薬剤詳細データ 一般名 リファンピシン 製品名 リファジンカプセル150mg 薬効名 主として抗酸菌に作用するもの エビでやんす論文検索 添付文書(抜粋) 添付文書の抜粋となっています。 最新の添付文書はこちらよりご参照ください 薬剤名 リファジンカプセル150mg yj-code 6164001M1216 添付文書No 6164001M1216_1_16 改定年月 2024-04 版 第4版 一般名 リファンピシン 薬効分類名 抗酸菌症治療薬 用法・用量 〈肺結核及びその他の結核症〉 通常成人には、リファンピシンとして1回450mg(力価)を1日1回毎日経口投与する。ただし、感性併用剤のある場合は週2日投与でもよい。原則として朝食前空腹時投与とし、年齢、症状により適宜増減する。また、他の抗結核剤との併用が望ましい。 〈MAC症を含む非結核性抗酸菌症〉 通常成人には、リファンピシンとして1回450mg(力価)を1日1回毎日経口投与する。原則として朝食前空腹時投与とし、年齢、症状、体重により適宜増減するが、1日最大量は600mg(力価)を超えない。 〈ハンセン病〉 通常成人には、リファンピシンとして1回600mg(力価)を1ヵ月に1~2回または1回450mg(力価)を1日1回毎日経口投与する。原則として朝食前空腹時投与とし、年齢、症状により適宜増減する。また、他の抗ハンセン病剤と併用すること。 効能・効果 〈適応菌種〉本剤に感性のマイコバクテリウム属〈適応症〉肺結核及びその他の結核症、マイコバクテリウム・アビウムコンプレックス(MAC)症を含む非結核性抗酸菌症、ハンセン病 相互作用:併用禁忌 精神神経用剤ルラシドン塩酸塩ラツーダルラシドン塩酸塩の作用が減弱するおそれがある。本剤のCYP3A4誘導作用により、ルラシドン塩酸塩の代謝を促進し、血中濃度を低下させると考えられている。循環器官用薬タダラフィルアドシルカタダラフィルの作用が減弱するおそれがある。本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A4)誘導作用により、本剤(600mg/日)の併用で、タダラフィル(10mg)のCmax及びAUCをそれぞれ46%及び88%低下させると考えられている。循環器官用薬マシテンタンオプスミットマシテンタンの作用が減弱するおそれがある。本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A4)誘導作用により、マシテンタンの代謝を促進し、血中濃度を低下させると考えられている。高脂血症用剤ペマフィブラートパルモディアペマフィブラートの血中濃度が上昇するおそれがある。本剤がトランスポーター(OATP1B1及びOATP1B3)を阻害すると考えられている。血液・体液用剤チカグレロルブリリンタチカグレロルの作用が減弱するおそれがある。本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A4)誘導作用により、チカグレロルの代謝を促進し、血中濃度を低下させると考えられている。抗悪性腫瘍剤ロルラチニブローブレナALT及びASTが上昇するおそれがある。機序は不明である。抗真菌剤ボリコナゾールブイフェンドボリコナゾールの作用が減弱するおそれがある。本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A4)誘導作用により、ボリコナゾールのCmax及びAUCをそれぞれ93%及び96%低下させると考えられている。抗真菌剤イサブコナゾニウム硫酸塩クレセンバイサブコナゾニウム硫酸塩の作用が減弱するおそれがある。本剤のCYP3A誘導作用により、イサブコナゾニウム硫酸塩の代謝を促進し、血中濃度を低下させると考えられている。抗ウイルス剤HIV感染症治療薬ホスアンプレナビルカルシウム水和物レクシヴァアタザナビル硫酸塩レイアタッツこれらの薬剤の作用が減弱するおそれがある。本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A4)誘導作用により、これらの薬剤又は活性代謝物の代謝を促進し、血中濃度を1/5以下に低下させると考えられている。抗ウイルス剤HIV感染症治療薬リルピビリン塩酸塩エジュラントこれらの薬剤の作用が減弱するおそれがある。本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A4)誘導作用により、リルピビリン塩酸塩の代謝を促進し、Cmin、Cmax及びAUC24をそれぞれ89%、69%及び80%低下させると考えられている。抗ウイルス剤HIV感染症治療薬リルピビリン塩酸塩・テノホビル アラフェナミドフマル酸塩・エムトリシタビンオデフシィリルピビリン及びテノホビル アラフェナミドの作用が減弱するおそれがある。本剤のCYP3A誘導作用により、リルピビリンの代謝が促進し、血中濃度を低下させると考えられている。また、P糖蛋白誘導作用により、テノホビル アラフェナミドの血中濃度を低下させると考えられている。