薬剤詳細データ

一般名

リファンピシン

製品名

リファジンカプセル150mg

薬効名

主として抗酸菌に作用するもの

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薬剤名

リファジンカプセル150mg

yj-code

6164001M1216

添付文書No

6164001M1216_1_16

改定年月

2024-04

第4版

一般名

リファンピシン

薬効分類名

抗酸菌症治療薬


用法・用量

〈肺結核及びその他の結核症〉 通常成人には、リファンピシンとして1回450mg(力価)を1日1回毎日経口投与する。ただし、感性併用剤のある場合は週2日投与でもよい。原則として朝食前空腹時投与とし、年齢、症状により適宜増減する。また、他の抗結核剤との併用が望ましい。 〈MAC症を含む非結核性抗酸菌症〉 通常成人には、リファンピシンとして1回450mg(力価)を1日1回毎日経口投与する。原則として朝食前空腹時投与とし、年齢、症状、体重により適宜増減するが、1日最大量は600mg(力価)を超えない。 〈ハンセン病〉 通常成人には、リファンピシンとして1回600mg(力価)を1ヵ月に1~2回または1回450mg(力価)を1日1回毎日経口投与する。原則として朝食前空腹時投与とし、年齢、症状により適宜増減する。また、他の抗ハンセン病剤と併用すること。

効能・効果

〈適応菌種〉本剤に感性のマイコバクテリウム属〈適応症〉肺結核及びその他の結核症、マイコバクテリウム・アビウムコンプレックス(MAC)症を含む非結核性抗酸菌症、ハンセン病

相互作用:併用禁忌

精神神経用剤


ルラシドン塩酸塩


ラツーダ


ルラシドン塩酸塩の作用が減弱するおそれがある。


本剤のCYP3A4誘導作用により、ルラシドン塩酸塩の代謝を促進し、血中濃度を低下させると考えられている。


循環器官用薬


タダラフィル


アドシルカ


タダラフィルの作用が減弱するおそれがある。


本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A4)誘導作用により、本剤(600mg/日)の併用で、タダラフィル(10mg)のCmax及びAUCをそれぞれ46%及び88%低下させると考えられている。


循環器官用薬


マシテンタン


オプスミット


マシテンタンの作用が減弱するおそれがある。


本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A4)誘導作用により、マシテンタンの代謝を促進し、血中濃度を低下させると考えられている。


高脂血症用剤


ペマフィブラート


パルモディア


ペマフィブラートの血中濃度が上昇するおそれがある。


本剤がトランスポーター(OATP1B1及びOATP1B3)を阻害すると考えられている。


血液・体液用剤


チカグレロル


ブリリンタ


チカグレロルの作用が減弱するおそれがある。


本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A4)誘導作用により、チカグレロルの代謝を促進し、血中濃度を低下させると考えられている。


抗悪性腫瘍剤


ロルラチニブ


ローブレナ


ALT及びASTが上昇するおそれがある。


機序は不明である。


抗真菌剤


ボリコナゾール


ブイフェンド


ボリコナゾールの作用が減弱するおそれがある。


本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A4)誘導作用により、ボリコナゾールのCmax及びAUCをそれぞれ93%及び96%低下させると考えられている。


抗真菌剤


イサブコナゾニウム硫酸塩


クレセンバ


イサブコナゾニウム硫酸塩の作用が減弱するおそれがある。


本剤のCYP3A誘導作用により、イサブコナゾニウム硫酸塩の代謝を促進し、血中濃度を低下させると考えられている。


抗ウイルス剤


HIV感染症治療薬


ホスアンプレナビルカルシウム水和物


レクシヴァ


アタザナビル硫酸塩


レイアタッツ


これらの薬剤の作用が減弱するおそれがある。


本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A4)誘導作用により、これらの薬剤又は活性代謝物の代謝を促進し、血中濃度を1/5以下に低下させると考えられている。


