薬剤詳細データ

一般名

メフロキン塩酸塩錠

製品名

メファキン「ヒサミツ」錠275 275mg

薬効名

抗原虫剤

添付文書(抜粋)

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薬剤名

メファキン「ヒサミツ」錠275

yj-code

6419003F1039

添付文書No

6419003F1039_1_10

改定年月

2023-12

第1版

一般名

メフロキン塩酸塩錠

薬効分類名

抗マラリア剤


用法・用量

治療: 通常成人には、体重に応じメフロキン塩酸塩として、825mg(3錠)~1,100mg(4錠)を2回に分割して経口投与する。 30kg以上45kg未満:初回550mg(2錠)、6~8時間後に275mg(1錠)を経口投与する。45kg以上:初回550mg(2錠)、6~8時間後に550mg(2錠)を経口投与する。 感染地(メフロキン耐性のマラリア流行地域)及び症状によって、成人には体重に応じメフロキン塩酸塩として、1,100mg(4錠)~1,650mg(6錠)を2~3回に分割して経口投与する。 30kg以上45kg未満:初回825mg(3錠)、6~8時間後に275mg(1錠)を経口投与する。45kg以上60kg未満:初回825mg(3錠)、6~8時間後に550mg(2錠)を経口投与する。60kg以上:初回825mg(3錠)、6~8時間後に550mg(2錠)、さらに6~8時間後に275mg(1錠)を経口投与する。 予防: 通常成人には、体重に応じメフロキン塩酸塩として、206.25mg(3/4錠)~275mg(1錠)を、マラリア流行地域到着1週間前より開始し、1週間間隔(同じ曜日)で経口投与する。流行地域を離れた後4週間は経口投与する。なお、流行地域での滞在が短い場合であっても、同様に流行地域を離れた後4週間は経口投与する。 30kg以上45kg未満:206.25mg(3/4錠)45kg以上:275mg(1錠)

効能・効果

マラリア

相互作用:併用禁忌

キニーネ及び類似化合物


キニジン、クロロキン(国内未承認)等


急性脳症候群、暗赤色尿、呼吸困難、貧血、溶血。(少なくともキニーネ投与後12時間は、本剤を初回投与しない。また、心毒性の発現が高まるために本剤投与後2週間は、キニーネの投与を慎重に行う。)


併用投与により心臓に対して累積的に毒性を与える可能性がある。


ハロファントリン(国内未承認)


致死的なQTc間隔の延長があらわれることがある。本剤は消失半減期が長いことより投与後においてもハロファントリンの投与は避け、他の薬剤を使用すること。ただし、ハロファントリンの投与の必要がある場合は、本剤の血中濃度を考慮し、十分な間隔をあけて慎重に投与すること。


QTc間隔延長作用の増大。


相互作用:併用注意

抗不整脈剤


カルシウム拮抗剤


ベラパミル等


β-遮断剤


抗ヒスタミン剤


不整脈などの心血管系に障害を及ぼす可能性がある。


QTc間隔を延長させる。


フェノチアジン系誘導体


三環系抗うつ剤


イミプラミン等


不整脈などの心血管系に障害を及ぼす可能性がある。


QTc間隔を延長させる。


強心剤


ジゴキシン


ジゴキシンの作用増強の可能性がある。


類似薬のキニーネにおいて、強心剤であるジゴキシンとの併用により、ジゴキシンの血中濃度が上昇する。


アルコール(飲酒)


幻覚、幻聴、妄想、自殺願望。


本剤による中枢毒性を強める可能性、あるいはアルコールの代謝阻害による急性アルコール精神病発症の可能性がある。


経口腸チフス生ワクチン(国内未承認)


ワクチン効果を減弱させる。(本剤初回投与の少なくとも3日前までに接種のこと。)


腸チフス菌の増殖阻害。


抗てんかん剤


バルプロ酸等


抗てんかん剤の作用を減弱させる。


抗てんかん剤の半減期を短縮させる。


狂犬病ワクチン(HDCV)(国内未承認)


ワクチン効果を減弱させる可能性がある。(HDCVは、本剤予防投与開始前に皮内投与療法の3回の投与を終了させるために、少なくとも旅行の1ヵ月前に皮内投与療法が開始されなければならない。このスケジュールができなければ、筋注療法を行わなければならない。)