抗ウイルス剤HIV感染症治療薬ドルテグラビルナトリウム・リルピビリン塩酸塩ジャルカドルテグラビル及びリルピビリンの作用が減弱するおそれがある。本剤のCYP3A4及びUGT1A1誘導作用により、ドルテグラビルの代謝が促進し、血中濃度を低下させると考えられている。また、CYP3A4誘導作用によりリルピビリンの代謝が促進し、血中濃度を低下させると考えられている。抗ウイルス剤HIV感染症治療薬エルビテグラビル・コビシスタット・エムトリシタビン・テノホビル アラフェナミドフマル酸塩ゲンボイヤエルビテグラビル、コビシスタット及びテノホビルの作用が減弱するおそれがある。本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A4等)誘導作用により、エルビテグラビル及びコビシスタットの代謝を促進し、血中濃度を低下させると考えられている。また、本剤のP糖蛋白誘導作用によるものと考えられている。抗ウイルス剤HIV感染症治療薬ドラビリンピフェルトロドラビリンの作用が減弱するおそれがある。本剤のCYP3A4誘導作用により、ドラビリンの代謝を促進し、血中濃度を低下させると考えられている。抗ウイルス剤HIV感染症治療薬カボテグラビルカボテグラビルナトリウムボカブリアカボテグラビルの作用が減弱するおそれがある。本剤のUGT1A1誘導作用により、カボテグラビルの代謝を促進し、血中濃度を低下させると考えられている。抗ウイルス剤HIV感染症治療薬レナカパビルナトリウムシュンレンカレナカパビルの作用が減弱し、耐性が発現するおそれがある。本剤のCYP3A、P糖蛋白及びUGT1A1 誘導作用により、レナカパビルの血中濃度を低下させると考えられている。抗ウイルス剤ソホスブビルソバルディソホスブビルの作用が減弱するおそれがある。本剤のP糖蛋白誘導作用によるものと考えられている。抗ウイルス剤レジパスビル アセトン付加物・ソホスブビルハーボニーレジパスビル アセトン付加物及びソホスブビルの作用が減弱するおそれがある。本剤のP糖蛋白誘導作用によるものと考えられている。抗ウイルス剤ソホスブビル・ベルパタスビルエプクルーサソホスブビル及びベルパタスビルの作用が減弱するおそれがある。本剤のCYP及びP糖蛋白誘導作用により、ソホスブビル及びベルパタスビルの血中濃度を低下させると考えられている。抗ウイルス剤グレカプレビル水和物・ピブレンタスビルマヴィレットグレカプレビル水和物及びピブレンタスビルの作用が減弱するおそれがある。本剤のP糖蛋白誘導作用によるものと考えられている。抗ウイルス剤テノホビル アラフェナミドフマル酸塩ベムリディテノホビル アラフェナミドフマル酸塩の作用が減弱するおそれがある。本剤のP糖蛋白誘導作用によるものと考えられている。抗ウイルス剤ビクテグラビルナトリウム・エムトリシタビン・テノホビル アラフェナミドフマル酸塩ビクタルビビクテグラビルの血漿中濃度が低下するため、効果が減弱し、耐性が発現する可能性があることから、併用しないこと。また、テノホビル アラフェナミドの血漿中濃度も低下する可能性がある。本剤のCYP3A、UGT1A1及びP糖蛋白誘導作用によるものと考えられている。抗ウイルス剤アメナメビルアメナリーフアメナメビルの作用が減弱するおそれがある。本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A4)誘導作用により、アメナメビルの代謝を促進し、血中濃度を低下させると考えられている。抗ウイルス剤ニルマトレルビル・リトナビルパキロビッドニルマトレルビル及びリトナビルの作用の減弱や耐性出現のおそれがある。本剤のCYP3A誘導作用により、ニルマトレルビル及びリトナビルの代謝を促進し、血中濃度を低下させると考えられている。抗ウイルス剤エンシトレルビル フマル酸ゾコーバエンシトレルビル フマル酸の作用が減弱するおそれがある。本剤のCYP3A誘導作用により、エンシトレルビル フマル酸の代謝を促進し、血中濃度を低下させると考えられている。抗原虫剤アルテメテル・ルメファントリンリアメットアルテメテル及びルメファントリンの作用が減弱するおそれがある。本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A4)誘導作用により、アルテメテル及びルメファントリンの代謝を促進し、血中濃度を低下させると考えられている。駆虫剤プラジカンテルビルトリシドプラジカンテルの作用が減弱するおそれがある。本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A4)誘導作用により、プラジカンテルの代謝を促進し、血中濃度を約100%低下させると考えられている。 相互作用:併用注意 催眠鎮静剤、抗不安剤ベンゾジアゼピン系薬剤ジアゼパムミダゾラムトリアゾラム等これらの薬剤の作用が減弱することがある。本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A4等)誘導作用により、これらの薬剤の代謝を促進し、血中濃度を低下させると考えられている。催眠鎮静剤、抗不安剤不眠症治療薬ゾルピデム酒石酸塩ゾピクロンこれらの薬剤の作用が減弱することがある。