薬剤詳細データ

一般名

イサブコナゾニウム硫酸塩

製品名

クレセンバカプセル100mg

薬効名

深在性真菌症治療剤

添付文書(抜粋)

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薬剤名

クレセンバカプセル100mg

yj-code

6179003M1021

添付文書No

6179003M1021_1_03

改定年月

2024-09

第3版

一般名

イサブコナゾニウム硫酸塩

薬効分類名

深在性真菌症治療剤


用法・用量

通常、成人にはイサブコナゾールとして1回200mgを約8時間おきに6回経口投与する。6回目投与の12~24時間経過後、イサブコナゾールとして1回200mgを1日1回経口投与する。

効能・効果

下記の真菌症の治療 アスペルギルス症(侵襲性アスペルギルス症、慢性進行性肺アスペルギルス症、単純性肺アスペルギローマ) ムーコル症 クリプトコックス症(肺クリプトコックス症、播種性クリプトコックス症(クリプトコックス脳髄膜炎を含む))

相互作用:併用禁忌

リトナビル(ノービア)コビシスタット含有製剤(スタリビルド、ゲンボイヤ、シムツーザ、プレジコビックス)イトラコナゾール(イトリゾール)ボリコナゾール(ブイフェンド)クラリスロマイシン(クラリス、クラリシッド)


本剤の血中濃度が上昇し作用が増強するおそれがある。


これらの薬剤はCYP3Aを強く阻害する。


リファンピシン(リファジン)リファブチン(ミコブティン)カルバマゼピン(テグレトール)フェノバルビタール(フェノバール)セイヨウオトギリソウ(St.John's Wort、セント・ジョーンズ・ワート)含有食品フェニトイン(アレビアチン、ヒダントール)ホスフェニトインナトリウム水和物(ホストイン),


本剤の血中濃度が低下し作用が減弱するおそれがある。


これらの薬剤等はCYP3Aを強く誘導する。


ロミタピドメシル酸塩(ジャクスタピッド)


ロミタピドの血中濃度が上昇する可能性がある。


本剤はロミタピドの代謝酵素(CYP3A)を阻害する。


相互作用:併用注意

ロピナビル・リトナビル


本剤の血中濃度が上昇し作用が増強するおそれがあるため、併用する場合は本剤の副作用発現に十分に注意すること。ロピナビル・リトナビルの血中濃度が低下するおそれがあるため、併用する場合はロピナビル・リトナビルの有効性の減弱について十分に注意すること。


