薬剤詳細データ

一般名

イミペネム水和物・シラスタチンナトリウム

製品名

チエナム筋注用0.5g

薬効名

カルバペネム系抗生物質製剤

添付文書(抜粋)

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薬剤名

チエナム筋注用0.5g

yj-code

6139501E2038

添付文書No

6139501E2038_2_10

改定年月

2021-02

第1版

一般名

イミペネム水和物・シラスタチンナトリウム

薬効分類名

カルバペネム系抗生物質製剤


用法・用量

通常成人にはイミペネムとして、1日0.5~1.0g(力価)を2回に分割し、筋肉内へ注射する。なお、年齢・症状に応じて適宜増減する。筋肉内注射に際しては、本剤0.5g(力価)/0.5gに対し添付の日局リドカイン注射液(0.5w/v%)を2mL用い、よく振盪して懸濁する。

効能・効果

〈適応菌種〉 イミペネムに感性のブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌、腸球菌属、大腸菌、シトロバクター属、クレブシエラ属、エンテロバクター属、セラチア属、プロテウス属、モルガネラ・モルガニー、プロビデンシア属、インフルエンザ菌、シュードモナス属、緑膿菌、バークホルデリア・セパシア、アシネトバクター属、ペプトストレプトコッカス属、バクテロイデス属、プレボテラ属 〈適応症〉 外傷・熱傷及び手術創等の二次感染、骨髄炎、関節炎、急性気管支炎、肺炎、肺膿瘍、膿胸、慢性呼吸器病変の二次感染、膀胱炎、腎盂腎炎、前立腺炎(急性症、慢性症)、腹膜炎、胆嚢炎、胆管炎、肝膿瘍、バルトリン腺炎、子宮内感染、子宮付属器炎、子宮旁結合織炎

相互作用:併用禁忌

バルプロ酸ナトリウム:


デパケン


点滴用製剤との併用により、バルプロ酸の血中濃度が低下し、てんかんの発作が再発することがある。


機序不明


相互作用:併用注意

ガンシクロビル


痙攣の発現が報告されている。


機序不明


ファロペネムナトリウム


ファロペネムナトリウムの血中濃度が上昇するおそれがある。


動物実験(ラット)において、シラスタチンにより代謝酵素(DHP-I)が阻害され、ファロペネムナトリウムの血中濃度が上昇することが報告されている。


副作用:重大な副作用

1: 中枢神経症状

-痙攣(0.1%未満、点滴用で0.14%)、呼吸停止(頻度不明)、意識障害(頻度不明)、意識喪失(頻度不明)、呼吸抑制(頻度不明)、錯乱(頻度不明)、不穏(頻度不明)等の中枢神経症状があらわれることがある。,2: ショック(頻度不明)、アナフィラキシー(頻度不明)

-初期症状として、不快感、口内異常感、喘鳴、眩暈、便意、耳鳴、発汗又は呼吸困難、全身潮紅、浮腫等があらわれることがある。3: 中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)(頻度不明)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)(頻度不明)

4: 重篤な肝障害

-劇症肝炎(頻度不明)、肝炎(頻度不明)、肝不全(頻度不明)、黄疸(頻度不明)等の重篤な肝障害があらわれることがある。,5: 気管支痙攣(頻度不明)、間質性肺炎(頻度不明)、PIE症候群(頻度不明)

-喘息発作及び誘発等の気管支痙攣、また発熱、咳嗽、呼吸困難、胸部X線異常、好酸球増多等を伴う間質性肺炎、PIE症候群等があらわれることがある。このような症状があらわれた場合には投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。6: 重篤な血液障害

-汎血球減少症(頻度不明)、骨髄抑制(頻度不明)、無顆粒球症(頻度不明)、溶血性貧血(頻度不明)等の重篤な血液障害があらわれることがある。7: 重篤な腎障害

-急性腎障害(頻度不明)、尿崩症(頻度不明)等の重篤な腎障害があらわれることがある。8: 偽膜性大腸炎(頻度不明)

-血便を伴う重篤な大腸炎があらわれることがある。腹痛、頻回の下痢があらわれた場合には直ちに投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

副作用:その他副作用


過敏症 -発疹、瘙痒、発熱-蕁麻疹、潮紅、紅斑
血液 -顆粒球減少、好酸球増多、好塩基球増多、リンパ球増多、血小板減少・増多、赤血球減少、ヘモグロビン減少、ヘマトクリット減少
肝臓 -AST上昇、ALT上昇、LDH上昇、Al-P上昇、γ-GTP上昇、尿ウロビリノーゲン上昇
腎臓 -BUN上昇-血清クレアチニン上昇、頻尿-乏尿、血尿
消化器 -腹痛、下痢、嘔気、嘔吐、食欲不振-血中アミラーゼ上昇、舌変色
精神神経系 -しびれ感、振戦-幻覚、譫妄、激越、ジスキネジア
菌交代症 -口内炎、カンジダ症
ビタミン欠乏症 -ビタミンK欠乏症状(低プロトロンビン血症、出血傾向等)、ビタミンB群欠乏症状(舌炎、口内炎、食欲不振、神経炎等)
その他 -注射部位の疼痛及び硬結-頭痛、倦怠感、浮腫、胸痛、味覚異常、血清ナトリウム低下、血清カリウム上昇・低下

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
女性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
合計 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道0
東北0
関東0
中部0
近畿0
中国・四国0
九州0
合計0
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道0
北東北0
南東北0
北関東0
南関東0
甲信越0
北陸0
東海0
関西0
中国0
四国0
北九州0
南九州0
沖縄0
合計0
都道府県別
都道府県名 合計
北海道0
青森県0
岩手県0
宮城県0
秋田県0
山形県0
福島県0
茨城県0
栃木県0
群馬県0
埼玉県0
千葉県0
東京都0
神奈川県0
新潟県0
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石川県0
福井県0
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三重県0
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京都府0
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鳥取県0
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岡山県0
広島県0
山口県0
徳島県0
香川県0
愛媛県0
高知県0
福岡県0
佐賀県0
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熊本県0
大分県0
宮崎県0
鹿児島県0
沖縄県0
合計0
更新予告まとめ