薬剤詳細データ

一般名

ビクテグラビルナトリウム・エムトリシタビン・テノホビル アラフェナミドフマル酸塩

製品名

ビクタルビ配合錠

薬効名

抗ウイルス剤

添付文書(抜粋)

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薬剤名

ビクタルビ配合錠

yj-code

6250117F1020

添付文書No

6250117F1020_1_07

改定年月

2024-09

第5版

一般名

ビクテグラビルナトリウム・エムトリシタビン・テノホビル アラフェナミドフマル酸塩

薬効分類名

抗ウイルス化学療法剤


用法・用量

通常、成人には1回1錠(ビクテグラビルとして50mg、エムトリシタビンとして200mg及びテノホビル アラフェナミドとして25mgを含有)を1日1回経口投与する。

効能・効果

HIV-1感染症

相互作用:併用禁忌

リファンピシン(リファジン)


ビクテグラビルの血漿中濃度が低下するため、本剤の効果が減弱し、本剤に対する耐性が発現する可能性があることから、併用しないこと。また、テノホビル アラフェナミドの血漿中濃度も低下する可能性がある。


リファンピシンのCYP3A、UGT1A1及びP-gpの誘導作用によるため。


カルバマゼピン(テグレトール)フェノバルビタール(フェノバール)フェニトイン(アレビアチン)ホスフェニトイン(ホストイン)セイヨウオトギリソウ(セント・ジョーンズ・ワート)含有食品


ビクテグラビル及びテノホビル アラフェナミドの血漿中濃度が低下するため、本剤の効果が減弱し、本剤に対する耐性が発現する可能性がある。


これらの薬剤のCYP3A及びP-gpの誘導作用によるため。


相互作用:併用注意

ピルシカイニド


ピルシカイニドの血漿中濃度が上昇するため、ピルシカイニドの重大な副作用として報告された心室性頻脈、洞停止及び心室細動等が発現又は増悪する可能性がある。


ビクテグラビルのOCT2及びMATE1の阻害作用により、ピルシカイニドの排出が阻害される可能性がある。ピルシカイニドの治療域が狭いため。


リファブチン


ビクテグラビル及びテノホビル アラフェナミドの血漿中濃度が低下するため、本剤の効果が減弱し、本剤に対する耐性が発現する可能性がある。


これらの薬剤のCYP3A及びP-gpの誘導作用によるため。


アタザナビル


ビクテグラビルの血漿中濃度が上昇する。


アタザナビルのCYP3A及びUGT1A1の阻害作用によるため。


制酸剤


マグネシウムアルミニウム


ビクテグラビルの血漿中濃度が低下するため、本剤はこれらの製剤の投与2時間以上前の投与が推奨される。


ビクテグラビルが多価陽イオンと錯体(キレート)を形成し吸収が抑制されるため。


鉄剤、カルシウム含有製剤(サプリメント等)


ビクテグラビルの血漿中濃度が低下するため、これらの製剤を併用する場合は、食後に本剤を投与することが推奨される。


ビクテグラビルが多価陽イオンと錯体(キレート)を形成し吸収が抑制されるため。


メトホルミン


メトホルミンの血漿中濃度が上昇する。注意深く観察し、必要に応じてメトホルミンを減量する等慎重に投与すること。


ビクテグラビルのOCT2及びMATE1の阻害作用によるため。


アシクロビルバラシクロビル塩酸塩バルガンシクロビル塩酸塩


これらの薬剤、テノホビル又はエムトリシタビンの血漿中濃度が上昇し、これらの薬剤又は本剤による有害事象を増強する可能性がある。


排泄経路の競合によるため。


腎毒性を有する薬剤,,,


これらの薬剤との併用は避けることが望ましい。


テノホビル及びエムトリシタビンは主に腎臓での糸球体ろ過と尿細管への能動輸送により排泄されるため。


副作用:重大な副作用

1: 腎不全又は重度の腎機能障害(頻度不明)