抗ウイルス剤


HIV感染症治療薬


リルピビリン塩酸塩


エジュラント


これらの薬剤の作用が減弱するおそれがある。


本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A4)誘導作用により、リルピビリン塩酸塩の代謝を促進し、Cmin、Cmax及びAUC24をそれぞれ89%、69%及び80%低下させると考えられている。


抗ウイルス剤


HIV感染症治療薬


リルピビリン塩酸塩・テノホビル アラフェナミドフマル酸塩・エムトリシタビン


オデフシィ


リルピビリン及びテノホビル アラフェナミドの作用が減弱するおそれがある。


本剤のCYP3A誘導作用により、リルピビリンの代謝が促進し、血中濃度を低下させると考えられている。また、P糖蛋白誘導作用により、テノホビル アラフェナミドの血中濃度を低下させると考えられている。


抗ウイルス剤


HIV感染症治療薬


ドルテグラビルナトリウム・リルピビリン塩酸塩


ジャルカ


ドルテグラビル及びリルピビリンの作用が減弱するおそれがある。


本剤のCYP3A4及びUGT1A1誘導作用により、ドルテグラビルの代謝が促進し、血中濃度を低下させると考えられている。また、CYP3A4誘導作用によりリルピビリンの代謝が促進し、血中濃度を低下させると考えられている。


抗ウイルス剤


HIV感染症治療薬


エルビテグラビル・コビシスタット・エムトリシタビン・テノホビル アラフェナミドフマル酸塩


ゲンボイヤ


エルビテグラビル、コビシスタット及びテノホビルの作用が減弱するおそれがある。


本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A4等)誘導作用により、エルビテグラビル及びコビシスタットの代謝を促進し、血中濃度を低下させると考えられている。また、本剤のP糖蛋白誘導作用によるものと考えられている。


抗ウイルス剤


HIV感染症治療薬


ドラビリン


ピフェルトロ


ドラビリンの作用が減弱するおそれがある。


本剤のCYP3A4誘導作用により、ドラビリンの代謝を促進し、血中濃度を低下させると考えられている。


抗ウイルス剤


HIV感染症治療薬


カボテグラビル


カボテグラビルナトリウム


ボカブリア


カボテグラビルの作用が減弱するおそれがある。


本剤のUGT1A1誘導作用により、カボテグラビルの代謝を促進し、血中濃度を低下させると考えられている。


抗ウイルス剤


HIV感染症治療薬


レナカパビルナトリウム


シュンレンカ


レナカパビルの作用が減弱し、耐性が発現するおそれがある。


本剤のCYP3A、P糖蛋白及びUGT1A1 誘導作用により、レナカパビルの血中濃度を低下させると考えられている。


抗ウイルス剤


ソホスブビル


ソバルディ


ソホスブビルの作用が減弱するおそれがある。


本剤のP糖蛋白誘導作用によるものと考えられている。


抗ウイルス剤


レジパスビル アセトン付加物・ソホスブビル


ハーボニー


レジパスビル アセトン付加物及びソホスブビルの作用が減弱するおそれがある。


本剤のP糖蛋白誘導作用によるものと考えられている。


抗ウイルス剤


ソホスブビル・ベルパタスビル


エプクルーサ


ソホスブビル及びベルパタスビルの作用が減弱するおそれがある。


本剤のCYP及びP糖蛋白誘導作用により、ソホスブビル及びベルパタスビルの血中濃度を低下させると考えられている。


抗ウイルス剤


グレカプレビル水和物・ピブレンタスビル


マヴィレット


グレカプレビル水和物及びピブレンタスビルの作用が減弱するおそれがある。


本剤のP糖蛋白誘導作用によるものと考えられている。


抗ウイルス剤


テノホビル アラフェナミドフマル酸塩


ベムリディ


テノホビル アラフェナミドフマル酸塩の作用が減弱するおそれがある。


本剤のP糖蛋白誘導作用によるものと考えられている。


抗ウイルス剤


ビクテグラビルナトリウム・エムトリシタビン・テノホビル アラフェナミドフマル酸塩


ビクタルビ


ビクテグラビルの血漿中濃度が低下するため、効果が減弱し、耐性が発現する可能性があることから、併用しないこと。また、テノホビル アラフェナミドの血漿中濃度も低下する可能性がある。