本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A4等)誘導作用により、これらの薬剤の代謝を促進し、血中濃度を低下させると考えられている。抗てんかん剤フェニトインカルバマゼピン等これらの薬剤の作用が減弱することがある。本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A4等)誘導作用により、これらの薬剤の代謝を促進し、血中濃度を低下させると考えられている。抗てんかん剤ラモトリギンこれらの薬剤の作用が減弱することがある。本剤のUGT誘導作用によるものと考えられている。解熱鎮痛消炎剤アセトアミノフェン本剤の長期投与により、肝薬物代謝酵素が誘導され、肝障害を生じやすくなるとの報告がある。本剤の肝薬物代謝酵素誘導作用により、アセトアミノフェンの代謝を促進し、肝毒性を有する代謝物の産生を増加させると考えられている。解熱鎮痛消炎剤ブプレノルフィン塩酸塩これらの薬剤の作用が減弱することがある。本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A4等)誘導作用により、ブプレノルフィン塩酸塩の代謝を促進し、血中濃度を低下させると考えられている。抗パーキンソン剤イストラデフィリンこれらの薬剤の作用が減弱することがある。本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A4等)誘導作用により、これらの薬剤の代謝を促進し、血中濃度を低下させると考えられている。精神神経用剤ハロペリドールブロムペリドールオランザピンクエチアピンフマル酸塩クロザピンノルトリプチリン塩酸塩ミルタザピン等これらの薬剤の作用が減弱することがある。本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A4等)誘導作用により、これらの薬剤の代謝を促進し、血中濃度を低下させると考えられている。中枢神経系用薬ドネペジル塩酸塩スボレキサントこれらの薬剤の作用が減弱することがある。本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A4等)誘導作用により、これらの薬剤の代謝を促進し、血中濃度を低下させると考えられている。鎮けい剤チザニジン塩酸塩これらの薬剤の作用が減弱することがある。本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A4等)誘導作用により、これらの薬剤の代謝を促進し、血中濃度を低下させると考えられている。強心剤ジギタリス製剤これらの薬剤の作用が減弱することがある。本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A4等)及びP糖蛋白誘導作用によるものと考えられている。不整脈用剤キニジン硫酸塩水和物メキシレチン塩酸塩ジソピラミドプロパフェノン塩酸塩ピルシカイニド塩酸塩水和物β遮断剤メトプロロール酒石酸塩プロプラノロール塩酸塩等これらの薬剤の作用が減弱することがある。本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A4等)誘導作用により、これらの薬剤の代謝を促進し、血中濃度を低下させると考えられている。利尿剤トルバプタンこれらの薬剤の作用が減弱することがある。本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A4等)誘導作用により、これらの薬剤の代謝を促進し、血中濃度を低下させると考えられている。血圧降下剤ブナゾシン塩酸塩エプレレノンカルベジロールアゼルニジピンこれらの薬剤の作用が減弱することがある。本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A4等)誘導作用により、これらの薬剤の代謝を促進し、血中濃度を低下させると考えられている。血圧降下剤エナラプリルマレイン酸塩これらの薬剤の作用が減弱することがある。機序は不明である。血管収縮剤エレトリプタン臭化水素酸塩これらの薬剤の作用が減弱することがある。本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A4等)誘導作用により、これらの薬剤の代謝を促進し、血中濃度を低下させると考えられている。血管拡張剤カルシウム拮抗薬ベラパミル塩酸塩ニフェジピン等これらの薬剤の作用が減弱することがある。本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A4等)誘導作用により、これらの薬剤の代謝を促進し、血中濃度を低下させると考えられている。高脂血症用剤クロフィブラートフルバスタチンナトリウムCYP3A4で代謝される薬剤シンバスタチン等これらの薬剤の作用が減弱することがある。本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A4等)誘導作用により、これらの薬剤の代謝を促進し、血中濃度を低下させると考えられている。