薬剤詳細データ

一般名

レゴラフェニブ

製品名

スチバーガ錠40mg

薬効名

その他の腫瘍用薬

添付文書(抜粋)

添付文書の抜粋となっています。

最新の添付文書はこちらよりご参照ください

薬剤名

スチバーガ錠40mg

yj-code

4291029F1028

添付文書No

4291029F1028_1_13

改定年月

2024-07

第4版

一般名

レゴラフェニブ

薬効分類名

抗悪性腫瘍剤/キナーゼ阻害剤


用法・用量

通常、成人にはレゴラフェニブとして1日1回160mgを食後に3週間連日経口投与し、その後1週間休薬する。これを1サイクルとして投与を繰り返す。なお、患者の状態により適宜減量する。

効能・効果

治癒切除不能な進行・再発の結腸・直腸癌 がん化学療法後に増悪した消化管間質腫瘍 がん化学療法後に増悪した切除不能な肝細胞癌

相互作用:併用禁忌

相互作用:併用注意

CYP3A4誘導薬(リファンピシン等)


本剤単回投与とリファンピシンとの併用により、未変化体のAUC及びCmaxはそれぞれ50%及び20%減少した。M-2のCmaxは1.6倍に増加し、M-5のAUC及びCmaxはそれぞれ3.6倍及び4.2倍に増加したが、M-2のAUCは変化しなかった。CYP3A4誘導作用のない又は弱い薬剤への代替を考慮すること。併用が避けられない場合には、患者の状態を慎重に観察すること。


In vitro試験において、本剤はCYP3A4によって代謝され、また、M-2及びM-5の生成にCYP3A4が関与していることが示されている。


CYP3A4阻害薬(ケトコナゾール等)


本剤単回投与とケトコナゾール(経口剤:国内未発売)との併用により、未変化体のAUC及びCmaxはそれぞれ33%及び40%増加した。M-2及びM-5のAUCはそれぞれ94%及び93%減少し、Cmaxはそれぞれ97%及び94%減少した。CYP3A4阻害作用のない又は弱い薬剤への代替を考慮すること。併用が避けられない場合には、患者の状態を慎重に観察すること。


In vitro試験において、本剤はCYP3A4によって代謝され、また、M-2及びM-5の生成にCYP3A4が関与していることが示されている。


イリノテカン


イリノテカンとの併用により、イリノテカン及びその活性代謝物であるSN-38のAUCはそれぞれ28%及び44%増加し、Cmaxはそれぞれ22%増加及び9%減少した。


In vitro試験において、本剤はUGT1A1によるグルクロン酸抱合を阻害することが示されている。


BCRPの基質となる薬剤(ロスバスタチン等)


ロスバスタチンとの併用により、ロスバスタチンのAUC及びCmaxはそれぞれ3.8倍及び4.6倍に増加した。左記薬剤を併用する場合には、患者の状態を慎重に観察すること。


In vitro試験において、本剤はBCRPを阻害することが示されている。


副作用:重大な副作用

1: 手足症候群(50.3%)

-皮膚症状があらわれた場合には対症療法、減量、休薬又は投与の中止を考慮すること。,2: 中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)(頻度不明)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)(0.1%)、多形紅斑(0.7%)

3: 劇症肝炎(頻度不明)、肝不全(0.3%)、肝機能障害(7.7%)、黄疸(0.9%)

-AST、ALTの著しい上昇を伴う肝機能障害、黄疸があらわれ、劇症肝炎、肝不全により死亡に至る例が報告されている。,,4: 出血(8.8%)

-消化管出血(1.8%)、喀血(0.2%)、肺出血(0.2%)、腹腔内出血(0.1%)、腟出血(0.1%)、脳出血(頻度不明)、鼻出血(4.8%)、血尿(0.9%)等の出血があらわれることがある。重篤な出血においては、死亡に至る例が報告されているので、本剤投与中は観察を十分に行い、重篤な出血があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。5: 間質性肺疾患(頻度不明)

-異常が認められた場合には、胸部X線、胸部CT等の検査を実施すること。間質性肺疾患が疑われた場合には投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。6: 血栓塞栓症

-心筋虚血(0.2%)、心筋梗塞(0.2%)等の血栓塞栓症があらわれることがある。7: 高血圧(29.2%)、高血圧クリーゼ(0.2%)

-血圧の上昇が認められることがあるので、必要に応じて降圧剤の投与を行うなど、適切な処置を行うこと。重症、持続性あるいは通常の降圧治療でコントロールできない高血圧があらわれた場合には減量、休薬又は投与を中止すること。,,8: 可逆性後白質脳症(0.1%)