本剤のCYP3A、UGT1A1及びP糖蛋白誘導作用によるものと考えられている。


抗ウイルス剤


アメナメビル


アメナリーフ


アメナメビルの作用が減弱するおそれがある。


本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A4)誘導作用により、アメナメビルの代謝を促進し、血中濃度を低下させると考えられている。


抗ウイルス剤


ニルマトレルビル・リトナビル


パキロビッド


ニルマトレルビル及びリトナビルの作用の減弱や耐性出現のおそれがある。


本剤のCYP3A誘導作用により、ニルマトレルビル及びリトナビルの代謝を促進し、血中濃度を低下させると考えられている。


抗ウイルス剤


エンシトレルビル フマル酸


ゾコーバ


エンシトレルビル フマル酸の作用が減弱するおそれがある。


本剤のCYP3A誘導作用により、エンシトレルビル フマル酸の代謝を促進し、血中濃度を低下させると考えられている。


抗原虫剤


アルテメテル・ルメファントリン


リアメット


アルテメテル及びルメファントリンの作用が減弱するおそれがある。


本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A4)誘導作用により、アルテメテル及びルメファントリンの代謝を促進し、血中濃度を低下させると考えられている。


駆虫剤


プラジカンテル


ビルトリシド


プラジカンテルの作用が減弱するおそれがある。


本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A4)誘導作用により、プラジカンテルの代謝を促進し、血中濃度を約100%低下させると考えられている。


相互作用:併用注意

催眠鎮静剤、抗不安剤


ベンゾジアゼピン系薬剤


ジアゼパムミダゾラムトリアゾラム等


これらの薬剤の作用が減弱することがある。


本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A4等)誘導作用により、これらの薬剤の代謝を促進し、血中濃度を低下させると考えられている。


催眠鎮静剤、抗不安剤


不眠症治療薬


ゾルピデム酒石酸塩ゾピクロン


これらの薬剤の作用が減弱することがある。


本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A4等)誘導作用により、これらの薬剤の代謝を促進し、血中濃度を低下させると考えられている。


抗てんかん剤


フェニトインカルバマゼピン等


これらの薬剤の作用が減弱することがある。


本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A4等)誘導作用により、これらの薬剤の代謝を促進し、血中濃度を低下させると考えられている。


抗てんかん剤


ラモトリギン


これらの薬剤の作用が減弱することがある。


本剤のUGT誘導作用によるものと考えられている。


解熱鎮痛消炎剤


アセトアミノフェン


本剤の長期投与により、肝薬物代謝酵素が誘導され、肝障害を生じやすくなるとの報告がある。


本剤の肝薬物代謝酵素誘導作用により、アセトアミノフェンの代謝を促進し、肝毒性を有する代謝物の産生を増加させると考えられている。


解熱鎮痛消炎剤


ブプレノルフィン塩酸塩


これらの薬剤の作用が減弱することがある。


本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A4等)誘導作用により、ブプレノルフィン塩酸塩の代謝を促進し、血中濃度を低下させると考えられている。


抗パーキンソン剤


イストラデフィリン


これらの薬剤の作用が減弱することがある。


本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A4等)誘導作用により、これらの薬剤の代謝を促進し、血中濃度を低下させると考えられている。


精神神経用剤


ハロペリドールブロムペリドールオランザピンクエチアピンフマル酸塩クロザピンノルトリプチリン塩酸塩ミルタザピン等


これらの薬剤の作用が減弱することがある。


本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A4等)誘導作用により、これらの薬剤の代謝を促進し、血中濃度を低下させると考えられている。