-腎機能不全、腎不全、急性腎障害、近位腎尿細管機能障害、ファンコニー症候群、急性腎尿細管壊死、腎性尿崩症又は腎炎等の重度の腎機能障害があらわれることがあるので、臨床検査値に異常が認められた場合には、投与を中止する等、適切な処置を行うこと。特に腎機能障害の既往がある患者や腎毒性のある薬剤が投与されている患者では注意すること。,,,,2: 乳酸アシドーシス及び脂肪沈着による重度の肝腫大(脂肪肝)(頻度不明)

-乳酸アシドーシス又は肝細胞毒性が疑われる臨床症状又は検査値異常(アミノトランスフェラーゼの急激な上昇等)が認められた場合には、本剤の投与を一時中止すること。特に肝疾患の危険因子を有する患者においては注意すること。エムトリシタビン又はテノホビルを含む核酸系逆転写酵素阻害薬の単独投与又はこれらの併用療法により、重篤な乳酸アシドーシス及び脂肪沈着による重度の肝腫大(脂肪肝)が多く報告されている。

副作用:その他副作用


心臓障害 -動悸
神経系障害 -頭痛、浮動性めまい-傾眠
胃腸障害 -悪心、下痢-便秘、腹部膨満、嘔吐、腹痛、鼓腸、消化不良、腹部不快感、軟便
腎及び尿路障害 -頻尿
皮膚及び皮下組織障害 -寝汗、脱毛症、そう痒症、発疹-血管性浮腫、蕁麻疹
筋骨格系及び結合組織障害 -関節痛
代謝及び栄養障害 -食欲減退-体脂肪の再分布/蓄積
血管障害 -ほてり
一般・全身障害及び投与部位の状態 -疲労-倦怠感
免疫系障害 -免疫再構築炎症反応症候群
精神障害 -不眠症、異常な夢、睡眠障害、抑うつ気分、悪夢、リビドー減退
臨床検査 -腎クレアチニンクリアランス減少

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 1,752,285 0 0 159,586 450,779 551,570 399,912 119,423 61,211 9,804 0 0
女性 99,627 0 0 3,721 18,599 33,223 25,959 10,955 7,170 0 0 0
合計 1,854,180 0 0 163,307 469,378 584,793 425,871 130,378 68,381 9,804 0 0
男性 1,752,285 0 0 159,586 450,779 551,570 399,912 119,423 61,211 9,804 0 0
女性 99,627 0 0 3,721 18,599 33,223 25,959 10,955 7,170 0 0 0
合計 1,854,180 0 0 163,307 469,378 584,793 425,871 130,378 68,381 9,804 0 0
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道59,186
東北31,280
関東841,872
中部334,348
近畿351,914
中国・四国89,765
九州142,705
合計1,854,180
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道59,186
北東北0
南東北31,280
北関東39,596
南関東802,276
甲信越6,720
北陸18,798
東海326,805
関西333,939
中国53,196
四国36,569
北九州98,483
南九州4,368
沖縄79,708
合計1,854,180
都道府県別
都道府県名 合計
北海道59,186
青森県0
岩手県0
宮城県28,962
秋田県0
山形県0
福島県2,318
茨城県24,794
栃木県1,092
群馬県13,710
埼玉県13,241
千葉県101,073
東京都612,046
神奈川県75,916
新潟県1,170
富山県1,188
石川県10,620
福井県6,990
山梨県4,170
長野県1,380
岐阜県27,162
静岡県41,512
愛知県240,156
三重県17,975
滋賀県2,971
京都府3,741
大阪府235,981
兵庫県78,419
奈良県2,131
和歌山県10,696
鳥取県0
島根県0
岡山県1,403
広島県49,395
山口県2,398
徳島県8,409
香川県12,288
愛媛県6,120
高知県9,752
福岡県94,897
佐賀県0
長崎県0
熊本県1,002
大分県2,584
宮崎県0
鹿児島県4,368
沖縄県39,854
合計1,854,180
更新予告まとめ