狂犬病ワクチンに対する免疫応答の阻害の可能性がある。


CYP 3A4酵素阻害作用を有する薬剤


シメチジン


イトラコナゾール


リトナビル


マクロライド系抗生物質


グレープフルーツジュース等


併用により本剤の血中濃度又は併用薬剤の血中濃度が変動するおそれがあるので、患者の状態を十分に観察するなど注意すること。


本剤は肝チトクロームP-450 3Aにより代謝されることが示唆されているため、相互に影響を受ける可能性が考えられる。


CYP 3A4酵素誘導作用を有する薬剤


デキサメタゾン


リファンピシン


フェノバルビタール等


併用により本剤の血中濃度又は併用薬剤の血中濃度が変動するおそれがあるので、患者の状態を十分に観察するなど注意すること。


本剤は肝チトクロームP-450 3Aにより代謝されることが示唆されているため、相互に影響を受ける可能性が考えられる。


他の(上記以外の)CYP 3A4酵素で代謝を受ける薬剤


併用により本剤の血中濃度又は併用薬剤の血中濃度が変動するおそれがあるので、患者の状態を十分に観察するなど注意すること。


本剤は肝チトクロームP-450 3Aにより代謝されることが示唆されているため、相互に影響を受ける可能性が考えられる。


副作用:重大な副作用

1: 皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)(0.1%未満)

2: 中毒性表皮壊死症(頻度不明)

3: 痙攣(頻度不明)

4: 錯乱(頻度不明)

5: 幻覚(0.1%未満)

6: 妄想(頻度不明)

7: 肺炎(頻度不明)

8: 肝炎(頻度不明)

9: 呼吸困難(0.1%未満)

10: 循環不全(頻度不明)

11: 心ブロック(頻度不明)

12: 脳症(頻度不明)

13: 呼吸抑制(頻度不明)

14: ショック(頻度不明)

15: ミオパシー(頻度不明)

16: 視野欠損(頻度不明)

17: 網膜障害(頻度不明)

副作用:その他副作用


精神神経系 -めまい-ふらつき、不眠、魔夢、傾眠、頭痛、不安、関節痛、筋肉痛、振戦、健忘、平衡障害-感情不安定、異夢、抑うつ状態-異常感覚、落ち着きのなさ、協調異常、筋痙直、行動障害、神経症、睡眠障害、精神病様症状、ニューロパシー、パニック発作、偏執反応、末梢神経障害、末梢性運動障害、無気力
感覚器 -視力障害、耳鳴、聴力低下-前庭障害、霧視
消化器 -下痢、嘔気、食欲不振、腹痛、胃部不快感、嘔吐、便秘、腹部膨満-胃痛、潰瘍性口内炎、消化不良-歯肉腫脹、舌浮腫、唾液増加
循環器 -心悸亢進-期外収縮、高血圧、徐脈、心房細動、低血圧、頻脈、不整脈、房室ブロック
血液 -白血球減少、血小板減少-好酸球上昇、白血球増多、フィブリノーゲン上昇
過敏症 -じん麻疹、発疹、そう痒-多形紅斑、潮紅
肝臓 -AST上昇、ALT上昇-LDH上昇-LAP上昇、TTT上昇、ZTT上昇
その他 -倦怠感、疲労、脱力感、発熱、胸痛、悪寒、顔面浮腫-脱毛、鼻出血-BUN下降、CK上昇、アキレス腱炎、関節炎、血沈上昇、失神、多汗、トリグリセリド上昇、無力

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
女性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
合計 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
男性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
女性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
合計 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道0
東北0
関東0
中部0
近畿0
中国・四国0
九州0
合計0
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道0
北東北0
南東北0
北関東0
南関東0
甲信越0
北陸0
東海0
関西0
中国0
四国0
北九州0
南九州0
沖縄0
合計0
都道府県別
都道府県名 合計
北海道0
青森県0
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宮城県0
秋田県0
山形県0
福島県0
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群馬県0
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東京都0
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広島県0
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佐賀県0
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宮崎県0
鹿児島県0
沖縄県0
合計0
更新予告まとめ