薬剤詳細データ

一般名

バンデタニブ

製品名

カプレルサ錠100mg

薬効名

抗悪性腫瘍剤/チロシンキナーゼ阻害剤

添付文書(抜粋)

添付文書の抜粋となっています。

最新の添付文書はこちらよりご参照ください

薬剤名

カプレルサ錠100mg

yj-code

4291041F1029

添付文書No

4291041F1029_2_06

改定年月

2024-02

第2版

一般名

バンデタニブ

薬効分類名

抗悪性腫瘍剤/チロシンキナーゼ阻害剤


用法・用量

通常、成人にはバンデタニブとして1回300mgを1日1回、経口投与する。なお、患者の状態により適宜減量する。

効能・効果

根治切除不能な甲状腺髄様癌

相互作用:併用禁忌

相互作用:併用注意

抗不整脈剤


キニジン


プロカインアミド


ジソピラミド等


QT間隔延長を起こすおそれがある他の薬剤


オンダンセトロン


クラリスロマイシン


ハロペリドール等


,,,,


QT間隔延長を起こす又は悪化させるおそれがあるので、QT間隔延長を起こすことが知られている薬剤と併用する場合には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ使用すること。


本剤及びこれらの薬剤はいずれもQT間隔を延長させるおそれがあるため、併用により作用が増強するおそれがある。


CYP3A誘導剤


フェニトイン


カルバマゼピン


リファンピシン


バルビツール酸系薬物


セイヨウオトギリソウ(St. John's Wort、セント・ジョーンズ・ワート)含有食品等


CYP3A誘導剤との併用により、本剤の血漿中濃度が低下するおそれがある。


本剤の代謝には主にCYP3A4が関与しているため、左記薬剤のようなCYP3A誘導剤との併用で、本剤の代謝が亢進し血漿中濃度が低下する可能性がある。


OCT2の基質となる薬剤


メトホルミン等


OCT2基質との併用により、OCT2基質の血漿中濃度が上昇するおそれがある。


本剤はOCT2の阻害剤であるため、OCT2基質との併用によりOCT2基質の血漿中濃度が増加する可能性がある。


P-糖蛋白の基質となる薬剤


ジゴキシン


アリスキレン


フェキソフェナジン


サキサグリプチン


シタグリプチン等


P-糖蛋白基質との併用により、P-糖蛋白基質の血漿中濃度が上昇するおそれがある。


本剤はP-糖蛋白の阻害剤であることから、本剤とP-糖蛋白基質との併用によりP-糖蛋白基質の血漿中濃度が増加する可能性がある。


副作用:重大な副作用

1: 間質性肺疾患(0.4%)

-間質性肺疾患(間質性肺炎、肺臓炎、肺線維症、急性呼吸窮迫症候群等)があらわれることがある。,,2: QT間隔延長(13.9%)、心室性不整脈(Torsade de pointesを含む)(頻度不明)

-,,,,,3: 心障害(6.1%)

-頻脈性不整脈(心房細動、頻脈等)、心不全等の心障害があらわれることがある。,4: 重度の下痢(9.4%)

-脱水、電解質異常等の異常が認められた場合には、本剤の休薬、減量又は中止等の適切な処置を行うこと。5: 中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)(頻度不明)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)(頻度不明)、多形紅斑(頻度不明)

6: 重度の皮膚障害(20.4%)

-光線過敏反応、発疹、皮膚潰瘍等の重度の皮膚障害があらわれることがある。7: 高血圧

-高血圧(27.3%)、血圧上昇(1.2%)、高血圧クリーゼ(1.2%)等があらわれることがある。必要に応じて降圧剤の投与等を行うとともに、重症、持続性又は通常の降圧治療でコントロールできない高血圧があらわれた場合には本剤の休薬を行うこと。また、高血圧クリーゼがあらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。,8: 可逆性後白質脳症症候群(頻度不明)

-痙攣、頭痛、視覚障害、錯乱、皮質盲等が認められた場合には投与を中止し、血圧のコントロール等の適切な処置を行うこと。9: 腎障害

-腎不全(0.4%)、蛋白尿(9.8%)等があらわれることがある。10: 低カルシウム血症(6.1%)

-異常が認められた場合には、カルシウム剤やビタミンD製剤の投与等の適切な処置を行うこと。11: 肝障害

-ALT増加(3.3%)、AST増加(3.7%)、血中ビリルビン増加(頻度不明)等があらわれることがある。12: 出血

-鼻出血(4.9%)、血尿(0.4%)、くも膜下出血(頻度不明)等があらわれることがある。13: 消化管穿孔

-小腸穿孔(0.4%)等があらわれることがある。14: 動脈解離(頻度不明)

-大動脈解離を含む動脈解離があらわれることがある 。

副作用:その他副作用


皮膚 -皮膚症状(発疹、ざ瘡、皮膚乾燥、皮膚炎、そう痒症等)-手掌・足底発赤知覚不全症候群、脱毛症、爪の障害-長睫毛症、擦過傷、メラノサイト性母斑、毛髪成長異常、毛質異常、多汗症、寝汗
消化器 -下痢、悪心、食欲減退-消化不良、嘔吐、腹痛、便秘、嚥下障害、口内炎、口内乾燥-膵炎、腹部膨満、唾液欠乏、放屁、胃腸音異常
呼吸器 -咳嗽、呼吸困難、発声障害-鼻乾燥
筋・骨格系 -無力症、関節炎、筋骨格系胸痛、筋痙縮-筋力低下
血液 -ヘモグロビン増加、リンパ球減少症-貧血
内分泌 -甲状腺機能低下症
精神神経系 -頭痛、睡眠障害(不眠症、嗜眠等)、うつ病、味覚異常、聴力低下、ニューロパチー、めまい、錯感覚、振戦、神経過敏、注意力障害、不安、性欲減退-口の感覚鈍麻、知覚過敏、感覚鈍麻
眼 -角膜混濁-結膜炎、眼乾燥、視力障害、霧視-眼の障害、眼瞼浮腫、緑内障、羞明、光視症、マイボーム腺機能不全
その他 -疲労-体重減少、脱水、体重増加、疼痛、ほてり、潮紅、全身健康状態低下、低カリウム血症、低マグネシウム血症、尿意切迫、発熱、浮腫-虚血性脳血管障害、狭心症、治癒不良、粘膜の炎症、低ナトリウム血症、意識消失、頻尿、末梢冷感

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
女性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
合計 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道0
東北0
関東0
中部0
近畿0
中国・四国0
九州0
合計0
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道0
北東北0
南東北0
北関東0
南関東0
甲信越0
北陸0
東海0
関西0
中国0
四国0
北九州0
南九州0
沖縄0
合計0
都道府県別
都道府県名 合計
北海道0
青森県0
岩手県0
宮城県0
秋田県0
山形県0
福島県0
茨城県0
栃木県0
群馬県0
埼玉県0
千葉県0
東京都0
神奈川県0
新潟県0
富山県0
石川県0
福井県0
山梨県0
長野県0
岐阜県0
静岡県0
愛知県0
三重県0
滋賀県0
京都府0
大阪府0
兵庫県0
奈良県0
和歌山県0
鳥取県0
島根県0
岡山県0
広島県0
山口県0
徳島県0
香川県0
愛媛県0
高知県0
福岡県0
佐賀県0
長崎県0
熊本県0
大分県0
宮崎県0
鹿児島県0
沖縄県0
合計0
更新予告まとめ