高脂血症用剤ピタバスタチンカルシウム外国人健康成人を対象に行った併用試験において、ピタバスタチンのCmax及びAUCが上昇したとの報告がある。有機アニオントランスポーターを介したピタバスタチンの肝臓への取り込みを阻害すると考えられる。循環器官用薬ボセンタン水和物トレプロスチニルこれらの薬剤の作用が減弱することがある。本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A4等)誘導作用により、これらの薬剤の代謝を促進し、血中濃度を低下させると考えられている。循環器官用薬セレキシパグセレキシパグの活性代謝物のAUCが低下したとの報告がある。本剤の肝薬物代謝酵素(CYP2C8)誘導作用により、セレキシパグの活性代謝物の代謝が促進すると考えられている。気管支拡張剤テオフィリンこれらの薬剤の作用が減弱することがある。本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A4等)誘導作用により、これらの薬剤の代謝を促進し、血中濃度を低下させると考えられている。消化器官用薬5-HT3受容体拮抗型制吐薬オンダンセトロン塩酸塩水和物NK1受容体拮抗型制吐薬ホスアプレピタントメグルミンセビメリン塩酸塩水和物これらの薬剤の作用が減弱することがある。本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A4等)誘導作用により、これらの薬剤の代謝を促進し、これらの薬剤又は活性代謝物の血中濃度を低下させると考えられている。副腎皮質ホルモン剤これらの薬剤の作用が減弱することがある。本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A4等)誘導作用により、これらの薬剤の代謝を促進し、血中濃度を低下させると考えられている。卵胞ホルモン・黄体ホルモン剤これらの薬剤の作用が減弱することがある。本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A4等)誘導作用により、これらの薬剤の代謝を促進し、血中濃度を低下させると考えられている。泌尿生殖器官用薬ホスホジエステラーゼ5阻害剤シルデナフィルクエン酸塩バルデナフィル塩酸塩水和物タダラフィル(シアリス、ザルティア)これらの薬剤の作用が減弱することがある。本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A4等)誘導作用により、これらの薬剤の代謝を促進し、血中濃度を低下させると考えられている。泌尿生殖器官用薬過活動膀胱治療薬コハク酸ソリフェナシン等これらの薬剤の作用が減弱することがある。本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A4等)誘導作用により、これらの薬剤の代謝を促進し、血中濃度を低下させると考えられている。泌尿生殖器官用薬過活動膀胱治療薬ミラベグロンビベグロンこれらの薬剤の作用が減弱することがある。本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A4等)及びP糖蛋白誘導作用によるものと考えられている。外皮用薬ジアフェニルスルホンこれらの薬剤の作用が減弱することがある。本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A4等)誘導作用により、ジアフェニルスルホンの代謝を促進し、血中濃度を低下させると考えられている。血液凝固阻止剤クマリン系抗凝固薬これらの薬剤の作用が減弱することがある。本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A4等)誘導作用により、これらの薬剤の代謝を促進し、血中濃度を低下させると考えられている。血液凝固阻止剤リバーロキサバンアピキサバンこれらの薬剤の作用が減弱することがある。本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A4等)及びP糖蛋白誘導作用によるものと考えられている。血液凝固阻止剤ダビガトランエテキシラートメタンスルホン酸塩ダビガトランの血中濃度が低下することがある。本剤のP糖蛋白誘導作用によるものと考えられている。血液・体液用薬クロピドグレル硫酸塩クロピドグレル硫酸塩の血小板阻害作用が増強されることにより、出血リスクが高まるおそれがある。クロピドグレル硫酸塩との併用は避けることが望ましい。本剤のCYP2C19誘導作用により、クロピドグレル硫酸塩の活性代謝物の血漿中濃度が上昇すると考えられている。解毒剤デフェラシロクスこれらの薬剤の作用が減弱することがある。本剤のUGT誘導作用によるものと考えられている。糖尿病用剤カナグリフロジン水和物これらの薬剤の作用が減弱することがある。本剤のUGT1A9及びUGT2B4誘導作用によるものと考えられている。