薬剤詳細データ

一般名

メルファラン

製品名

アルケラン静注用50mg

薬効名

造血幹細胞移植前処置剤

添付文書(抜粋)

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薬剤名

アルケラン静注用50mg

yj-code

4219403F1023

添付文書No

4219403F1023_2_05

改定年月

2023-08

第1版

一般名

メルファラン

薬効分類名

造血幹細胞移植前処置剤


用法・用量

造血幹細胞移植時の前処置として下記のとおり静脈内投与する。ただし、移植は本剤の投与終了から24時間以上あけて行うこととする。成人(白血病、悪性リンパ腫、多発性骨髄腫):メルファランとして1日1回60mg/m2を3日間投与(メルファラン3日間総量180mg/m2)する。多発性骨髄腫に対してはメルファランとして1日1回100mg/m2を2日間投与(メルファラン2日間総量200mg/m2)も可とする。小児(白血病、小児固形腫瘍):メルファランとして1日1回70mg/m2を3日間投与(メルファラン3日間総量210mg/m2)する。なお、メルファラン総量及び1日投与量は、患者の状態、併用する薬剤、全身放射線照射併用により適宜減量する。

効能・効果

下記疾患における造血幹細胞移植時の前処置 白血病、悪性リンパ腫、多発性骨髄腫、小児固形腫瘍

相互作用:併用禁忌

相互作用:併用注意

シクロスポリン、タクロリムス


本剤投与後に移植片対宿主病(GVHD)予防のためシクロスポリン又はタクロリムスを投与した骨髄移植患者において腎不全等の腎障害が発現したとの報告がある。


機序は不明である。


ナリジクス酸


ナリジクス酸服用中の小児患者に本剤(140mg/m2)の投与を開始したところ、その1~2日後に下痢(血便)を発現し死亡(剖検で出血性腸炎を認めた)したとの報告がある。


本剤との関連性は言及されていないが、ナリジクス酸による出血性腸炎を増強するおそれがある。


副作用:重大な副作用

1: 感染症(7.3%)及び出血(頻度不明)等

-本剤投与後は重度の骨髄抑制状態となり、その結果感染症及び出血等を引き起こし、致命的となることがある。,,,,2: ショック、アナフィラキシー(いずれも頻度不明)

-症状に伴ってまれに心停止(頻度不明)が起こることがある。3: 胃腸障害

-悪心・嘔吐(63.4%)及び下痢(92.7%)、口内炎・粘膜炎(80.5%)等の粘膜障害が高頻度にあらわれ、直腸潰瘍(2.4%)等の症状が起こることがある。4: 重篤な肝機能障害、黄疸

-AST・ALTの上昇(51.2%)、ビリルビン値上昇(7.3%)、Al-P上昇(4.9%)、LDHの上昇(4.9%)等を伴う肝機能障害や黄疸(頻度不明)、また、黄疸、急激な体重増加、有痛性の肝腫大等を伴う肝中心静脈閉塞(症)(頻度不明)があらわれることがある。5: 心筋症(2.4%)、不整脈(2.4%)

6: 間質性肺炎(2.4%)、肺線維症(頻度不明)

7: 溶血性貧血(頻度不明)

副作用:その他副作用


腎臓 -腎機能障害(BUN上昇、クレアチニン上昇等)-乏尿
消化器 -食欲不振
過敏症 -皮疹(斑状丘疹性皮疹、蕁麻疹)-瘙痒、浮腫
皮膚 -脱毛
全身症状 -温熱感、刺痛感
その他 -卵巣機能不全、月経異常、痙攣

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
女性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
合計 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道0
東北0
関東0
中部0
近畿0
中国・四国0
九州0
合計0
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道0
北東北0
南東北0
北関東0
南関東0
甲信越0
北陸0
東海0
関西0
中国0
四国0
北九州0
南九州0
沖縄0
合計0
都道府県別
都道府県名 合計
北海道0
青森県0
岩手県0
宮城県0
秋田県0
山形県0
福島県0
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栃木県0
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埼玉県0
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東京都0
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広島県0
山口県0
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香川県0
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宮崎県0
鹿児島県0
沖縄県0
合計0
更新予告まとめ