薬剤詳細データ

一般名

ドルテグラビルナトリウム

製品名

ドウベイト配合錠

薬効名

抗ウイルス剤

添付文書(抜粋)

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薬剤名

ドウベイト配合錠

yj-code

6250119F1029

添付文書No

6250119F1029_1_10

改定年月

2024-08

第8版

一般名

ドルテグラビルナトリウム

薬効分類名

抗ウイルス化学療法剤


用法・用量

通常、成人及び12歳以上かつ体重40kg以上の小児には、1回1錠(ドルテグラビルとして50mg及びラミブジンとして300mg)を食事の有無に関わらず1日1回経口投与する。

効能・効果

HIV感染症

相互作用:併用禁忌

相互作用:併用注意

ピルシカイニド塩酸塩水和物


ピルシカイニドの血漿中濃度を上昇させる可能性がある。併用により、ピルシカイニドで重大な副作用として報告されている心室頻拍、洞停止及び心室細動等の発現及び重篤化があらわれるおそれがあるので、併用中は注意深く観察すること。


ドルテグラビルのOCT2及びMATE1の阻害作用により、ピルシカイニドの排出が阻害される可能性がある。


カルバマゼピン,,


ドルテグラビルの血漿中濃度をCmaxで33%、Cτで73%低下させたとの報告がある。


カルバマゼピンがCYP3A4及びUGT1A1を誘導することにより、ドルテグラビルの代謝が促進される。


フェニトインホスフェニトインフェノバルビタールセイヨウオトギリソウ(St. John’s Wort, セント・ジョーンズ・ワート)含有食品,


ドルテグラビルの血漿中濃度を低下させる可能性がある。


これらの薬剤並びにセイヨウオトギリソウがCYP3A4及びUGT1A1を誘導することにより、ドルテグラビルの代謝が促進される。


リファンピシン,,


ドルテグラビルの血漿中濃度をCmaxで43%、Cτで72%低下させたとの報告がある。


リファンピシンがCYP3A4及びUGT1A1を誘導することにより、ドルテグラビルの代謝が促進される。


多価カチオン(Mg, Al等)含有製剤


ドルテグラビルの血漿中濃度をCmaxで72%、C24で74%低下させる。本剤は多価カチオン含有製剤の投与2時間前又は6時間後の投与が推奨される。


これらの多価カチオンと錯体を形成することにより、ドルテグラビルの吸収が阻害される。


鉄剤、カルシウム含有製剤(サプリメント等)


ドルテグラビルの血漿中濃度をCmaxで35%、C24で32%低下させる。食事と同時に摂取する場合を除き、本剤は鉄剤、カルシウム含有製剤の投与2時間前又は6時間後の投与が推奨される。


鉄、カルシウムと錯体を形成することにより、ドルテグラビルの吸収が阻害される。


メトホルミン塩酸塩


メトホルミンの血漿中濃度をドルテグラビル50mg1日1回投与時及び1日2回投与時でCmaxでそれぞれ66%及び111%上昇させる。注意深く観察し、必要に応じてメトホルミンを減量する等慎重に投与すること。


ドルテグラビルのOCT2及びMATE1の阻害作用により、メトホルミンの排出が阻害される可能性がある。


スルファメトキサゾール・トリメトプリム


ラミブジンのAUCが43%増加し、全身クリアランスが30%、腎クリアランスが35%減少したとの報告がある。


トリメトプリムのOCT2、MATE1及びMATE2-Kの阻害作用により、ラミブジンの腎排泄が阻害されると考えられている。


ソルビトール


経口ソルビトール溶液(ソルビトールとして3.2g、10.2g、13.4g)とラミブジンの併用により、ラミブジンのAUCが減少した(それぞれ18%、36%、42%減少)との報告がある。


ソルビトールによりラミブジンの吸収が抑制されると考えられている。


副作用:重大な副作用

1: 薬剤性過敏症症候群(頻度不明)

-初期症状として発疹、発熱がみられ、さらに肝機能障害、リンパ節腫脹、好酸球増多等を伴う遅発性の重篤な過敏症状があらわれることがある。なお、投与中止後も発疹、発熱、肝機能障害等の症状が再燃あるいは遷延化することがあるので注意すること。2: 重篤な血液障害

-赤芽球癆(頻度不明)、汎血球減少(頻度不明)、貧血(頻度不明)、白血球減少(頻度不明)、好中球減少(頻度不明)、血小板減少(0.1%)3: 膵炎(頻度不明)

