薬剤詳細データ

一般名

オラパリブ錠

製品名

リムパーザ錠150mg

薬効名

その他の腫瘍用薬

添付文書(抜粋)

添付文書の抜粋となっています。

最新の添付文書はこちらよりご参照ください

薬剤名

リムパーザ錠150mg

yj-code

4291052F2023

添付文書No

4291052F1027_1_12

改定年月

2022-08

第4版

一般名

オラパリブ錠

薬効分類名

抗悪性腫瘍剤/ポリアデノシン5'二リン酸リボースポリメラーゼ(PARP)阻害剤


用法・用量

〈白金系抗悪性腫瘍剤感受性の再発卵巣癌における維持療法、BRCA遺伝子変異陽性の卵巣癌における初回化学療法後の維持療法、BRCA遺伝子変異陽性の治癒切除不能な膵癌における白金系抗悪性腫瘍剤を含む化学療法後の維持療法〉 通常、成人にはオラパリブとして1回300mgを1日2回、経口投与する。なお、患者の状態により適宜減量する。 〈相同組換え修復欠損を有する卵巣癌におけるベバシズマブ(遺伝子組換え)を含む初回化学療法後の維持療法〉 ベバシズマブ(遺伝子組換え)との併用において、通常、成人にはオラパリブとして1回300mgを1日2回、経口投与する。なお、患者の状態により適宜減量する。 〈がん化学療法歴のあるBRCA遺伝子変異陽性かつHER2陰性の手術不能又は再発乳癌、BRCA遺伝子変異陽性かつHER2陰性で再発高リスクの乳癌における術後薬物療法〉 通常、成人にはオラパリブとして1回300mgを1日2回、経口投与する。ただし、術後薬物療法の場合、投与期間は1年間までとする。なお、患者の状態により適宜減量する。 〈BRCA遺伝子変異陽性の遠隔転移を有する去勢抵抗性前立腺癌〉 通常、成人にはオラパリブとして1回300mgを1日2回、経口投与する。他の薬剤と併用する場合は、アビラテロン酢酸エステル及びプレドニゾロンと併用すること。なお、患者の状態により適宜減量する。

効能・効果

白金系抗悪性腫瘍剤感受性の再発卵巣癌における維持療法 BRCA遺伝子変異陽性の卵巣癌における初回化学療法後の維持療法 相同組換え修復欠損を有する卵巣癌におけるベバシズマブ(遺伝子組換え)を含む初回化学療法後の維持療法 がん化学療法歴のあるBRCA遺伝子変異陽性かつHER2陰性の手術不能又は再発乳癌 BRCA遺伝子変異陽性かつHER2陰性で再発高リスクの乳癌における術後薬物療法 BRCA遺伝子変異陽性の遠隔転移を有する去勢抵抗性前立腺癌 BRCA遺伝子変異陽性の治癒切除不能な膵癌における白金系抗悪性腫瘍剤を含む化学療法後の維持療法

相互作用:併用禁忌

相互作用:併用注意

強いCYP3A阻害剤


イトラコナゾール


リトナビル


ボリコナゾール等


中程度のCYP3A阻害剤


シプロフロキサシン


ジルチアゼム


エリスロマイシン


フルコナゾール


ベラパミル等


副作用の発現率及び重症度が増加するおそれがあるので、CYP3A阻害作用のない又は弱い薬剤への代替を考慮すること。やむを得ず中程度又は強いCYP3A阻害剤を併用する際には本剤の減量を考慮するとともに、患者の状態を慎重に観察し、副作用発現に十分注意すること。


これらの薬剤等のCYP3A阻害作用により、本剤の代謝が阻害され、血中濃度が上昇する可能性がある。


グレープフルーツ含有食品


本剤投与時はグレープフルーツ含有食品を摂取しないよう注意すること。


これらの薬剤等のCYP3A阻害作用により、本剤の代謝が阻害され、血中濃度が上昇する可能性がある。


CYP3A誘導剤


リファンピシン


カルバマゼピン


フェノバルビタール


フェニトイン


セイヨウオトギリソウ(St. John's Wort)含有食品等


本剤の有効性が減弱するおそれがあるので、CYP3A誘導作用のない薬剤への代替を考慮すること。


これらの薬剤等のCYP3A誘導作用により、本剤の代謝活性が誘導されるため、本剤の血中濃度が低下する可能性がある。


副作用:重大な副作用

1: 骨髄抑制

-貧血(30.5%)、好中球減少(13.7%)、白血球減少(12.2%)、リンパ球減少(7.3%)、血小板減少(6.5%)等があらわれることがある。2: 間質性肺疾患(0.6%)

3: 静脈血栓塞栓症

-肺塞栓症(0.4%)、深部静脈血栓症(0.1%)等の静脈血栓塞栓症があらわれることがある。4: 感染症

-肺炎(0.4%)等の重篤な感染症があらわれることがある。

副作用:その他副作用


皮膚 -発疹-過敏症、皮膚炎、結節性紅斑-血管性浮腫
精神神経系 -頭痛、浮動性めまい
呼吸器 -咳嗽、呼吸困難
消化器 -悪心(48.3%)、嘔吐、下痢、食欲減退、味覚異常-消化不良、腹痛、便秘、口内炎、上腹部痛
全身 -疲労・無力症(37.9%)
その他 -クレアチニン増加-平均赤血球容積(MCV)増加

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 262,207 0 0 0 0 6,628 33,264 76,232 117,905 28,178 0 0
女性 3,520,971 0 0 7,875 109,106 552,176 1,034,030 935,862 743,167 138,755 0 0
合計 3,784,682 0 0 7,875 109,106 558,804 1,067,294 1,012,094 861,072 166,933 0 0
男性 262,207 0 0 0 0 6,628 33,264 76,232 117,905 28,178 0 0
女性 3,520,971 0 0 7,875 109,106 552,176 1,034,030 935,862 743,167 138,755 0 0
合計 3,784,682 0 0 7,875 109,106 558,804 1,067,294 1,012,094 861,072 166,933 0 0
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道195,034
東北265,511
関東1,348,740
中部486,485
近畿770,046
中国・四国376,952
九州341,914
合計3,784,682
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道195,034
北東北99,408
南東北127,993
北関東204,986
南関東1,143,754
甲信越122,516
北陸83,770
東海342,465
関西707,780
中国214,748
四国162,204
北九州272,577
南九州51,799
沖縄35,076
合計3,784,682
都道府県別
都道府県名 合計
北海道195,034
青森県58,340
岩手県38,110
宮城県60,067
秋田県41,068
山形県35,690
福島県32,236
茨城県90,474
栃木県55,854
群馬県58,658
埼玉県178,163
千葉県178,796
東京都450,312
神奈川県336,483
新潟県69,420
富山県27,928
石川県34,864
福井県20,978
山梨県8,656
長野県44,440
岐阜県44,500
静岡県62,180
愛知県173,519
三重県62,266
滋賀県55,424
京都府94,194
大阪府333,085
兵庫県174,223
奈良県25,080
和歌山県25,774
鳥取県32,968
島根県15,194
岡山県42,470
広島県81,896
山口県42,220
徳島県35,208
香川県39,513
愛媛県59,453
高知県28,030
福岡県162,177
佐賀県18,180
長崎県27,232
熊本県30,088
大分県34,900
宮崎県16,200
鹿児島県35,599
沖縄県17,538
合計3,784,682
更新予告まとめ