薬剤詳細データ

一般名

ファロペネムナトリウム水和物

製品名

ファロム錠150mg

薬効名

主としてグラム陽性・陰性菌に作用するもの

添付文書(抜粋)

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薬剤名

ファロム錠150mg

yj-code

6139001F1028

添付文書No

6139001F1028_3_12

改定年月

2023-07

第1版

一般名

ファロペネムナトリウム水和物

薬効分類名

経口用ペネム系抗生物質製剤


用法・用量

〈表在性皮膚感染症、深在性皮膚感染症、リンパ管・リンパ節炎、慢性膿皮症、ざ瘡(化膿性炎症を伴うもの)、外傷・熱傷及び手術創等の二次感染、乳腺炎、肛門周囲膿瘍、咽頭・喉頭炎、扁桃炎、急性気管支炎、膀胱炎(単純性に限る)、バルトリン腺炎、子宮内感染、子宮付属器炎、涙嚢炎、麦粒腫、瞼板腺炎、角膜炎(角膜潰瘍を含む)、外耳炎、歯周組織炎、歯冠周囲炎、顎炎〉 通常、成人にはファロペネムナトリウム水和物として1回150mg~200mg(力価)を1日3回経口投与する。なお、年齢及び症状に応じて適宜増減する。 〈肺炎、肺膿瘍、膀胱炎(単純性を除く)、腎盂腎炎、前立腺炎(急性症、慢性症)、精巣上体炎(副睾丸炎)、中耳炎、副鼻腔炎〉 通常、成人にはファロペネムナトリウム水和物として1回200mg~300mg(力価)を1日3回経口投与する。なお、年齢及び症状に応じて適宜増減する。

効能・効果

〈適応菌種〉 ファロペネムに感性のブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌、腸球菌属、モラクセラ(ブランハメラ)・カタラーリス、大腸菌、シトロバクター属、クレブシエラ属、エンテロバクター属、プロテウス・ミラビリス、インフルエンザ菌、ペプトストレプトコッカス属、バクテロイデス属、プレボテラ属、アクネ菌 〈適応症〉 表在性皮膚感染症、深在性皮膚感染症、リンパ管・リンパ節炎、慢性膿皮症、ざ瘡(化膿性炎症を伴うもの)、外傷・熱傷及び手術創等の二次感染、乳腺炎、肛門周囲膿瘍、咽頭・喉頭炎、扁桃炎、急性気管支炎、肺炎、肺膿瘍、膀胱炎、腎盂腎炎、前立腺炎(急性症、慢性症)、精巣上体炎(副睾丸炎)、バルトリン腺炎、子宮内感染、子宮付属器炎、涙嚢炎、麦粒腫、瞼板腺炎、角膜炎(角膜潰瘍を含む)、外耳炎、中耳炎、副鼻腔炎、歯周組織炎、歯冠周囲炎、顎炎

相互作用:併用禁忌

相互作用:併用注意

イミペネム・シラスタチンナトリウム


動物実験(ラット)で、本剤の血中濃度が上昇することが報告されている。


シラスタチンにより代謝酵素が阻害されることによる。


フロセミド


動物実験(イヌ)で、本剤の腎毒性が増強されることが報告されている。


機序は不明。


バルプロ酸ナトリウム


カルバペネム系薬剤(メロペネム、パニペネム・ベタミプロン、イミペネム・シラスタチンナトリウム)との併用によりバルプロ酸の血中濃度が低下し、てんかんの発作が再発することが報告されている。


機序は不明。


副作用:重大な副作用

1: ショック、アナフィラキシー(いずれも頻度不明)

-不快感、口内異常感、喘鳴、呼吸困難、眩暈、便意、耳鳴、発汗、全身潮紅、血管浮腫、血圧低下等があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。2: 急性腎障害(頻度不明)

-急性腎障害等の重篤な腎機能障害があらわれることがある。3: 偽膜性大腸炎等の血便を伴う重篤な大腸炎(頻度不明)