中枢神経系用薬


ドネペジル塩酸塩スボレキサント


これらの薬剤の作用が減弱することがある。


本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A4等)誘導作用により、これらの薬剤の代謝を促進し、血中濃度を低下させると考えられている。


鎮けい剤


チザニジン塩酸塩


これらの薬剤の作用が減弱することがある。


本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A4等)誘導作用により、これらの薬剤の代謝を促進し、血中濃度を低下させると考えられている。


強心剤


ジギタリス製剤


これらの薬剤の作用が減弱することがある。


本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A4等)及びP糖蛋白誘導作用によるものと考えられている。


不整脈用剤


キニジン硫酸塩水和物メキシレチン塩酸塩ジソピラミドプロパフェノン塩酸塩ピルシカイニド塩酸塩水和物β遮断剤


メトプロロール酒石酸塩プロプラノロール塩酸塩等


これらの薬剤の作用が減弱することがある。


本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A4等)誘導作用により、これらの薬剤の代謝を促進し、血中濃度を低下させると考えられている。


利尿剤


トルバプタン


これらの薬剤の作用が減弱することがある。


本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A4等)誘導作用により、これらの薬剤の代謝を促進し、血中濃度を低下させると考えられている。


血圧降下剤


ブナゾシン塩酸塩エプレレノンカルベジロールアゼルニジピン


これらの薬剤の作用が減弱することがある。


本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A4等)誘導作用により、これらの薬剤の代謝を促進し、血中濃度を低下させると考えられている。


血圧降下剤


エナラプリルマレイン酸塩


これらの薬剤の作用が減弱することがある。


機序は不明である。


血管収縮剤


エレトリプタン臭化水素酸塩


これらの薬剤の作用が減弱することがある。


本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A4等)誘導作用により、これらの薬剤の代謝を促進し、血中濃度を低下させると考えられている。


血管拡張剤


カルシウム拮抗薬


ベラパミル塩酸塩ニフェジピン等


これらの薬剤の作用が減弱することがある。


本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A4等)誘導作用により、これらの薬剤の代謝を促進し、血中濃度を低下させると考えられている。


高脂血症用剤


クロフィブラートフルバスタチンナトリウムCYP3A4で代謝される薬剤


シンバスタチン等


これらの薬剤の作用が減弱することがある。


本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A4等)誘導作用により、これらの薬剤の代謝を促進し、血中濃度を低下させると考えられている。


高脂血症用剤


ピタバスタチンカルシウム


外国人健康成人を対象に行った併用試験において、ピタバスタチンのCmax及びAUCが上昇したとの報告がある。


有機アニオントランスポーターを介したピタバスタチンの肝臓への取り込みを阻害すると考えられる。


循環器官用薬


ボセンタン水和物トレプロスチニル


これらの薬剤の作用が減弱することがある。


本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A4等)誘導作用により、これらの薬剤の代謝を促進し、血中濃度を低下させると考えられている。


循環器官用薬


セレキシパグ


セレキシパグの活性代謝物のAUCが低下したとの報告がある。


本剤の肝薬物代謝酵素(CYP2C8)誘導作用により、セレキシパグの活性代謝物の代謝が促進すると考えられている。


気管支拡張剤


テオフィリン


これらの薬剤の作用が減弱することがある。


本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A4等)誘導作用により、これらの薬剤の代謝を促進し、血中濃度を低下させると考えられている。


消化器官用薬


5-HT3受容体拮抗型制吐薬


オンダンセトロン塩酸塩水和物


NK1受容体拮抗型制吐薬


ホスアプレピタントメグルミン


セビメリン塩酸塩水和物


これらの薬剤の作用が減弱することがある。


本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A4等)誘導作用により、これらの薬剤の代謝を促進し、これらの薬剤又は活性代謝物の血中濃度を低下させると考えられている。