糖尿病用剤その他CYP3A4等で代謝される経口糖尿病薬これらの薬剤の作用が減弱することがある。本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A4等)誘導作用により、これらの薬剤の代謝を促進し、血中濃度を低下させると考えられている。代謝性医薬品ミコフェノール酸モフェチルシクロスポリンタクロリムス水和物トファシチニブクエン酸塩エリグルスタット酒石酸塩これらの薬剤の作用が減弱することがある。本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A4等)誘導作用により、これらの薬剤の代謝を促進し、血中濃度を低下させると考えられている。代謝性医薬品レフルノミド外国人健康成人を対象に行った併用試験において、レフルノミドの活性代謝物のCmaxが上昇したとの報告がある。本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A4等)誘導作用により、レフルノミドから活性代謝物への代謝を促進すると考えられている。抗悪性腫瘍製剤CYP3A4等で代謝される薬剤イリノテカン塩酸塩水和物タモキシフェンクエン酸塩トレミフェンクエン酸塩イマチニブメシル酸塩ゲフィチニブラパチニブトシル酸塩水和物レトロゾールエンザルタミド等これらの薬剤の作用が減弱することがある。本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A4等)誘導作用により、これらの薬剤の代謝を促進し、これらの薬剤又は活性代謝物の血中濃度を低下させると考えられている。抗悪性腫瘍製剤ギルテリチニブフマル酸塩これらの薬剤の作用が減弱することがある。本剤のCYP3A及びP糖蛋白誘導作用によるものと考えられている。抗悪性腫瘍製剤ロミデプシンロミデプシンの血中濃度が上昇するおそれがある。機序は不明である。抗生物質製剤クラリスロマイシンクロラムフェニコールドキシサイクリン塩酸塩水和物これらの薬剤の作用が減弱することがある。本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A4等)誘導作用により、これらの薬剤の代謝を促進し、血中濃度を低下させると考えられている。抗真菌剤カスポファンギン酢酸塩カスポファンギン酢酸塩との併用により、本剤単回投与ではカスポファンギンのAUCが上昇し、本剤の代謝誘導作用が定常状態下ではカスポファンギンのトラフ濃度が低下したとの報告がある。トランスポーター(OATP1B1)を介した輸送過程が影響すると考えられている。抗結核薬抗結核薬イソニアジド等重篤な肝機能障害があらわれることがある。本剤の肝薬物代謝酵素誘導作用により、イソニアジドの代謝を促進し、肝毒性を有する代謝物の産生を増加させると考えられている。抗結核薬エタンブトール塩酸塩エタンブトール塩酸塩の視力障害を増強するおそれがある。視力障害について観察を十分に行う。機序は不明である。合成抗菌剤リネゾリド外国人健康成人を対象に行った併用試験において、リネゾリドのCmax及びAUCが低下したとの報告がある。機序は不明である。抗ウイルス剤HIV感染症治療薬HIVプロテアーゼ阻害剤(リトナビル、ロピナビル等)ネビラピンマラビロクエファビレンツこれらの薬剤の作用が減弱することがある。本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A4等)誘導作用により、これらの薬剤の代謝を促進し、血中濃度を低下させると考えられている。抗ウイルス剤HIV感染症治療薬ジドブジンこれらの薬剤の作用が減弱することがある。本剤のUGT誘導作用によるものと考えられている。抗ウイルス剤HIV感染症治療薬ラルテグラビルカリウムこれらの薬剤の作用が減弱することがある。本剤のUGT1A1誘導作用によるものと考えられている。抗ウイルス剤HIV感染症治療薬ドルテグラビルナトリウムドルテグラビルの血漿中濃度が低下したとの報告がある。本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A4等)及びUGT1A1誘導作用によるものと考えられている。抗ウイルス剤HIV感染症治療薬エムトリシタビン・テノホビル アラフェナミドフマル酸塩テノホビル アラフェナミドフマル酸塩の作用が減弱することがある。本剤のP糖蛋白誘導作用によるものと考えられている。化学療法剤テルビナフィン塩酸塩アゾール系抗真菌薬フルコナゾール等これらの薬剤の作用が減弱することがある。本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A4等)誘導作用により、これらの薬剤の代謝を促進し、血中濃度を低下させると考えられている。化学療法剤アトバコンアトバコンとの併用により、アトバコンの血中濃度が約53%低下し、t1/2は約33時間短縮したとの報告がある。機序は不明である。天然麻薬オキシコドン塩酸塩水和物オキシコドン塩酸塩水和物の作用が減弱することがある。