-痙攣、頭痛、錯乱、視覚障害、皮質盲等が認められた場合には投与を中止し、血圧のコントロールを含め、適切な処置を行うこと。9: 消化管穿孔(0.1%)、消化管瘻(0.1%)

-死亡に至る例が報告されている。10: 血小板減少(9.0%)、好中球減少(1.9%)、白血球減少(1.7%)

11: 動脈解離(頻度不明)

-大動脈解離を含む動脈解離があらわれることがある。

副作用:その他副作用


精神神経系 -頭痛、末梢性ニューロパチー、不眠、浮動性めまい、錯感覚-回転性めまい、失声症、傾眠、知覚過敏、振戦
感覚器 -味覚異常、耳鳴-耳不快感
消化器 -下痢、食欲減退、口内炎、悪心-便秘、嘔吐、口内乾燥、リパーゼ上昇、アミラーゼ上昇、消化不良、口腔内潰瘍形成-腹水、鼓腸、腹部膨満、胃腸炎、嚥下障害、口唇炎、痔核、肛門の炎症、歯周病、膵炎、胃食道逆流
循環器 -頻脈、QT延長、動悸
呼吸器 -発声障害-呼吸困難、咳嗽-鼻漏、鼻炎
血液 -貧血-リンパ球減少、INR上昇
肝臓 -高ビリルビン血症、AST上昇、ALT上昇、Al-P上昇、LDH上昇-肝機能異常、γ-GTP上昇
腎臓 -タンパク尿、血中クレアチニン上昇-BUN上昇、総タンパク減少、高尿酸血症
筋・骨格系 -筋痙縮、関節痛-筋力低下、筋骨格硬直
皮膚 -発疹-脱毛、皮膚乾燥、そう痒、紅斑、ざ瘡、皮膚はく脱、過角化-多汗症、じん麻疹、爪の障害、はく脱性発疹、皮膚亀裂、皮膚毒性、皮膚肥厚
その他 -疲労、疼痛、無力症、体重減少、粘膜炎-感染、発熱、低リン酸血症、甲状腺機能低下症、浮腫、低カリウム血症、低ナトリウム血症、低アルブミン血症、脱水、低カルシウム血症、倦怠感、低マグネシウム血症-甲状腺機能亢進症、ほてり、全身健康状態低下、悪寒、高トリグリセリド血症、尿潜血-CK上昇

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 522,554 0 0 0 4,323 25,439 82,705 146,558 213,892 48,449 1,188 0
女性 272,867 0 0 0 5,220 20,756 38,606 69,805 104,313 34,167 0 0
合計 799,026 0 0 0 9,543 46,195 121,311 216,363 318,205 82,616 1,188 0
男性 522,554 0 0 0 4,323 25,439 82,705 146,558 213,892 48,449 1,188 0
女性 272,867 0 0 0 5,220 20,756 38,606 69,805 104,313 34,167 0 0
合計 799,026 0 0 0 9,543 46,195 121,311 216,363 318,205 82,616 1,188 0
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道40,804
東北81,009
関東253,221
中部124,916
近畿138,909
中国・四国81,987
九州78,180
合計799,026
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道40,804
北東北33,737
南東北41,205
北関東46,741
南関東206,480
甲信越40,088
北陸22,482
東海76,916
関西124,339
中国51,059
四国30,928
北九州57,395
南九州14,358
沖縄12,854
合計799,026
都道府県別
都道府県名 合計
北海道40,804
青森県18,738
岩手県6,067
宮城県17,983
秋田県14,999
山形県8,652
福島県14,570
茨城県22,994
栃木県13,363
群馬県10,384
埼玉県35,725
千葉県45,238
東京都61,166
神奈川県64,351
新潟県18,346
富山県9,861
石川県7,314
福井県5,307
山梨県3,894
長野県17,848
岐阜県16,515
静岡県17,780
愛知県28,051
三重県14,570
滋賀県8,866
京都府20,314
大阪府54,823
兵庫県29,451
奈良県5,288
和歌山県5,597
鳥取県4,997
島根県5,322
岡山県6,223
広島県16,087
山口県18,430
徳島県6,254
香川県6,880
愛媛県11,630
高知県6,164
福岡県31,060
佐賀県4,898
長崎県9,651
熊本県6,701
大分県5,085
宮崎県7,645
鹿児島県6,713
沖縄県6,427
合計799,026
更新予告まとめ