副腎皮質ホルモン剤


これらの薬剤の作用が減弱することがある。


本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A4等)誘導作用により、これらの薬剤の代謝を促進し、血中濃度を低下させると考えられている。


卵胞ホルモン・黄体ホルモン剤


これらの薬剤の作用が減弱することがある。


本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A4等)誘導作用により、これらの薬剤の代謝を促進し、血中濃度を低下させると考えられている。


泌尿生殖器官用薬


ホスホジエステラーゼ5阻害剤


シルデナフィルクエン酸塩バルデナフィル塩酸塩水和物タダラフィル(シアリス、ザルティア)


これらの薬剤の作用が減弱することがある。


本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A4等)誘導作用により、これらの薬剤の代謝を促進し、血中濃度を低下させると考えられている。


泌尿生殖器官用薬


過活動膀胱治療薬


コハク酸ソリフェナシン等


これらの薬剤の作用が減弱することがある。


本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A4等)誘導作用により、これらの薬剤の代謝を促進し、血中濃度を低下させると考えられている。


泌尿生殖器官用薬


過活動膀胱治療薬


ミラベグロンビベグロン


これらの薬剤の作用が減弱することがある。


本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A4等)及びP糖蛋白誘導作用によるものと考えられている。


外皮用薬


ジアフェニルスルホン


これらの薬剤の作用が減弱することがある。


本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A4等)誘導作用により、ジアフェニルスルホンの代謝を促進し、血中濃度を低下させると考えられている。


血液凝固阻止剤


クマリン系抗凝固薬


これらの薬剤の作用が減弱することがある。


本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A4等)誘導作用により、これらの薬剤の代謝を促進し、血中濃度を低下させると考えられている。


血液凝固阻止剤


リバーロキサバンアピキサバン


これらの薬剤の作用が減弱することがある。


本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A4等)及びP糖蛋白誘導作用によるものと考えられている。


血液凝固阻止剤


ダビガトランエテキシラートメタンスルホン酸塩


ダビガトランの血中濃度が低下することがある。


本剤のP糖蛋白誘導作用によるものと考えられている。


血液・体液用薬


クロピドグレル硫酸塩


クロピドグレル硫酸塩の血小板阻害作用が増強されることにより、出血リスクが高まるおそれがある。クロピドグレル硫酸塩との併用は避けることが望ましい。


本剤のCYP2C19誘導作用により、クロピドグレル硫酸塩の活性代謝物の血漿中濃度が上昇すると考えられている。


解毒剤


デフェラシロクス


これらの薬剤の作用が減弱することがある。


本剤のUGT誘導作用によるものと考えられている。


糖尿病用剤


カナグリフロジン水和物


これらの薬剤の作用が減弱することがある。


本剤のUGT1A9及びUGT2B4誘導作用によるものと考えられている。


糖尿病用剤


その他CYP3A4等で代謝される経口糖尿病薬


これらの薬剤の作用が減弱することがある。


本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A4等)誘導作用により、これらの薬剤の代謝を促進し、血中濃度を低下させると考えられている。


代謝性医薬品


ミコフェノール酸モフェチルシクロスポリンタクロリムス水和物トファシチニブクエン酸塩エリグルスタット酒石酸塩


これらの薬剤の作用が減弱することがある。


本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A4等)誘導作用により、これらの薬剤の代謝を促進し、血中濃度を低下させると考えられている。


代謝性医薬品


レフルノミド


外国人健康成人を対象に行った併用試験において、レフルノミドの活性代謝物のCmaxが上昇したとの報告がある。


本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A4等)誘導作用により、レフルノミドから活性代謝物への代謝を促進すると考えられている。


抗悪性腫瘍製剤


CYP3A4等で代謝される薬剤


イリノテカン塩酸塩水和物タモキシフェンクエン酸塩トレミフェンクエン酸塩イマチニブメシル酸塩ゲフィチニブラパチニブトシル酸塩水和物レトロゾールエンザルタミド等


これらの薬剤の作用が減弱することがある。


本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A4等)誘導作用により、これらの薬剤の代謝を促進し、これらの薬剤又は活性代謝物の血中濃度を低下させると考えられている。