本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A4等)誘導作用により、オキシコドン塩酸塩水和物の代謝を促進し、血中濃度を低下させると考えられている。合成麻薬メサドン塩酸塩メサドン塩酸塩の作用が減弱することがある。本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A4等)誘導作用により、メサドン塩酸塩の代謝を促進し、血中濃度を低下させると考えられている。 副作用:重大な副作用 1: 劇症肝炎等の重篤な肝機能障害(頻度不明)2: ショック(頻度不明)、アナフィラキシー(頻度不明)-初期症状:悪寒、顔面潮紅、呼吸困難等3: 腎不全(頻度不明)、間質性腎炎(頻度不明)、ネフローゼ症候群(頻度不明)4: 溶血性貧血(頻度不明)5: 無顆粒球症(頻度不明)、血小板減少(頻度不明)6: 偽膜性大腸炎等の血便を伴う重篤な大腸炎(頻度不明)-症状:腹痛、頻回の下痢等7: 中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)(頻度不明)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)(頻度不明)、扁平苔癬型皮疹(頻度不明)、天疱瘡様及び類天疱瘡様皮疹(頻度不明)、紅皮症(剥脱性皮膚炎)(頻度不明)8: 間質性肺炎(頻度不明) 副作用:その他副作用 肝臓 -AST上昇、ALT上昇等-黄疸過敏症 -発疹等-発熱等のかぜ様症候群、蕁麻疹等腎臓 -尿蛋白等-血尿等血液 -顆粒球減少、出血傾向、好酸球増多等消化器 -胃腸障害(食欲不振、悪心、嘔吐、胃痛、下痢、胃不快感等)-出血性びらん性胃炎精神神経系 -頭痛、めまい-不眠、いらいら感、傾眠、錯乱内分泌 -月経異常、甲状腺機能低下症、副腎機能不全その他 -しびれ感-全身倦怠感、筋脱力、手指のこわばり、浮腫、運動失調、尿・便等の着色注) 年代別 ※令和4年度データ 性別・年代別 区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~ 男性 1,418,406 0 3,856 27,397 33,814 58,101 101,333 239,607 541,637 371,072 41,589 0 女性 3,835,190 0 5,073 25,484 23,582 107,688 326,670 837,161 1,567,178 832,180 110,174 0 合計 5,256,020 0 8,929 52,881 57,396 165,789 428,003 1,076,768 2,108,815 1,203,252 151,763 0 男性 1,418,406 0 3,856 27,397 33,814 58,101 101,333 239,607 541,637 371,072 41,589 0 女性 3,835,190 0 5,073 25,484 23,582 107,688 326,670 837,161 1,567,178 832,180 110,174 0 合計 5,256,020 0 8,929 52,881 57,396 165,789 428,003 1,076,768 2,108,815 1,203,252 151,763 0 単位:カプセル 性別・年代別グラフ 単位:カプセル 都道府県別 ※令和4年度データ 地方区分別(7) 地方区分名 合計 北海道167,556東北313,650関東1,858,133中部948,493近畿850,592中国・四国578,604九州538,988合計5,256,020 単位:カプセル 地方区分別(14) 地方区分名 合計 北海道167,556北東北85,229南東北212,205北関東374,352南関東1,483,781甲信越230,155北陸117,165東海669,783関西781,982中国343,522四国235,082北九州457,017南九州68,388沖縄27,166合計5,256,020 単位:カプセル 都道府県別 都道府県名 合計 北海道167,556青森県47,026岩手県16,216宮城県57,206秋田県38,203山形県87,091福島県67,908茨城県213,240栃木県84,988群馬県76,124埼玉県275,506千葉県267,059東京都637,921神奈川県303,295新潟県100,336富山県14,836石川県61,812福井県40,517山梨県37,988長野県91,831岐阜県84,923静岡県225,620愛知県290,630三重県68,610滋賀県75,449京都府128,356大阪府329,030兵庫県173,860奈良県30,282和歌山県45,005鳥取県23,883島根県30,497岡山県84,926広島県112,776山口県91,440徳島県25,583香川県70,397愛媛県77,435高知県61,667福岡県206,441佐賀県27,333長崎県41,716熊本県82,256大分県99,271宮崎県19,342鹿児島県49,046沖縄県13,583合計5,256,020 単位:カプセル