薬剤詳細データ

一般名

フィンゴリモド塩酸塩カプセル

製品名

イムセラカプセル0.5mg

薬効名

他に分類されない代謝性医薬品

添付文書(抜粋)

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薬剤名

イムセラカプセル0.5mg

yj-code

3999029M1029

添付文書No

3999029M1029_1_17

改定年月

2019-12

第1版

一般名

フィンゴリモド塩酸塩カプセル

薬効分類名

多発性硬化症治療剤


用法・用量

通常、成人にはフィンゴリモドとして1日1回0.5mgを経口投与する。

効能・効果

多発性硬化症の再発予防及び身体的障害の進行抑制

相互作用:併用禁忌

生ワクチン(乾燥弱毒生麻しんワクチン、乾燥弱毒生風しんワクチン、経口生ポリオワクチン、乾燥BCG等),


免疫抑制下で生ワクチンを接種すると発症するおそれがあるので接種しないこと。本剤投与中止後も薬力学的効果が持続するため、リンパ球数の回復が確認されるまでは接種を避けること。


本剤は免疫系に抑制的に作用するため、生ワクチンを接種すると増殖し、病原性をあらわすおそれがある。


クラスⅠa抗不整脈剤


キニジン(硫酸キニジン)プロカインアミド(アミサリン)等


クラスⅢ抗不整脈剤


アミオダロン(アンカロン)ソタロール(ソタコール)等


Torsades de pointes等の重篤な不整脈を生じるおそれがある。


本剤の投与により心拍数が低下するため、併用により不整脈を増強するおそれがある。


相互作用:併用注意

不活化ワクチン


本剤の投与中及び投与中止2ヵ月後まではワクチン接種の効果が減弱することがある。


本剤は免疫系に抑制的に作用するため、ワクチンに対する免疫が得られないおそれがある。


抗腫瘍剤、免疫抑制剤


ミトキサントロン等


,


本剤の投与中及び投与中止2ヵ月後までは免疫系の相加的な抑制作用により、感染症等のリスクが増大することがある。


本剤は免疫系に抑制的に作用する。


β遮断薬


アテノロール等


カルシウム拮抗薬


ベラパミルジルチアゼム等


本剤の投与開始時に併用すると重度の徐脈や心ブロックが認められることがある。


共に徐脈や心ブロックを引き起こすおそれがある。


副作用:重大な副作用

1: 感染症(45.3%)

-細菌、真菌、ウイルス等による感染症があらわれることがある。感染症が疑われる症状が認められた場合には、本剤の投与中断を考慮するとともに、早期に適切な処置を行うこと。また、重篤な感染症が認められた場合には本剤を休薬又は中止し、適切な処置を行うこと。播種性帯状疱疹、ヘルペス脳炎の死亡例が報告されている。,,,,,,,,2: 徐脈性不整脈(徐脈:11.2%、房室ブロック(第Ⅰ度から第Ⅱ度:5.0%、第Ⅲ度:0.04%)等)

-心拍数低下、房室伝導の遅延等の徐脈性不整脈があらわれ、血圧低下、浮動性めまい、疲労、動悸等の症状を伴うこともある。本剤投与後に徐脈性不整脈に関連する徴候又は症状があらわれた場合には、適切な処置を行い、少なくともそれらの徴候・症状が消失し、安定化するまで患者を観察すること。,,,,,,,,3: 黄斑浮腫(0.6%)

-異常が認められた場合には眼科学的検査を実施すること。黄斑浮腫が確認された場合には、投与を中断すること。,,,4: 悪性リンパ腫(頻度不明)

5: 可逆性後白質脳症症候群(頻度不明)

-頭痛、意識障害、痙攣、視力障害等の症状があらわれた場合は、MRI等による画像診断を行うとともに、投与を中止し、適切な処置を行うこと。6: 虚血性及び出血性脳卒中(頻度不明)

-頭痛、嘔気、麻痺症状、言語障害等の症状があらわれた場合は、MRI等による画像診断を行うとともに、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。7: 末梢動脈閉塞性疾患(0.04%)

-四肢の疼痛、しびれ等の症状があらわれた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。8: 進行性多巣性白質脳症(PML)(頻度不明)

-本剤の投与中及び投与中止後は患者の状態を十分に観察すること。意識障害、認知障害、麻痺症状(片麻痺、四肢麻痺)、言語障害等の症状があらわれた場合は、MRIによる画像診断及び脳脊髄液検査を行うとともに、投与を中止し、適切な処置を行うこと。9: 血小板減少(0.1%)

副作用:その他副作用


血液・リンパ -リンパ球減少、白血球減少
精神系 -うつ病
神経系 -頭痛-浮動性めまい、傾眠-片頭痛、錯感覚
眼 -霧視、眼痛
呼吸器 -上気道の炎症、呼吸困難、咳嗽、一酸化炭素拡散能減少-努力呼気量減少
消化器 -下痢-悪心、胃炎、腹痛、アフタ性口内炎、便秘、歯周炎、胃腸炎
肝胆道系注1) -肝機能検査値異常(29.2%)-γ-GTP増加、AST増加、ALT増加、ビリルビン増加
皮膚 -発疹、脱毛症、湿疹-そう痒症
筋骨格系 -背部痛、筋肉痛、関節痛
全身症状 -けん怠感、疲労、発熱-無力症
その他 -高コレステロール血症、血中トリグリセリド増加、高血圧注2)-体重減少-過敏症

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 142,792 0 0 9,883 37,474 48,196 33,646 10,739 2,854 0 0 0
女性 271,637 0 0 14,262 41,223 102,692 84,039 20,428 8,993 0 0 0
合計 415,846 0 0 24,145 78,697 150,888 117,685 31,167 11,847 0 0 0
男性 142,792 0 0 9,883 37,474 48,196 33,646 10,739 2,854 0 0 0
女性 271,637 0 0 14,262 41,223 102,692 84,039 20,428 8,993 0 0 0
合計 415,846 0 0 24,145 78,697 150,888 117,685 31,167 11,847 0 0 0
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道16,429
東北59,010
関東137,283
中部70,192
近畿42,595
中国・四国42,206
九州46,268
合計415,846
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道16,429
北東北8,980
南東北47,751
北関東18,288
南関東118,995
甲信越15,716
北陸19,935
東海38,106
関西39,030
中国29,670
四国12,536
北九州30,400
南九州11,321
沖縄9,094
合計415,846
都道府県別
都道府県名 合計
北海道16,429
青森県6,752
岩手県2,279
宮城県25,271
秋田県2,228
山形県8,826
福島県13,654
茨城県10,843
栃木県1,940
群馬県5,505
埼玉県22,890
千葉県21,065
東京都42,514
神奈川県32,526
新潟県0
富山県8,603
石川県6,908
福井県4,424
山梨県4,428
長野県11,288
岐阜県7,201
静岡県11,782
愛知県15,558
三重県3,565
滋賀県2,566
京都府3,224
大阪府14,694
兵庫県17,202
奈良県1,344
和歌山県0
鳥取県5,840
島根県1,575
岡山県2,440
広島県14,085
山口県5,730
徳島県3,499
香川県4,523
愛媛県2,639
高知県1,875
福岡県17,052
佐賀県4,330
長崎県1,742
熊本県4,341
大分県2,935
宮崎県2,796
鹿児島県8,525
沖縄県4,547
合計415,846
更新予告まとめ