-血清アミラーゼ、血清リパーゼ、トリグリセリド等の検査値の上昇がみられた場合には、直ちに本剤の投与を中止すること。また、重度の腹痛、悪心・嘔吐等の症状がみられた場合にも直ちに本剤の投与を中止し、生化学的検査(血清アミラーゼ、血清リパーゼ、トリグリセリド等)及び画像診断等による観察を十分行うこと。,,,4: 乳酸アシドーシス(頻度不明)及び脂肪沈着による重度の肝腫大(脂肪肝)(0.1%)

-乳酸アシドーシス又は肝毒性が疑われる臨床症状や検査値異常が認められた場合には、本剤の投与を一時中止すること。特に、肝疾患の危険因子を有する患者においては注意すること。ラミブジンを含むヌクレオシド系逆転写酵素阻害薬(NRTI)の単独投与又はこれらの併用療法により、重篤な乳酸アシドーシス(全身倦怠、食欲不振、急な体重減少、胃腸障害、呼吸困難、頻呼吸等)、肝毒性(脂肪沈着による重度の肝腫大、脂肪肝を含む)が、女性に多く報告されている。5: 横紋筋融解症(頻度不明)

6: ニューロパチー(頻度不明)、錯乱状態(頻度不明)、痙攣(頻度不明)

7: 心不全(頻度不明)

8: 肝機能障害(0.1%)、黄疸(頻度不明)

-AST、ALT、ビリルビンの上昇等を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがある。,

副作用:その他副作用


免疫系 -免疫再構築炎症反応症候群
精神・神経系 -頭痛、不眠症、不安、めまい、傾眠-異常な夢、自殺念慮、うつ病-自殺企図、錯感覚、末梢神経障害
消化器 -悪心、下痢-嘔吐、鼓腸、腹痛、上腹部痛-腹部不快感
肝臓 -肝炎、肝機能検査値異常(AST、ALT等の上昇)
皮膚 -そう痒、脱毛-発疹
全身症状 -疲労-倦怠感、発熱
代謝及び栄養障害 -体脂肪の再分布/蓄積(胸部、体幹部の脂肪増加、末梢部、顔面の脂肪減少、野牛肩、血清脂質増加、血糖増加)-高乳酸塩血症、アミラーゼ上昇
筋骨格 -関節痛、筋肉痛-筋障害
臨床検査 -体重増加、血清クレアチニン増加-総ビリルビン増加、クレアチンホスホキナーゼ増加

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 707,810 0 0 29,673 149,191 238,163 180,945 71,147 34,653 4,038 0 0
女性 46,774 0 0 1,530 5,534 15,872 14,832 9,006 0 0 0 0
合計 758,074 0 0 31,203 154,725 254,035 195,777 80,153 34,653 4,038 0 0
男性 707,810 0 0 29,673 149,191 238,163 180,945 71,147 34,653 4,038 0 0
女性 46,774 0 0 1,530 5,534 15,872 14,832 9,006 0 0 0 0
合計 758,074 0 0 31,203 154,725 254,035 195,777 80,153 34,653 4,038 0 0
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道20,838
東北7,840
関東371,748
中部87,484
近畿154,646
中国・四国40,081
九州72,362
合計758,074
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道20,838
北東北0
南東北7,840
北関東11,332
南関東360,416
甲信越3,759
北陸6,646
東海84,087
関西147,638
中国29,002
四国11,079
北九州41,661
南九州0
沖縄61,402
合計758,074
都道府県別
都道府県名 合計
北海道20,838
青森県0
岩手県0
宮城県5,580
秋田県0
山形県0
福島県2,260
茨城県4,972
栃木県0
群馬県6,360
埼玉県4,190
千葉県29,760
東京都265,822
神奈川県60,644
新潟県0
富山県0
石川県4,650
福井県1,996
山梨県3,759
長野県0
岐阜県8,176
静岡県17,040
愛知県51,863
三重県7,008
滋賀県0
京都府1,356
大阪府129,502
兵庫県14,650
奈良県0
和歌山県2,130
鳥取県0
島根県0
岡山県0
広島県29,002
山口県0
徳島県0
香川県2,160
愛媛県0
高知県8,919
福岡県41,661
佐賀県0
長崎県0
熊本県0
大分県0
宮崎県0
鹿児島県0
沖縄県30,701
合計758,074
更新予告まとめ