抗悪性腫瘍製剤


ギルテリチニブフマル酸塩


これらの薬剤の作用が減弱することがある。


本剤のCYP3A及びP糖蛋白誘導作用によるものと考えられている。


抗悪性腫瘍製剤


ロミデプシン


ロミデプシンの血中濃度が上昇するおそれがある。


機序は不明である。


抗生物質製剤


クラリスロマイシンクロラムフェニコールドキシサイクリン塩酸塩水和物


これらの薬剤の作用が減弱することがある。


本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A4等)誘導作用により、これらの薬剤の代謝を促進し、血中濃度を低下させると考えられている。


抗真菌剤


カスポファンギン酢酸塩


カスポファンギン酢酸塩との併用により、本剤単回投与ではカスポファンギンのAUCが上昇し、本剤の代謝誘導作用が定常状態下ではカスポファンギンのトラフ濃度が低下したとの報告がある。


トランスポーター(OATP1B1)を介した輸送過程が影響すると考えられている。


抗結核薬


抗結核薬


イソニアジド等


重篤な肝機能障害があらわれることがある。


本剤の肝薬物代謝酵素誘導作用により、イソニアジドの代謝を促進し、肝毒性を有する代謝物の産生を増加させると考えられている。


抗結核薬


エタンブトール塩酸塩


エタンブトール塩酸塩の視力障害を増強するおそれがある。視力障害について観察を十分に行う。


機序は不明である。


合成抗菌剤


リネゾリド


外国人健康成人を対象に行った併用試験において、リネゾリドのCmax及びAUCが低下したとの報告がある。


機序は不明である。


抗ウイルス剤


HIV感染症治療薬


HIVプロテアーゼ阻害剤(リトナビル、ロピナビル等)ネビラピンマラビロクエファビレンツ


これらの薬剤の作用が減弱することがある。


本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A4等)誘導作用により、これらの薬剤の代謝を促進し、血中濃度を低下させると考えられている。


抗ウイルス剤


HIV感染症治療薬


ジドブジン


これらの薬剤の作用が減弱することがある。


本剤のUGT誘導作用によるものと考えられている。


抗ウイルス剤


HIV感染症治療薬


ラルテグラビルカリウム


これらの薬剤の作用が減弱することがある。


本剤のUGT1A1誘導作用によるものと考えられている。


抗ウイルス剤


HIV感染症治療薬


ドルテグラビルナトリウム


ドルテグラビルの血漿中濃度が低下したとの報告がある。


本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A4等)及びUGT1A1誘導作用によるものと考えられている。


抗ウイルス剤


HIV感染症治療薬


エムトリシタビン・テノホビル アラフェナミドフマル酸塩


テノホビル アラフェナミドフマル酸塩の作用が減弱することがある。


本剤のP糖蛋白誘導作用によるものと考えられている。


化学療法剤


テルビナフィン塩酸塩アゾール系抗真菌薬


フルコナゾール等


これらの薬剤の作用が減弱することがある。


本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A4等)誘導作用により、これらの薬剤の代謝を促進し、血中濃度を低下させると考えられている。


化学療法剤


アトバコン


アトバコンとの併用により、アトバコンの血中濃度が約53%低下し、t1/2は約33時間短縮したとの報告がある。


機序は不明である。


天然麻薬


オキシコドン塩酸塩水和物


オキシコドン塩酸塩水和物の作用が減弱することがある。


本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A4等)誘導作用により、オキシコドン塩酸塩水和物の代謝を促進し、血中濃度を低下させると考えられている。


合成麻薬


メサドン塩酸塩


メサドン塩酸塩の作用が減弱することがある。


本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A4等)誘導作用により、メサドン塩酸塩の代謝を促進し、血中濃度を低下させると考えられている。