リトナビルはCYP3Aを阻害する。ロピナビル・リトナビルの血中濃度が低下する機序は不明。


CYP3Aを阻害する薬剤等


ニルマトレルビル・リトナビル等


本剤の血中濃度が上昇し作用が増強するおそれがあるため、併用する場合は本剤の副作用発現に十分に注意すること。


これらの薬剤等 はCYP3Aを阻害する。


CYP3Aにより代謝される薬剤


免疫抑制剤


タクロリムス、シロリムス、シクロスポリン


ミダゾラムフェンタニルベネトクラクスメチルプレドニゾロンデキサメタゾンシンバスタチンアムロジピン等


これらの薬剤の血中濃度が上昇し作用が増強するおそれがあるため、併用する場合はこれらの薬剤の副作用発現に十分に注意すること。


本剤はこれらの薬剤の代謝酵素(CYP3A)を阻害する。


エファビレンツ


相互に血中濃度が低下し作用が減弱するおそれがあるため、併用する場合は必要に応じてエファビレンツの用量を調節すること。


本剤はエファビレンツの代謝酵素(CYP2B6)を誘導し、エファビレンツは本剤の代謝酵素(CYP3A)を誘導する。


シクロホスファミド


シクロホスファミドの血中濃度が低下し作用が減弱するおそれがあるため、併用する場合は必要に応じてシクロホスファミドの用量を調節すること。


本剤はシクロホスファミドの代謝酵素(CYP2B6)を誘導する。


ビンカアルカロイド系抗悪性腫瘍剤


ビンクリスチン、ビンブラスチン等


コルヒチンエベロリムス


これらの薬剤の血中濃度が上昇するおそれがあるため、併用する場合はこれらの薬剤の副作用発現に十分に注意すること。


これらの薬剤はCYP3A及びP-gpの基質であり、本剤はCYP3A及びP-gpを阻害する。


P-gpの基質となる薬剤


フェキソフェナジントルバプタン抗悪性腫瘍剤


ニロチニブ ラパチニブ


ジゴキシンダビガトランエテキシラートメタンスルホン酸塩等


これらの薬剤の血中濃度が上昇し作用が増強するおそれがあるため、併用する場合はこれらの薬剤の副作用発現に十分に注意すること。


これらの薬剤はP-gpの基質であり、本剤はP-gpを阻害する。


ミコフェノール酸モフェチル


活性代謝物であるミコフェノール酸の血中濃度が上昇し作用が増強するおそれがあるため、併用する場合はミコフェノール酸の副作用発現に十分に注意すること。


本剤はミコフェノール酸の代謝酵素(UGT)を阻害する。


メトホルミン


メトホルミンの血中濃度が上昇し作用が増強するおそれがあるため、併用する場合は必要に応じてメトホルミンの用量を調節すること。


メトホルミンはOCT2及びMATE1の基質であり、本剤はOCT2及びMATE1を阻害する。


副作用:重大な副作用

1: 皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)(頻度不明)

2: 肝機能障害

-肝機能検査異常(13.7%)、肝機能異常(6.8%)、肝損傷(1.4%)、肝炎(頻度不明)があらわれることがある。,,,3: 急性腎障害(1.4%)、腎不全 (頻度不明)

-,4: ショック(頻度不明)、アナフィラキシー(頻度不明)

副作用:その他副作用


血液及びリンパ系障害 -白血球減少症、好中球減少症、汎血球減少症
心臓障害 -動悸、心室性期外収縮-心房細動、心房粗動、徐脈、上室性期外収縮、上室性頻脈
耳及び迷路障害 -回転性めまい
内分泌障害 -抗利尿ホルモン不適合分泌
胃腸障害 -悪心-下痢、嘔吐-腹部膨満、腹痛、便秘、消化不良
一般・全身障害及び投与部位の状態 -末梢性浮腫-無力症、胸痛、疲労、倦怠感
肝胆道系障害 -胆嚢炎-肝腫大
免疫系障害 -過敏症
臨床検査 -血圧低下、血小板数減少、血中クレアチニン増加、好中球数減少、心電図異常、体重減少
代謝及び栄養障害 -高カリウム血症、食欲減退、低ナトリウム血症-低アルブミン血症、低血糖、低カリウム血症、低マグネシウム血症
筋骨格系及び結合組織障害 -筋力低下-背部痛
神経系障害 -異常感覚、感覚障害、感覚鈍麻、傾眠、味覚不全、痙攣発作-脳症、頭痛、末梢性ニューロパチー、錯感覚、失神、痙攣
精神障害 -譫妄、うつ病、不眠症
腎及び尿路障害 -血尿、腎機能障害
呼吸器、胸郭及び縦隔障害 -呼吸困難、口腔咽頭不快感、発声障害-急性呼吸不全、気管支痙攣、頻呼吸
皮膚及び皮下組織障害 -そう痒性皮疹、光線過敏性反応、湿疹、皮膚乾燥、薬疹、冷汗-脱毛症、皮膚炎、点状出血、そう痒症、発疹
血管障害 -ほてり-高血圧-低血圧、血栓性静脈炎

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
女性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
合計 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道0
東北0
関東0
中部0
近畿0
中国・四国0
九州0
合計0
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道0
北東北0
南東北0
北関東0
南関東0
甲信越0
北陸0
東海0
関西0
中国0
四国0
北九州0
南九州0
沖縄0
合計0
都道府県別
都道府県名 合計
北海道0
青森県0
岩手県0
宮城県0
秋田県0
山形県0
福島県0
茨城県0
栃木県0
群馬県0
埼玉県0
千葉県0
東京都0
神奈川県0
新潟県0
富山県0
石川県0
福井県0
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三重県0
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鳥取県0
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広島県0
山口県0
徳島県0
香川県0
愛媛県0
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宮崎県0
鹿児島県0
沖縄県0
合計0
更新予告まとめ