-腹痛、頻回の下痢があらわれた場合には直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。4: 中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)(いずれも頻度不明)

5: 間質性肺炎、PIE症候群(いずれも頻度不明)

-発熱、咳嗽、呼吸困難、胸部X線異常、好酸球増多等を伴う間質性肺炎、PIE症候群があらわれることがあるので、このような症状があらわれた場合には投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。6: 肝機能障害、黄疸(いずれも頻度不明)

-AST・ALT・Al-P等の上昇、黄疸があらわれることがある。7: 無顆粒球症(頻度不明)

8: 横紋筋融解症(頻度不明)

-筋肉痛、脱力感、CK上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇等を特徴とする横紋筋融解症があらわれ、これに伴って急性腎障害等の重篤な腎機能障害があらわれることがある。

副作用:その他副作用


過敏症 -発疹、そう痒-発熱、発赤-蕁麻疹、紅斑
血液 -好酸球増多、白血球分画の異常等、顆粒球数の変動、血小板数の変動
肝臓 -AST・ALT・γ-GTP・Al-P・ビリルビン・LDHの上昇
腎臓 -BUNの上昇-クレアチニンの上昇
消化器 -嘔気、下痢、軟便、腹痛、嘔吐、食欲不振、腹部膨満感-口角炎、胃腸障害-口唇炎、消化不良、胃炎、便秘
菌交代症 -カンジダ症、口内炎
ビタミン欠乏症 -ビタミンK欠乏症状(低プロトロンビン血症、出血傾向等)、ビタミンB群欠乏症状(舌炎、口内炎、食欲不振、神経炎等)
その他 -ほてり-頭痛、めまい、眠気、浮腫、口唇乾燥、眼痛、爪変色-しびれ、倦怠感

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 385,027 17,874 90,237 54,499 34,224 32,731 36,529 29,211 54,143 46,565 6,888 0
女性 537,096 14,260 76,669 80,951 57,506 47,772 44,648 53,574 84,368 66,901 24,707 0
合計 955,339 32,134 166,906 135,450 91,730 80,503 81,177 82,785 138,511 113,466 31,595 0
男性 385,027 17,874 90,237 54,499 34,224 32,731 36,529 29,211 54,143 46,565 6,888 0
女性 537,096 14,260 76,669 80,951 57,506 47,772 44,648 53,574 84,368 66,901 24,707 0
合計 955,339 32,134 166,906 135,450 91,730 80,503 81,177 82,785 138,511 113,466 31,595 0
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道82,278
東北41,231
関東330,026
中部153,785
近畿105,358
中国・四国64,762
九州177,900
合計955,339
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道82,278
北東北13,127
南東北19,143
北関東33,843
南関東296,183
甲信越45,913
北陸22,236
東海90,295
関西100,699
中国40,882
四国23,880
北九州133,813
南九州23,023
沖縄42,128
合計955,339
都道府県別
都道府県名 合計
北海道82,278
青森県10,948
岩手県8,961
宮城県7,231
秋田県2,179
山形県3,387
福島県8,525
茨城県14,090
栃木県16,330
群馬県3,423
埼玉県35,723
千葉県31,194
東京都148,694
神奈川県80,572
新潟県24,580
富山県6,723
石川県2,490
福井県13,023
山梨県13,775
長野県7,558
岐阜県15,565
静岡県16,669
愛知県53,402
三重県4,659
滋賀県6,833
京都府11,012
大阪府37,616
兵庫県26,222
奈良県8,441
和歌山県10,575
鳥取県3,175
島根県1,870
岡山県6,215
広島県14,892
山口県14,730
徳島県2,180
香川県7,365
愛媛県9,735
高知県4,600
福岡県88,516
佐賀県5,543
長崎県17,596
熊本県9,500
大分県12,658
宮崎県5,215
鹿児島県17,808
沖縄県21,064
合計955,339
更新予告まとめ