薬剤詳細データ

一般名

レボフロキサシン注射液

製品名

レボフロキサシン点滴静注バッグ500mg「ニプロ」

薬効名

ニューキノロン系注射用抗菌製剤

添付文書(抜粋)

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薬剤名

レボフロキサシン点滴静注バッグ500mg「ニプロ」

yj-code

6241402G1091

添付文書No

6241402G1091_1_07

改定年月

2023-12

第1版

一般名

レボフロキサシン注射液

薬効分類名

ニューキノロン系注射用抗菌製剤


用法・用量

通常、成人にはレボフロキサシンとして1回500mgを1日1回、約60分間かけて点滴静注する。

効能・効果

〈適応菌種〉 レボフロキサシンに感性のブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌、腸球菌属、モラクセラ(ブランハメラ)・カタラーリス、炭疽菌、大腸菌、チフス菌、パラチフス菌、シトロバクター属、クレブシエラ属、エンテロバクター属、セラチア属、プロテウス属、モルガネラ・モルガニー、プロビデンシア属、ペスト菌、インフルエンザ菌、緑膿菌、アシネトバクター属、レジオネラ属、ブルセラ属、野兎病菌、ペプトストレプトコッカス属、プレボテラ属、Q熱リケッチア(コクシエラ・ブルネティ)、トラコーマクラミジア(クラミジア・トラコマティス)、肺炎クラミジア(クラミジア・ニューモニエ)、肺炎マイコプラズマ(マイコプラズマ・ニューモニエ) 〈適応症〉 外傷・熱傷及び手術創等の二次感染、肺炎、慢性呼吸器病変の二次感染、膀胱炎、腎盂腎炎、前立腺炎(急性症、慢性症)、精巣上体炎(副睾丸炎)、腹膜炎、胆嚢炎、胆管炎、腸チフス、パラチフス、子宮内感染、子宮付属器炎、炭疽、ブルセラ症、ペスト、野兎病、Q熱

相互作用:併用禁忌

相互作用:併用注意

フェニル酢酸系又はプロピオン酸系非ステロイド性消炎鎮痛薬フルルビプロフェン等


痙攣を起こすおそれがある。


中枢神経におけるGABAA受容体への結合阻害が増強されると考えられている。


クマリン系抗凝固薬ワルファリン


ワルファリンの作用を増強し、プロトロンビン時間の延長が認められたとの報告がある。


ワルファリンの肝代謝を抑制、又は蛋白結合部位での置換により遊離ワルファリンが増加する等と考えられている。


QT延長を起こすことが知られている薬剤デラマニド等


QT延長を起こすおそれがある。


QT延長作用が相加的に増加するおそれがある。


副腎皮質ホルモン剤(経口剤及び注射剤)プレドニゾロンヒドロコルチゾン等


腱障害のリスクが増大するとの報告がある。これらの薬剤との併用は、治療上の有益性が危険性を上回る場合のみとすること。


機序は不明である。


副作用:重大な副作用

1: ショック(頻度不明)、アナフィラキシー(頻度不明)

-ショック、アナフィラキシー(初期症状:紅斑、悪寒、呼吸困難等)があらわれることがある。,,2: 中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)(頻度不明)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)(頻度不明)

3: 痙攣(頻度不明)

4: QT延長(頻度不明)、心室頻拍(Torsades de pointesを含む)(頻度不明)

5: 急性腎障害(頻度不明)、間質性腎炎(頻度不明)

6: 劇症肝炎(頻度不明)、肝機能障害(頻度不明)、黄疸(頻度不明)

-劇症肝炎、肝機能障害、黄疸(初期症状:嘔気・嘔吐、食欲不振、倦怠感、そう痒等)があらわれることがある。7: 汎血球減少症(頻度不明)、無顆粒球症(頻度不明)、溶血性貧血(頻度不明)、血小板減少(頻度不明)

-汎血球減少症、無顆粒球症(初期症状:発熱、咽頭痛、倦怠感等)、ヘモグロビン尿等を伴う溶血性貧血、血小板減少があらわれることがある。8: 間質性肺炎(頻度不明)、好酸球性肺炎(頻度不明)

-発熱、咳嗽、呼吸困難、胸部X線異常、好酸球増多等を伴う間質性肺炎、好酸球性肺炎があらわれることがあるので、このような症状が認められた場合には投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤投与等の適切な処置を行うこと。9: 偽膜性大腸炎等の血便を伴う重篤な大腸炎(頻度不明)

-腹痛、頻回の下痢等が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。10: 横紋筋融解症(頻度不明)

-筋肉痛、脱力感、CK上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇等を特徴とし、急激な腎機能悪化を伴う横紋筋融解症があらわれることがある。11: 低血糖(頻度不明)

-低血糖性昏睡に至る例も報告されている。糖尿病患者(特にスルホニルウレア系薬剤やインスリン製剤等を投与している患者)、腎機能障害患者、高齢者であらわれやすい。12: アキレス腱炎、腱断裂等の腱障害(頻度不明)

-腱周辺の痛み、浮腫、発赤等の症状が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。臓器移植の既往のある患者であらわれやすい。13: 錯乱(頻度不明)、せん妄(頻度不明)、抑うつ等の精神症状(頻度不明)

14: 過敏性血管炎(頻度不明)

-発熱、腹痛、関節痛、紫斑、斑状丘疹や、皮膚生検で白血球破砕性血管炎等の症状が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。15: 重症筋無力症の悪化(頻度不明)

16: 大動脈瘤(頻度不明)、大動脈解離(頻度不明)

-,17: 末梢神経障害(頻度不明)

-しびれ、筋力低下、痛み等の症状が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。

副作用:その他副作用


過敏症 -そう痒症、発疹-蕁麻疹、光線過敏症
精神神経系 -不眠-頭痛、めまい、しびれ感、幻覚-傾眠、振戦、ぼんやり、意識障害、錐体外路障害
泌尿器 -血尿、尿蛋白陽性-クレアチニン上昇、BUN上昇、尿閉、無尿、頻尿
肝臓 -ALT上昇、AST上昇、γ-GTP上昇、ALP上昇-LDH上昇、血中ビリルビン増加-肝機能異常
血液 -好酸球数増加-好中球数減少、白血球数減少-血小板数減少、リンパ球数減少、貧血
消化器 -下痢、便秘-悪心、嘔吐、食欲不振、腹部不快感、腹痛、口渇、腹部膨満、舌炎-消化不良、胃腸障害、口内炎
感覚器 -耳鳴-視覚異常、味覚消失、味覚異常、無嗅覚、嗅覚錯誤
循環器 -動悸、低血圧、頻脈
注射部位反応 -注射部位紅斑(12.3%)、注射部位そう痒感、注射部位疼痛、注射部位腫脹-静脈炎、注射部位硬結、注射部位熱感、血管炎、注射部位不快感、血管障害、穿刺部位疼痛
その他 -CK上昇、尿中ブドウ糖陽性、関節痛、倦怠感、発熱-胸部不快感、四肢痛、咽喉乾燥、熱感、浮腫、筋肉痛、脱力感、胸痛、発汗、高血糖、関節障害

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
女性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
合計 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道0
東北0
関東0
中部0
近畿0
中国・四国0
九州0
合計0
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道0
北東北0
南東北0
北関東0
南関東0
甲信越0
北陸0
東海0
関西0
中国0
四国0
北九州0
南九州0
沖縄0
合計0
都道府県別
都道府県名 合計
北海道0
青森県0
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東京都0
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広島県0
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合計0
更新予告まとめ