薬剤詳細データ

一般名

ドルテグラビルナトリウム

製品名

ジャルカ配合錠

薬効名

抗ウイルス剤

添付文書(抜粋)

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薬剤名

ジャルカ配合錠

yj-code

6250115F1020

添付文書No

6250115F1020_1_10

改定年月

2024-08

第7版

一般名

ドルテグラビルナトリウム

薬効分類名

抗ウイルス化学療法剤


用法・用量

通常、成人には1回1錠(ドルテグラビルとして50mg及びリルピビリンとして25mg)を1日1回食事中又は食直後に経口投与する。

効能・効果

HIV-1感染症

相互作用:併用禁忌

リファンピシン


リファジン,


ドルテグラビル及びリルピビリンの血中濃度が低下し、本剤の効果が減弱するおそれがある。


これらの薬剤のCYP3A4及びUGT1A1誘導作用により、ドルテグラビルの代謝が促進される。また、CYP3A4誘導作用により、リルピビリンの代謝が促進される。


カルバマゼピン


テグレトール


フェニトイン


アレビアチン等


ホスフェニトインナトリウム水和物


ホストイン


フェノバルビタール


フェノバール等,


ドルテグラビル及びリルピビリンの血中濃度が低下し、本剤の効果が減弱するおそれがある。


これらの薬剤のCYP3A4及びUGT1A1誘導作用により、ドルテグラビルの代謝が促進される。また、CYP3A4誘導作用により、リルピビリンの代謝が促進される。


セイヨウオトギリソウ(St. John’s Wort、セント・ジョーンズ・ワート)含有食品


ドルテグラビル及びリルピビリンの血中濃度が低下し、本剤の効果が減弱するおそれがある。


これらの薬剤のCYP3A4及びUGT1A1誘導作用により、ドルテグラビルの代謝が促進される。また、CYP3A4誘導作用により、リルピビリンの代謝が促進される。


デキサメタゾン(全身投与)(単回投与を除く)


デカドロン等


リルピビリンの血中濃度が低下し、本剤の効果が減弱するおそれがある。


デキサメタゾンのCYP3A誘導作用により、リルピビリンの代謝が促進される。


プロトンポンプ阻害剤オメプラゾール


オメプラールオメプラゾン


ランソプラゾール


タケプロン


ラベプラゾールナトリウム


パリエット


エソメプラゾールマグネシウム水和物


ネキシウム


ボノプラザンフマル酸塩


タケキャブ,


リルピビリンの血中濃度が低下し、本剤の効果が減弱するおそれがある。


胃内のpH上昇により、リルピビリンの吸収が低下する。


相互作用:併用注意

ピルシカイニド塩酸塩水和物


ピルシカイニドの血中濃度を増加させる可能性がある。併用により、ピルシカイニドで重大な副作用として報告されている心室頻拍、洞停止及び心室細動等の発現及び重篤化があらわれるおそれがある。


ドルテグラビルのOCT2及びMATE1の阻害作用により、ピルシカイニドの排出が阻害される可能性がある。


制酸剤、多価カチオン含有製剤


乾燥水酸化アルミニウムゲル沈降炭酸カルシウム等


ドルテグラビル及びリルピビリンの血中濃度が低下し、本剤の効果が減弱するおそれがある。本剤は制酸剤、多価カチオン含有製剤投与の4時間以上前又は6時間以上後に投与すること。


胃内のpH上昇により、リルピビリンの吸収が低下する。錯体を形成することにより、ドルテグラビルの吸収が阻害される。


鉄剤、カルシウム含有製剤(サプリメント等)


ドルテグラビルの血中濃度が低下し、本剤の効果が減弱するおそれがある。食事と同時に摂取する場合を除き、本剤は鉄剤、カルシウム含有製剤投与の4時間以上前又は6時間以上後の投与が推奨される。


