,869 37,227 75,006 135,913 74,206 16,390 0
合計 992,471 0 0 0 8,700 43,880 150,806 241,252 350,424 168,984 26,887 0
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道69,327
東北97,061
関東368,127
中部206,468
近畿95,120
中国・四国85,443
九州70,694
合計992,471
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道69,327
北東北10,790
南東北74,909
北関東80,708
南関東287,419
甲信越65,223
北陸27,851
東海124,336
関西84,178
中国71,597
四国13,846
北九州62,022
南九州8,672
沖縄0
合計992,471
都道府県別
都道府県名 合計
北海道69,327
青森県8,443
岩手県11,362
宮城県22,355
秋田県2,347
山形県7,181
福島県45,373
茨城県22,909
栃木県12,048
群馬県45,751
埼玉県106,280
千葉県26,514
東京都67,296
神奈川県87,329
新潟県37,846
富山県16,218
石川県11,633
福井県0
山梨県2,756
長野県24,621
岐阜県24,236
静岡県45,849
愛知県43,309
三重県10,942
滋賀県12,668
京都府8,965
大阪府20,633
兵庫県22,513
奈良県3,899
和歌山県15,500
鳥取県3,769
島根県7,555
岡山県12,395
広島県25,948
山口県21,930
徳島県2,574
香川県2,584
愛媛県0
高知県8,688
福岡県12,323
佐賀県15,775
長崎県7,230
熊本県22,104
大分県4,590
宮崎県0
鹿児島県8,672
沖縄県0
合計992,471
更新予告まとめ