副作用:重大な副作用

1: 劇症肝炎等の重篤な肝機能障害(頻度不明)

2: ショック(頻度不明)、アナフィラキシー(頻度不明)

-初期症状:悪寒、顔面潮紅、呼吸困難等3: 腎不全(頻度不明)、間質性腎炎(頻度不明)、ネフローゼ症候群(頻度不明)

4: 溶血性貧血(頻度不明)

5: 無顆粒球症(頻度不明)、血小板減少(頻度不明)

6: 偽膜性大腸炎等の血便を伴う重篤な大腸炎(頻度不明)

-症状:腹痛、頻回の下痢等7: 中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)(頻度不明)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)(頻度不明)、扁平苔癬型皮疹(頻度不明)、天疱瘡様及び類天疱瘡様皮疹(頻度不明)、紅皮症(剥脱性皮膚炎)(頻度不明)

8: 間質性肺炎(頻度不明)

副作用:その他副作用


肝臓 -AST上昇、ALT上昇等-黄疸
過敏症 -発疹等-発熱等のかぜ様症候群、蕁麻疹等
腎臓 -尿蛋白等-血尿等
血液 -顆粒球減少、出血傾向、好酸球増多等
消化器 -胃腸障害(食欲不振、悪心、嘔吐、胃痛、下痢、胃不快感等)-出血性びらん性胃炎
精神神経系 -頭痛、めまい-不眠、いらいら感、傾眠、錯乱
内分泌 -月経異常、甲状腺機能低下症、副腎機能不全
その他 -しびれ感-全身倦怠感、筋脱力、手指のこわばり、浮腫、運動失調、尿・便等の着色注)

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 1,418,406 0 3,856 27,397 33,814 58,101 101,333 239,607 541,637 371,072 41,589 0
女性 3,835,190 0 5,073 25,484 23,582 107,688 326,670 837,161 1,567,178 832,180 110,174 0
合計 5,256,020 0 8,929 52,881 57,396 165,789 428,003 1,076,768 2,108,815 1,203,252 151,763 0
男性 1,418,406 0 3,856 27,397 33,814 58,101 101,333 239,607 541,637 371,072 41,589 0
女性 3,835,190 0 5,073 25,484 23,582 107,688 326,670 837,161 1,567,178 832,180 110,174 0
合計 5,256,020 0 8,929 52,881 57,396 165,789 428,003 1,076,768 2,108,815 1,203,252 151,763 0
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道167,556
東北313,650
関東1,858,133
中部948,493
近畿850,592
中国・四国578,604
九州538,988
合計5,256,020
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道167,556
北東北85,229
南東北212,205
北関東374,352
南関東1,483,781
甲信越230,155
北陸117,165
東海669,783
関西781,982
中国343,522
四国235,082
北九州457,017
南九州68,388
沖縄27,166
合計5,256,020
都道府県別
都道府県名 合計
北海道167,556
青森県47,026
岩手県16,216
宮城県57,206
秋田県38,203
山形県87,091
福島県67,908
茨城県213,240
栃木県84,988
群馬県76,124
埼玉県275,506
千葉県267,059
東京都637,921
神奈川県303,295
新潟県100,336
富山県14,836
石川県61,812
福井県40,517
山梨県37,988
長野県91,831
岐阜県84,923
静岡県225,620
愛知県290,630
三重県68,610
滋賀県75,449
京都府128,356
大阪府329,030
兵庫県173,860
奈良県30,282
和歌山県45,005
鳥取県23,883
島根県30,497
岡山県84,926
広島県112,776
山口県91,440
徳島県25,583
香川県70,397
愛媛県77,435
高知県61,667
福岡県206,441
佐賀県27,333
長崎県41,716
熊本県82,256
大分県99,271
宮崎県19,342
鹿児島県49,046
沖縄県13,583
合計5,256,020
更新予告まとめ