鉄、カルシウムと錯体を形成することにより、ドルテグラビルの吸収が阻害される。


メトホルミン塩酸塩


ドルテグラビルがメトホルミンの血中濃度を上昇させる。注意深く観察し、必要に応じてメトホルミンを減量する等慎重に投与すること。


ドルテグラビルのOCT2及びMATE1の阻害作用により、メトホルミンの排出が阻害される可能性がある。


リファブチン,


リルピビリンの血中濃度が低下し、本剤の効果が減弱するおそれがある。


リファブチンのCYP3A誘導作用により、リルピビリンの代謝が促進される。


H2遮断剤ファモチジンシメチジンニザチジンラニチジン塩酸塩


リルピビリンの血中濃度が低下し、本剤の効果が減弱するおそれがある。本剤はH2遮断剤投与の4時間以上前又は12時間以上後に投与すること。


胃内のpH上昇により、リルピビリンの吸収が低下する。


クラリスロマイシンエリスロマイシン


リルピビリンの血中濃度が上昇する可能性がある。代替としてアジスロマイシン等を考慮すること。


これらの薬剤のCYP3A阻害作用により、リルピビリンの代謝が阻害される。


メサドン塩酸塩


リルピビリンがメサドンの血中濃度を低下させることがある。


機序不明


QT延長を起こすことが知られている薬剤アミオダロン塩酸塩ソタロール塩酸塩等,


QT延長、心室性頻拍(Torsade de Pointesを含む)が発現するおそれがある。


リルピビリン75mg及び300mg投与時にQT延長が認められている。


副作用:重大な副作用

1: 薬剤性過敏症症候群(頻度不明)

-初期症状として発疹、発熱がみられ、さらに肝機能障害、リンパ節腫脹、好酸球増多等を伴う遅発性の重篤な過敏症状があらわれることがある。なお、投与中止後も発疹、発熱、肝機能障害等の症状が再燃あるいは遷延化することがあるので注意すること。2: 肝機能障害(1%未満)、黄疸(頻度不明)

-AST、ALT、ビリルビンの上昇等を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがある。,

副作用:その他副作用


免疫系 -免疫再構築炎症反応症候群
代謝 -食欲減退、体脂肪の再分布/蓄積
精神・神経系 -頭痛-不眠症、異常な夢、浮動性めまい-うつ病、睡眠障害、自殺念慮/自殺企図、抑うつ気分、傾眠、不安
消化器 -下痢-悪心、鼓腸-腹痛、上腹部痛、腹部不快感-嘔吐
肝臓 -肝炎
皮膚 -発疹、そう痒
全身症状 -疲労
筋骨格 -関節痛-筋肉痛
臨床検査 -体重増加-トランスアミナーゼ上昇、血清クレアチニン増加、総ビリルビン増加、CK増加

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 53,522 0 0 0 3,147 7,664 18,407 12,131 9,386 2,787 0 0
女性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
合計 59,264 0 0 0 3,147 7,664 18,407 12,131 9,386 2,787 0 0
男性 53,522 0 0 0 3,147 7,664 18,407 12,131 9,386 2,787 0 0
女性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
合計 59,264 0 0 0 3,147 7,664 18,407 12,131 9,386 2,787 0 0
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道0
東北1,800
関東32,808
中部11,755
近畿4,650
中国・四国1,080
九州0
合計59,264
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道0
北東北0
南東北1,800
北関東2,052
南関東30,756
甲信越0
北陸0
東海11,755
関西4,650
中国1,080
四国0
北九州0
南九州0
沖縄0
合計59,264
都道府県別
都道府県名 合計
北海道0
青森県0
岩手県0
宮城県1,800
秋田県0
山形県0
福島県0
茨城県2,052
栃木県0
群馬県0
埼玉県0
千葉県2,820
東京都22,524
神奈川県5,412
新潟県0
富山県0
石川県0
福井県0
山梨県0
長野県0
岐阜県0
静岡県0
愛知県11,755
三重県0
滋賀県0
京都府0
大阪府2,490
兵庫県0
奈良県0
和歌山県2,160
鳥取県0
島根県0
岡山県0
広島県1,080
山口県0
徳島県0
香川県0
愛媛県0
高知県0
福岡県0
佐賀県0
長崎県0
熊本県0
大分県0
宮崎県0
鹿児島県0
沖縄県0
合計59,264
更新予告まとめ